わたしはかもめ2010年鴎の便り(12月)

便

12月19日

ロッテ・サブロー“ポスト西岡”補強お願い[サンスポ]

ロッテ・選手会長のサブローが19日、中山競馬場でのトークショーに参加後、球団に対し“ポスト西岡”の補強を要望したと明かした。「周りのチームが補強で強くなる中、ポイントに合った、いい補強をしてもらわないと。うちの場合はショート。剛(西岡)に代わる選手はなかなかいない」。選手会長は来季も続投。西岡の抜ける戦力を気にかけていた。

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サブロー、小林宏の分も「341シート」継続[スポニチ]

ロッテのサブローが来季も少年野球チームを招待する。昨年途中から小林宏とともに千葉マリン一塁側の約30席をポケットマネーで購入。互いの背番号を合わせた「341シート」として本拠地全試合で提供してきた。FA宣言した小林宏はチームを離れるが「僕1人でも続けたい」。数百万円の負担を1人で抱えることにも「大丈夫です」。この日は中山競馬場でトークショーに参加。馬券は惜しくも外したが、太っ腹な姿勢を見せた。

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サブロー、“西岡の穴”補強熱望…ロッテ[報知]

ロッテのサブロー外野手(34)が19日、西岡が抜けた遊撃手の補強を熱望した。この日、中山競馬場でのイベントに参加した選手会長は、西岡の穴の大きさを訴える一方で、2年連続の日本一を宣言した。

パ・リーグ他球団の補強状況は、やはり気になっていた。「名前だけ見ると、周りが強くなってきたイメージ。でも、今いる人間だけで、常勝チームを作っていきたい」。基本的には来季も、下克上を成し遂げた“和”の力で戦っていくつもりだ。

それでも、今季フルイニング出場した西岡の穴は大きい。「若いやつが出てくればいいけど、剛に代わるやつはなかなかね。(フロントと)そういう話もさせてもらいました。監督も球団も選手の話を聞いてくれる。それだけでも、すごいこと」。球団一丸となって、連続日本一への体制を整えていく。

◇ファンサービスは継続

サブローはファンサービスについては“補強なし”で継続していくつもりだ。今季までは小林宏と協力し「341シート」として千葉県内の少年野球チームを球場に招待してきたが、そのパートナーはFA移籍が決定的。「まだ、どうしようか考えている程度だけど、続けたいですね。負担が増える?全然大丈夫です」と、1人になっても仲間の補強はせず継続していく考えを示した。

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サブロー来季も少年招待へ[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(34)が、来季も独自のファンサービスを継続する。これまでは「レディースシート」や「地球はともだちサブローシート」などの特別席を企画。今季も小林宏とともに、2人の背番号にちなんで「341シート」と称し、千葉県内の少年野球チームを招待した。海外FA権を行使した小林宏の退団が決定しているが「僕だけでもできるならやりたい。お礼の手紙、色紙とかももらっているので。決まるのは(シーズンが始まる)ギリギリなんですけど、できれば続けたい」と意欲的だった。

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西岡英語挨拶、ツ軍監督も「ニシ!」[ニッカン]

「1」と「ニシ」で新たな歴史を刻む。ロッテからポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ、ツインズと3年契約を結んだ西岡剛内野手(26)が、本拠地ターゲットフィールドで入団会見を行った。新背番号「1」のユニホームに袖を通し、ボールボーイも辞さない覚悟でチームへの貢献を誓った。同席したロン・ガーデンハイアー監督(53)からは「ニシ」と声を掛けられ、日本語で挨拶されるなど期待の大きさをうかがわせた。

日米合わせ約100人の報道陣が見守る中、新背番号「1」のユニホームを着た西岡は野球少年に戻ったようだった。「似合ってる…って自分では言わないか。しっくりきましたね」と笑顔が絶えない。3歳で野球を始めた時から憧れていたメジャーに、ついにたどり着いた。英語で挨拶もした。「記者会見している絵も、テレビで見てきたことばかり。今、その状況に自分が立たされているのが信じられないという心境ですね」と夢見心地だった。

ロッテ時代に親しんだ背番号「7」は、地元出身の英雄マウアー捕手が所有。球団が提案した数字の中から「1」を選択した。これまで「1」という数字に特別な思い入れはないが「こっち(メジャー)に来て、1という番号に歴史を刻んでいきたいと思います」と意気込んだ。

「(06年の)WBCの時から注目していた」というスミスGMは「スピードと敏捷性のある若手を二遊間に起用したい」という若返り策を目指し、ロッテを日本一へ率いた西岡に白羽の矢を立てた。二塁へのコンバートが確実視されるが、ガーデンハイアー監督は「併殺プレーを見て、肩の力やフットワークを判断材料にポジションを決めたい」と発言。西岡自身は「(遊撃と)両方守れるように準備している。監督がボールボーイをしろと言ったら、ボールボーイもします」とジョークで笑いを誘った。

入札を知らされた時点で、ツ軍入団の意志は固まっていた。だが、実際に当地を訪れ、スミスGMやガーデンハイアー監督と知り合い、家族のように温かい環境に引かれた。西岡と交流するために日本語の習得を宣言している同監督は、会見場に日本語教材を持参。立ち去る際に「ニシ!ジャ、マタ」と日本語で声を掛け、「家族」の新メンバーを快く迎え入れた。

「貪欲に野球をして、監督、チームメート、ファンに対してアピールしていきたいですね」。西岡の新たな野球人生が幕を開けた。

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西岡のツインズ背番1、「けんか屋」も[ニッカン]

ロッテからポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ、ツインズと3年契約を結んだ西岡剛内野手(26)が18日(日本時間19日)、本拠地ターゲットフィールドで入団会見を行った。新背番号「1」のユニホームに袖を通し、ボールボーイも辞さない覚悟でチームへの貢献を誓った。

ツインズの背番1はワシントンDCからミネアポリスに本拠地を移した61年以降、21人がつけ、西岡が22番目。「けんか屋」として知られたビリー・マーチン(タイガース、レンジャーズ、ヤンキースなどの監督を歴任)も、現役としてプレーした最終年の61年途中にトレードでツ軍入りし、背番1を背負った。その後、65〜69年のコーチ、監督時代も「1」。近年ではカスティーヨ(06〜07年)、ハドソン(10年)といずれも二塁手が背番1をつけている。また、大リーグで背番1をつけたことのある日本人選手には福留(カブス)岩村(レイズ、アスレチックス)がいる。

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ホームを踏むことが仕事/西岡一問一答[ニッカン]

ロッテからポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ、ツインズと3年契約を結んだ西岡剛内野手(26)が18日(日本時間19日)、本拠地ターゲットフィールドで入団会見を行った。

≫正式に入団が決定。
西岡
「素直に嬉しいですね。1番多くのお金を出して入札してくれた。その期待に応えたいと思う。」
≫どんな貢献をしたい。
西岡
「たくさんホームを踏むことが僕の仕事。そのためには四死球でも塁に出たい。優勝を第1目標に戦っていきたい。」
≫ツインズの印象。
西岡
「プレーオフにも出ていたので、興味を持って見ていた。最初から温かく、家族みたいに接してくれて、すぐに溶け込めるチームだと思った。感謝しています。」
≫他の日本人メジャーを参考にするか。
西岡
「価値観には個人差がある。僕の人生を歩んでいきたい。他人のことはあまり参考にせず、自分の道を築き上げていきたい。」
≫メジャーの印象は。
西岡
「未知の世界。優勝争いできるチームで戦えることは、僕が成長していく過程では、すごくプラスになる。数字にこだわることなく、貪欲に野球に対して向き合っていきたい。」
≫自信がある点は。
西岡
「何もない。恐怖心の方が強い。それを覆すためにも頑張らないと。」

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西岡、ツインズ愛!背番「1」で歴史刻む[サンスポ]

ポスティングシステム(入札制度)で、ロッテからツインズに3年総額900万ドル(約7億5600万円)で移籍した西岡剛内野手(26)が、本拠地のターゲット・フィールドで入団会見。英語の挨拶に始まり、チーム愛を強調するコメントを連発して、首脳陣や地元ファンに好印象を与えた。背番号は「1」で、愛称は「ニシ」。新人らしく謙虚にスタートを切った。

ユニホームに袖を通した西岡が、ビル・スミスGM(52)から差し出された契約書にサインを入れた。背番号は「1」。ロッテ時代につけていた「7」はチームの顔、ジョー・マウアー捕手(27)の番号で、“禅譲”とはならなかった。それでも報道陣約50人、テレビカメラ10台の前で、照れながらも英語で挨拶をした。

「My name is Tsuyoshi Nishioka.I'm excited to be a part of the Twins family.Thank you.」(私の名前は西岡剛です。ツ軍の一員になれて興奮しています。ありがとう)。

全神経を集中して?何とかスピーチを終えるとホッとした表情。外の気温は氷点下13度と冷え込んだが、会場から拍手が湧き起こるなど、ツ軍の温かい歓迎ぶりに感激していた。そして、その後も“フォア・ザ・チーム”を強調するコメントを連発した。

「個人(成績)よりチームの優勝を第1の目標にして戦っていきたい」。「どこを守りたいという権利も、立場でもない。監督に言われたらボールボーイもします」。

ロッテでは主将を務め、パ・リーグの首位打者にも輝いたが、大リーグでは実績のない新人。謙虚な姿勢で地元のメディアやファンはもちろん、会見に同席したロン・ガーデンハイアー監督(53)にも好印象を与えた。

同監督は「これがあれば大丈夫」と、日本語のガイドブックを持参。早くも西岡を「ニシ」と愛称で呼び、「じゃあ、また」と日本語で声をかけて退席した。

ちょっと古いが、つかみはOK!次はプレーで、監督や地元ファンを魅了する。

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[西岡トーク]「ホームを踏むのが仕事」[サンスポ]

ポスティングシステム(入札制度)で、ロッテからツインズに3年総額900万ドル(約7億5600万円)で移籍した西岡剛内野手(26)が、本拠地のターゲット・フィールドで入団会見。英語の挨拶に始まり、チーム愛を強調するコメントを連発して、首脳陣や地元ファンに好印象を与えた。背番号は「1」で、愛称は「ニシ」。新人らしく謙虚にスタートを切った。

≫ユニホームを着て。
西岡
「素直に嬉しい。鏡を見て、自分でも“似合ってる”と思った。」
≫背番号は(03年ロッテ1年目からの)「7」から「1」に。
西岡
「このチームにはスーパースターのマウアーがいる。球団がいくつか(候補を)挙げてきて『1がいいのでは』といわれた。1番に歴史を刻んでいきたい。」
≫盛大な会見。
西岡
「光栄だし、感謝している。成績が落ちるとメディアも離れるので、離れないよう成績を残していきたい。」
≫どんなプレーを。
西岡
「数多くホームベースを踏むのが僕の仕事。喜んで四球でも死球でも出塁します。」
≫自信は。
西岡
「自信を持っているのは何もない。本当に恐怖心の方が強い。」

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西岡ツインズと3年契約「ニシと呼んで」[スポニチ]

ロッテからポスティング・システム(入札制度)で大リーグ移籍を目指し、ツインズと3年契約を交わした西岡剛内野手(26)が18日(日本時間19日)、本拠地球場のターゲット・フィールドで入団会見に臨んだ。背番号1のユニホームに初めて袖を通し、英語で自己紹介。愛称もロッテ時代の「ツヨシ」から「ニシ」へ。日本での栄光を全て捨て去り、ルーキーとして最高峰の舞台に挑戦する。

悲壮な決意が西岡の言葉の端々ににじんだ。日本人野手では最年少でのメジャー挑戦。「自信を持っているものは何もない。恐怖心の方が強い。レギュラーが確約されている訳じゃない。ルーキーらしくキャンプ初日からアピールしないと。貪欲に野球をしていきたい」。会見中、何度も「僕はルーキー」という言葉を繰り返した。今季、主将としてロッテを日本一に導き、首位打者と最多安打のタイトルを獲得した男は、裸一貫からのスタートを強調した。

自らの象徴も捨てた。背番号はこだわり続けた7をチームの顔、マウアーがつけるため、1を選んだ。07年には「TSUYOSHI」と登録名にしたこともある愛称は、「NISHI」に変える。「1番には何の思い入れもないけど、だからこそ1番という番号に歴史を刻んでいきたい。愛称はツヨシよりニシの方が外国人の方は呼びやすいのかなと」。会見中には退席するガーデンハイアー監督から「ニシ!じゃ、また!!」と早速、日本語で呼びかけられた。打順は上位に座り、守備位置は二塁か遊撃のどちらかを任されるが「どちらも守る準備はするが、僕はルーキーなので発言する権利も立場もない。監督がボールボーイしろと言ったら、ボールボーイします」と言い切った。

会見の冒頭では特訓を積んだ英語で「ツインズ・ファミリーの一員になれて興奮している」と挨拶。英会話の勉強にも励む考えで「そういう努力をしないとチームに溶け込めない。自分にも、チームのためにもなる」。ガーデンハイアー監督も会見に日本語会話のテキストを持参し「これでニシと交流を深める」と話すなど、全面サポートを約束した。

総額925万ドル(約7億7700万円)の3年契約。「応札がなかったらという心配もあったし、手を挙げてくれた球団に感謝しています。その恩に結果で返したい」。新生ニシとしての再出発。結果も名声も、再びゼロから積み上げていく。

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西岡「貪欲に野球に向き合っていきたい」[スポニチ]

◇ツインズ入団が決まった西岡と一問一答

≫どのようにチームに貢献していくか?
西岡
「数多くホームベースを踏むのが僕の仕事。喜んで四球でも死球でも出塁を優先し、個人成績よりチームの優勝を第一目標に戦っていきたい。」
≫ツ軍についてはどの程度知っていたか?
西岡
「最初から家族みたいに接してくれ、凄く溶け込みやすいチーム。優勝争いできるチームで戦えるのは、僕の成長していく過程で凄くプラスになると思う。」
≫首脳陣から具体的な数字の期待はあった?
西岡
「そういう話はないし僕自身も未知な世界。数字や結果にこだわるのでなく貪欲に野球に向き合っていきたい。」
≫大リーガーになるのはいつからの夢か?
西岡
「3歳から野球を始めて、その時から憧れていた場所。WBCでこっちの球場でやり、きっかけになったかもしれない。」

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[西岡トーク]1番に歴史を刻んでいきたい[サンスポ]

西岡はツインズ入団会見の冒頭で真新しい背番号「1」のユニホームに袖を通し、すがすがしい笑みを浮かべた。

≫正式に契約した。
西岡
「入札してくれた期待に応えたい。恩を返すためにもしっかり成績を残さないといけないと思う。」
≫米球界の印象は。
西岡
「未知の世界。どれだけできるか分からない。数字とか結果とかこだわらずに、貪欲に野球に向き合っていきたい。」
≫英語で挨拶した。
西岡
「来るときに何かしようと考えた。(英語は)ちょっとは覚えないと。自分のためにもなるし、努力したい。」
≫ユニホームは。
西岡
「最初に着たとき、似合っていると思った。しっくりきた。」
≫背番号が7から1になったが。
西岡
「このチームにはスーパースターのマウアーがいる。僕はルーキーなんで。これから1番に歴史を刻んでいきたい。」
≫チームの印象は。
西岡
「プレーオフにも出ていたので、興味を持って見ていた。(首脳陣は)最初に会ったときから家族のように接してくれて、すぐにとけ込めるチームだな、と。すごく感謝している。」

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