わたしはかもめ2011年鴎の便り(1月)

便

1月14日

ロッテ伊志嶺、地獄のランも楽々1位[ニッカン]

幕張のタフガイだ。第2クールに突入した浦和球場での新人合同自主トレ。ロッテ伊志嶺翔大外野手(22=東海大)が、地獄のシャトルランでドラフト1位の底力を見せつけた。「12月から、しっかり走ってきましたから。楽にこなせました」。往復100メートルを制限時間18秒でダッシュ。5本で1セットを5セット、繰り返す。合計25本のダッシュすべてを先頭で駆け抜けた。後半はほとんど独走状態。わずか50メートルの間で10メートル近いリードを奪った。「身体能力が違う」。担当の井辺スカウトも舌を巻くスタミナと瞬発力だった。

精神力も強い。他の新人たちが疲労から膝に手をつき、しゃがみ込む中、伊志嶺は平然と立ち続けた。「そういう姿は見せないようにしています。大学でもそうでした」。チームメートにも弱い姿は見せたくない。東海大では主将も務めた強いハートを見せつけた。

目標とする開幕スタメンを果たすために、まずはキャンプで1軍メンバーに入りたい。「新聞に大きく取り上げてもらえればアピールできますよね」。この日の魂の走りが伝われば、西村監督の心もグラッと動くに違いない。

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ロッテ・今江、小児がん基金など活動継続[サンスポ]

全国各地で“タイガーマスク運動”が広がる中、千葉県内の児童養護施設訪問や小児がん基金創設などを行ってきた今江が14日、テレビ朝日ビッグスポーツ賞の『報道ステーション スポーツ賞』を受賞。「僕はタイガーマスクのようなヒーローではなく、(児童らの)仲間。お互いに刺激し合ってます」と話し、活動継続を誓った。

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伊志嶺“驚異のパフォーマンス”も余裕!?[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・伊志嶺(東海大)が健脚を披露した。ロッテ浦和の新人合同自主トレで行われた100メートル×25本のシャトルラン。厳しいメニューに本数を重ねるごとに動きが鈍るライバルたちを横目に、育成選手を含む9人中全て先頭でフィニッシュ。驚異のパフォーマンスを見せつけ「12月中に走ってきたので楽にこなせた。まだまだ行けました」と涼しい顔をした。

東海大では主将。「疲れても膝に手をついたりしないようにしている。行動で見せないと」と意識は高い。視察した担当の井辺スカウトも「元気がいいのは新人だから当たり前だけど、身体能力が凄い」と目を丸くしたほど。50メートル5秒7の俊足ルーキーは「開幕でレギュラーを獲れるように頑張る。どんどん監督にアピールしていきたい」と意気込んだ。

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元銀行マン小林は佑ちゃん歓迎[ニッカン]

ロッテのドラフト3位小林敦投手(24)が「佑ちゃんフィーバー」を歓迎した。新聞、テレビは連日のように大観衆を集める日本ハム斎藤佑の話題ばかり。内心はうらやましい気持ちもあるに違いないが、元銀行マンらしく「パ・リーグが盛り上がるのはいいことでしょう」と大人の対応を見せた。この日から新人合同自主トレは第2クールに突入。練習強度もグンと上がったが「まだまだ大丈夫ですよ」と笑顔だった。

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藤谷「眠って」進まぬ卒業課題[ニッカン]

ロッテのドラフト6位藤谷周平投手(23=南カリフォルニア大)が14日、卒業課題が思うように進まぬ現状を明かした。前日の13日は新人合同自主トレ初の休日。卒業課題として教授に命じられた「日本における外国人の分布」を調査するためにさいたま市役所に赴く予定だったが「眠ってしまいました」と暴露した。「インターネットで調べられることだけやって、教授にメールをしました」。次回の休日こそ調査活動を行う決意だ。

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ロッテ・編成国際担当に李門翰氏[サンスポ]

ロッテは14日、昨年まで韓国プロ野球、サムスンのスカウトを務めていた李門翰氏が編成国際ディレクターに就任すると発表した。アジア戦略の強化が狙いで、李門翰氏は韓国を中心に日本でもスカウト活動などを行う。ロッテは過去に李承Y(現オリックス)を獲得し、昨季からは金泰均が所属している。

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小林宏、石垣島まで手荷物届かず!?[サンスポ]

ロッテからフリーエージェント(FA)宣言した小林宏之投手(32)が14日、自主トレを行う沖縄・石垣島に到着した。希望しているメジャー球団からのオファーはないままで「不安はある」と正直な心境を吐露。代理人がこの日阪神と接触する中、じっくりと体を仕上げていく。

苦境に立つ小林宏にさらなるトラブルが。羽田空港で預けた手荷物が、乗り継ぎ地の那覇空港で紛失して石垣島まで届かず。ロストバゲージとなり、到着と同時に館内放送で呼び出されてしまった。「次の便で来るみたいで、そのままホテルに届けてもらえるみたいです」。待ち受けていた悪天候に加えて不運の連続。苦笑いするしかなかった。

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小林宏、諦めん!まだメジャー“待つ”[スポニチ]

ロッテからFA宣言し、メジャー移籍を目指している小林宏が14日、自主トレのため沖縄・石垣島入り。

国内では阪神が獲得に動いているが「石垣島にいる間には決めないと思うし、決まらないと思う」と語り、同地での自主トレが終了する23日まではメジャー球団からのオファーを待つ考えを明かした。小林宏側の代理人事務所担当者は既に来日。阪神との交渉は15日にも開始するとみられていたが「それはない」と断言した。阪神側も小林宏本人の意向を最大限に尊重し、交渉は早くても24日以降。沼沢球団本部長は「現状こちらから何か、ということはありません。待つしかないですから」と語った。

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小林宏、結論は月末…移籍先は?[報知]

メジャー移籍を目指してロッテからFA宣言した小林宏之投手(32)が14日、移籍先の結論を今月末まで先延ばしする考えを示した。10日間の自主トレのため沖縄・石垣島に移動したこの日、「(状況は)変わらないです。こっちにいる間は決めないし、決まらないと思う」と慎重に判断する構えだ。

あくまでメジャー契約にこだわる右腕には、11球団がマイナー契約を提示しており、国内では阪神のみが獲得の意思を示している。メジャー球団と同時進行で阪神と交渉する可能性については、「全くないです」と海外優先の姿勢を改めて強調。阪神との正式な交渉の席につく場合は、メジャー移籍に関する結論が決まってからとなる見通しだ。

なかなか満足のいくオファーが得られない中で、「もちろん不安はありますけどね。これと同じくらいです」と南国らしい土砂降りの雨空を見上げた。「アメリカか日本のキャンプになるのか分からないが、ケガなく動けるように体づくりをしっかりしていきたい」。希望を信じて、今はトレーニングに集中する。

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