幕張本郷〜海浜幕張〜千葉マリン間を運行する京成バスが、車内アナウンス役にロッテ・清田の起用を検討している。石川晃球団運営本部長は「球団として清田を推薦したい。地元出身選手ですし、彼のさらなるモチベーションになってくれれば」と説明。チームでは渡辺俊、今江、大松、唐川らが起用されているが2年目での起用は球団の期待の表れでもある。「作業的には1ヶ月あれば可能」と京成バス担当者。キャンプでし烈な中堅争いを制し、開幕から存在感を示す。
ロッテのドラフト6位の藤谷(南カリフォルニア大)がキャンプの合間を縫って卒論執筆を行う。藤谷は大学で統計学を専攻。6月の卒業を目指して新人合同自主トレの休日に都内の区役所などを訪れ、外国人の居住分布について情報収集していた。1メートル90右腕は「データは集まりました。後は書くだけです」と話し、パソコン持参で鹿児島・薩摩川内の2軍キャンプに臨む。
パ・リーグは25日、今季公式戦の詳細日程を発表した。開幕は2年ぶりのセと同時開幕となる3月25日で、Kスタ宮城を含めて3試合全てナイターで行われる。
楽天は3月29日からのソフトバンク3連戦(Kスタ宮城)を全て午後1時開始のデーゲームで行う。同球場での平日のデーゲームは3年ぶり。また、オリックスは9月10、11日の西武戦(神戸)を、ロッテは9月3、4日の楽天戦(QVCマリン)をナイターに設定。猛暑に見舞われた昨年9月に屋外球場で行ったデーゲームでファン、選手が熱中症で倒れるなどしたことを両球団が考慮し試合開始時間が見直された。なお、オールスター戦は7月22日から3試合を行う方向で調整している。
正遊撃手候補のロッテ・細谷圭内野手(23)が、井口の“ストーカー”になってレギュラーの座を射止める。ロッテ浦和球場で25日、約3時間の自主トレ。「もうキャッチボール(の相手)をお願いしました。そこからコンビネーションを作っていきたい」と、沖縄・石垣島の春季キャンプでも徹底的に密着マークすることを宣言した。
今年は23日まで約2週間、沖縄・名護市内での井口、阪神・鳥谷らとの自主トレに初参加。マンツーマンで井口から打撃指導を受け「打ち方や、どういう感覚でやっているか、自分になかった考えを聞けた」と濃密な時間を過ごせた。
昨季までの正遊撃手でツインズに移籍した西岡は、キャンプの全体練習前に行う井口恒例のアーリーワークに参加。二遊間の信頼関係を築くため、キャッチボールの相手も志願した。細谷も「僕もぜひそうしたい」と、朝から晩まで背中を追い続ける覚悟だ。
これまでの1軍出場は通算26試合だが、昨年のファーム日本選手権で最優秀選手賞を獲得。高卒6年目で飛躍が期待される注目株だ。外野から転向する荻野貴らライバルは多くても、井口イズムで背番号59が輝きを放つ。