わたしはかもめ2011年鴎の便り(2月)

便

2月1日

ロッテ・荻野貴、開幕1番へ第一歩[サンスポ]

右ひざ故障からの復活を目指し、外野手から遊撃手へ転向したロッテ・荻野貴司内野手(25)が沖縄・石垣島キャンプの1日、特守に臨み、開幕スタメンへ第一歩を踏み出した。

「動きとしてはまだ8割ぐらい。ただ、痛いからといってやらずにいたら先に進めない。踏ん張りどころです」。昨年5月21日に右ひざ外側半月板を損傷して以来、初めて1軍のメニューをフルにこなした。遊撃転向を命じた西村監督は「これからです。やってくれるでしょう」と期待を寄せ、青山総合コーチも「やるべきことをやり、挑戦していくことでは(考えが)一致している」と後押しした。

荻野貴は「1番を打たせてもらうのに超したことはないけど、まだそこまで考えていない」と謙虚だが、新天地での未来をたくましく切り開いていく。

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ロッテ・伊志嶺、3000メートル走1位[サンスポ]

ロッテD1位・伊志嶺(東海大)に1日、早くも勲章だ。野手21人全員が参加した3000メートル走で、堂々の1位に輝いた。「自分の持ち味は足。手を抜いたりできないし、負けず嫌いですから」。打撃練習では先輩達の鋭い打球に「(アマ選手とは)質が違う」と舌を巻いたが、自らもサク越えを放つなど、しっかりアピールしていた。

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ポスト西岡任せろ!荻野貴、決意の遊撃ノック[スポニチ]

外野から遊撃へ転向したロッテの2年目の荻野貴が第一歩を踏み出した。「ポスト西岡」の期待がかかる中、遊撃で約20分間のノックを受けた。昨年5月には右膝を手術し、回復具合は8割程度。ほぼ正面の打球に限られたが、確実に処理し「まだまだです。慣れてくると思うし、これから上げていきいた」と話した。

遊撃を守るのは関学大時代以来3年ぶり。全体練習でフルメニューをこなしたのも手術後初めてだった。「踏ん張ったりする動きに、一瞬怖さがある」というのも最もだ。だが、青山総合コーチは「無理だったら連れて来ない。痛みはあるというが、乗り越えていかないといけない」。外野用グラブも持参しているが、荻野貴も「今は遊撃しか考えていない」と強い決意。昨季46試合で25盗塁の俊足を最大限に生かすため定位置を勝ち獲る。

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“ポスト小林宏”マクローリーは剛腕の片鱗[スポニチ]

阪神に移籍した小林宏に代わるロッテの抑え候補の最速161キロ右腕・マクローリーが豪腕の片鱗を見せた。

西村監督が見守る中でブルペン入りし、カーブ、チェンジアップを交えて34球。「85%の力で投げた。初日にしては直球がいい走りだった」と満足げ。捕手の的場は「球に力があった。きれいな回転は1球もなく微妙に動いていた」と評した。

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走ることが自分の売り!伊志嶺、俊足ぶり披露[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・伊志嶺(東海大)が俊足ぶりを見せつけた。球場に隣接する陸上競技場で野手陣が3000メートル走を行い、堂々の1位。2位の根元を約200メートル離してフィニッシュし「走ることが自分の売り。負けたくないので」と汗をぬぐった。

フリー打撃では広角に打ち分ける一方、柵越えも披露。西村監督は「いいものを持っている印象を受けた」と目を細めていた。

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今年は主将なしで…2年連続日本一目指す[スポニチ]

ロッテは日本一になった昨季と同様に午前7時からの散歩でキャンプスタート。メーン球場には日本一のチャンピオンフラッグが掲げられたが、西村監督は「(心境の変化は)全くない。昨年と同じです」と口元を引き締めた。

昨季主将を務めた西岡がツインズに移籍。後任については「今年は置かない。みんなでやっていこうということです」と明らかにした。スローガンの「和」の精神の下、チーム一丸で2年連続日本一を目指す。

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伊志嶺、快速アピール!3キロ持久走でトップ…ロッテ[報知]

ドラフト1位・伊志嶺翔大外野手(22)=東海大=が1日、自慢の快足ぶりで“ロッテ・ダービー”を制した。野手強化メニューの3キロ持久走でトップを奪い「走ることに関しては、自分の売りだと思っている。だから負けたくない」と強気に宣言。早々とキャンプ初日から、リードオフマン候補としてアピールに成功した。

息の上がる先輩達を尻目に涼しい表情だった。メーン球場に隣接する陸上競技場で行われた持久走で、2位の根元に半周差の大差をつけてゴールした。熱視線を送っていた西村監督は「いい選手であることは間違いない。すごくいいものを持っている」とベタ褒め。50メートル5.7秒の俊足に加えて、たくましいスタミナと身体能力を印象付けた。

昨季終盤にブレークした清田と中堅手のレギュラーを、争うことになる。打撃練習では「(プロは)打球の質が違うな、と肌で感じました」と息をのんだが、俊足は1軍レベルを証明だ。目標は開幕レギュラー。プロの先輩を押しのけて、“下克上”の野望へ突き進む。

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井口はアーリーワークから…ロッテ[報知]

井口は今季も全体練習前に行う「アーリーワーク」でキャンプ・スタート。自主練習で体をつくり、動きは軽快。「チャンピオンフラッグの下でやれるのは気持ちいい」と笑顔。初日のアーリーワークに9人が参加するなど、チームには井口の考えが浸透。西岡が抜け、誰が井口と二遊間を組むかが注目される。「他人の動きをしっかり見て、クセを覚えたい。色々な人と組めるのは楽しい」と表情は明るかった。

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西村監督「非常に良かった」[ニッカン]

キャンプ初日を終えたロッテ西村徳文監督(51)は、満足そうな笑みを浮かべた。「選手の動きも非常に良かった。かなり(自主トレを)やってきてくれた感じがするね」。投手陣強化を課題に掲げるだけあって、この日はブルペンで22人の投手を入念にチェック。エース成瀬や新外国人マクローリーの投球を食い入るように見つめていた。

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マクローリーがブルペン好感触[ニッカン]

ロッテの新外国人ボブ・マクローリー投手(28=オリオールズ傘下2A)が1日、いきなりのデモンストレーションを決めた。キャンプ初日からブルペン入りし、力のある直球を中心に約30球を投げ込んだ。「ストレートは85%の力だった。今日は自分から入ろうと決めていたし、初日にしてはいい感じだった」と話した。

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俊介初日からブルペン熱投70球[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(34)がキャンプイン初日からブルペンで熱投した。捕手を座らせて約70球。「打者の目線でどう見えるかを確認したかった」。打者を置いて、より実戦的な形で、シンカーやスライダーなど変化球の曲がりをチェックした。「まずまず、自分のフォームで投げられていました」と初日としては上々の感触だった。

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昨季と同じ午前7時始動…ロッテ[報知]

バックスクリーン上に日本一のチャンピオンフラッグがたなびく。快晴の下、昨季と同じく午前7時からの散歩でキャンプが始まった。今年から使用する新球場は、3月からQVCマリンフィールドと名称変更する本拠地、千葉マリンとファウルゾーンも含めてほぼ同じサイズに造られている。西村監督は「練習するのにいい環境。(内容は)厳しくなると思う」と話し、競争で底上げを図っていく。

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市長も気候のよさアピール[ニッカン]

ロッテの石垣キャンプが1日、スタートした。練習開始に先立ち、全面改修した石垣市中央運動公園野球場ではオープニングセレモニーが行われ、地元から石垣牛40キロや野菜の詰め合わせが贈られた。前日は最高気温13度に冷え込んだ石垣島だが、この日は朝から快晴。挨拶をした中山義隆石垣市長(43)も「沖縄本島の最高気温は16度。石垣は19度。南の分だけ暖かい」と気候のよさをアピールしていた。

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「声出し」でスタート[毎日新聞]

◇今季の決意表明、ファン700人詰めかけ

プロ野球の春季キャンプが一斉に始まった1日、沖縄・石垣島の千葉ロッテマリーンズは午前7時、選手が今季の決意を表明する「声出し」でスタートを切った。球場にはファン700人が詰めかけた。

声出しは、西村徳文監督が就任した昨年からの恒例行事。キャンプ中の毎朝、選手が1人ずつ大声で宣誓する。初日は宿舎近くで体操した後、ドラフト1位の新人、伊志嶺翔大外野手(22)が「新人らしく元気を出して頑張ります」と声を張り上げた。選手らは太陽が昇り始めた海岸沿いを散歩し、体をほぐした。

午前10時、1軍メンバー全員でウオーミングアップ。野手陣は打撃や守備練習など軽めのメニューに取り組み、投手陣は全員がブルペンでフォームや指先への球の掛かり具合を確かめながら投げ込んだ。

唐川侑己投手(21)は直球中心に69球を投げた。キャンプインを迎え「身を引き締めてやりたい」と凜とした表情。昨季は、肘の負傷でシーズン途中で離脱。「背中や肩甲骨の筋力を鍛えて、肘に負担をかけない投球をしたい」と具体的な課題を掲げた。

初めてロッテのユニホームで練習した伊志嶺外野手は「声出しは緊張したが心の準備はできていた。やっと始まった」と初々しい表情。「走りは自分の売り。気を抜いたり負けたくなかった」と三千メートル持久走ではトップでゴールした。一方、打撃面ではプロのレベルの高さを痛感した様子で「逆方向を意識して金森栄治コーチの理論を取り入れながらどんどん成長したい」と意気込みを語った。

練習後、西村監督は「伊志嶺は身体能力の高さを感じた。選手たちは動きが良く、しっかり体を作ってきてくれた。これからですよ、全て」とキャンプ初日の手応えに満足げな表情を浮かべた。

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