わたしはかもめ2011年鴎の便り(2月)

便

2月2日

「全力」へあと一押し、荻野貴遊撃手に挑む[千葉日報]

状態は間違いなく上向いている。プロ1年目の昨年序盤に千葉ロッテの快進撃に貢献しながら、右膝の負傷で5月に手術した荻野貴。走攻守で全力を出せるまで、あと一押しの段階まで来た。

雨で室内での練習となった。昨季の外野手から、内野手に転向して初めて併殺など二遊間のコンビプレーに取り組んだ。遊撃の守備は大学以来とあって、ぎこちなさが残る。練習の質、量を高めていきたい中で「やらなきゃいけないけど、できない」。医師からは練習内容の制限はされていないものの、本人にまだ怖さが残っている。

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俊介「こわもての嫌われ者」になる[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(34)が「こわもての嫌われ者」になる。優しい顔立ちで、外見は完全にベビーフェースのイメージだが「球も遅いから安心して打席に入られている。怖さを与えることも必要でしょう」とイメチェンを宣言した。

95球を投げたキャンプ初日に続き、ブルペン入り。投手陣で1人だけ打者を立たせ、89球を投げた。1球ごとに軌道を確認。肩をつくる段階の第1クールとは思えない細かい作業を繰り返した。統一球の曲がり方をチェックする目的とともに「打者からの見え方」を感じる狙いだ。

熱心に繰り返していたのが左打者の内角を突く変化球。内から外へ逃げるように落ちるシンカーや懐をえぐるスライダーを、プレートの踏み位置やコースを変え、投げ込んだ。「今までは自分がいいと思う球を投げて、打たれていた。打者が嫌だと感じる球を投げた方がいい」。投球パターンを読まれて打ち込まれた昨季の反省が、発想の転換を生んだ。

左打席に入った金沢は、シンカーにのけぞり「プレートの一塁ギリギリに立たれた球は怖かった。えぐいです」と震え上がった。「なめられたくない」。幕張のサブマリンが内角攻めで危険な男に生まれ変わる。

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ケンカ投法!ロッテ俊介、打者ビビらせる[サンスポ]

なめたらあかん!ロッテのサブマリン右腕、渡辺俊介投手(34)が2日、沖縄・石垣島キャンプで前日に続いてブルペン入り。危険球すれすれの“ケンカ投法”の実践を誓った。「僕の球が当たっても痛くはないと思って、当たりにくる打者もいる。なめられてますよね。投手にとって(打者が)怖さ(を感じること)は必要。安心して打席に立たせてはいけない」。

この日、渡辺は左右の打席に関係者を立たせ、89球の熱投。特に、左打者の内角をえぐるシンカーに磨きをかけた。左打席に立った捕手の金沢は「(渡辺俊が)プレートの1番左はじを使って投げてきたとき、怖いと思いました」と証言する。

伝え聞いた右腕は「怖いって?狙い通りです」とニヤリ。今季は軟投派のイメージをかなぐり捨て、マウンドで鬼になる。

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正遊撃手へ荻野、志願の居残り特守…ロッテ[報知]

荻野貴司内野手(25)が2日、志願の居残り特守で正遊撃手へ猛アピールした。今季はメジャー移籍した西岡の後継者として外野からコンバート。昨年5月、右膝の手術を受けたが「昨日(1日)より動けた。膝の調子も良かったので」と、当初のメニューになかった特訓に励んだ。

慎重な言葉の一方で、表情の明るさに手応えが見えた。今キャンプ初のシートノックでは、ライバルの根元、細谷とともに内野の連係プレーをこなした。関学大時代までは遊撃手としてプレー。「動きは分かっているが、(プロで内野は)初めてだったので緊張した。まだ足が使えていない」と、キャンプ期間中に3年間のブランクを埋めていく。

その素質を高く評価する西村監督は、「今はショート1本で勝負して欲しい」と大きな期待を寄せた。ライバルとの争いに「今は自分のことで精一杯」と控えめだが、持ち前の俊足好打で“西岡2世”を射止める。

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渡辺俊、変化球の新組み立て試行錯誤[スポニチ]

復活を期すロッテの渡辺俊が投げ込みより変化球の精度を最優先する。この日は打者を立たせてブルペンで89球。シンカー、スライダーなどを投じ、統一球での曲がり具合をチェックし「肩の仕上がりよりも、打者から見て(変化が)どうか確認したかった」と話した。この2年間に限れば、11勝21敗。同じようなパターンで崩れており「去年感じたことの中から、新しい組み立てができれば面白い」。プレートの左端から左打者の懐をえぐるようにシンカーを投じるなど試行錯誤していた。

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伊志嶺、早出&居残り特打!3時間の振り込み[スポニチ]

ロッテドラフト1位の伊志嶺(東海大)が早出特打、居残り特打と計約3時間バットを振り込んだ。 金森打撃コーチから腰に意識を置いて打つよう徹底され「難しいけど少しずつ成長できている実感がある。粘り強く身につけたい」と話した。50メートル5秒7の俊足を生かした守備と走塁は一級品。打撃強化で中堅の定位置をつかむため、今後もキャンプ打ち上げまで無休で特打を行う。

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伊志嶺が早出と居残り特打「1日中バットを振る」…ロッテ[報知]

新人の伊志嶺(22)=東海大=が早出と居残り特打で、金森打撃コーチの指導を受けながらバットを振り続けた。球を引きつけ、脇を締め、腰の回転で打ち返す。昨年は荻野貴や清田らが、この「金森理論」で力をつけた。「難しいけど、乗り越えれば結果としてついてくる。1日中バットを振る気持ちで、絶対に身につけたい」と意欲的に語った。

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ドラ1伊志嶺が「金森塾」入門[ニッカン]

ロッテのドラフト1位伊志嶺翔大外野手(22=東海大)が2日、「金森塾」に入門した。全体練習終了後から約2時間半、金森栄治打撃コーチ(54)からバッティングの指導を受けた。自主トレ中から待ち望んでいた入塾に伊志嶺も「腕の力に頼らずに、腰で振るということを教わった。習得するのは難しいが、少しずつ成長していきたい」と満足そうな表情だった。金森コーチも「力まずにいいバランスでバットを振ることを教えた。非常にいい素質を持っていますよ」と期待をかけていた。

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細谷「結果」へ9時間トレ[ニッカン]

ロッテ細谷圭内野手(23)が2日、意欲の9時間トレーニングを敢行した。午前8時半からの早出練習に始まって、居残りの打撃練習が終了したのが午後5時半。最後の1人になるまでバットを振り続けた。この日は荻野貴、根元というポスト西岡を争うライバルと特守も受けた。「頑張っただけじゃだめなんです。結果を残さないといけない」。定位置奪取に向けて、気合を見せつけた。

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薮田が連日のブルペンで70球[ニッカン]

ロッテのベテラン薮田安彦投手(37)が連日のブルペン入りで、70球を投げ込んだ。「キャッチャーがいい音で捕ってくれているだけ。いつもと変わらないですよ」と謙遜するが、直球のスピードは並んで投げる他の投手と比較しても群を抜いている。「まずはフォームを固めていかないといけない。明日以降も調子を見て(ブルペンに)入ります」と年齢を感じさせない動きを見せている。

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伊志嶺選手、居残り練習で汗[毎日新聞]

◇「自分の感覚つかみたい」

石垣島春季キャンプ2日目の2日は雨に見舞われ、千葉ロッテマリーンズの選手達は石垣市中央運動公園内の屋内練習場で汗を流した。

新人の伊志嶺翔大外野手(22)は全体練習後、居残り練習に取り組んだ。金森栄治コーチ(53)の「腕ではなく腰で打て」という厳しい指導のもとで、フリー打撃などを約2時間こなした。伊志嶺外野手は「こんなにバットを振ったのは過去にありません」。

キャンプ中は早出の特打ちと居残り練習を毎日続ける覚悟だという。「1日中バットを振りたいが、時間は限られている。その中で振る時間を長くして自分の感覚をつかみたい」と意欲満々だ。

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