わたしはかもめ2011年鴎の便り(2月)

便

2月3日

ロッテ山本一が内川に“あご対決”挑戦状[ニッカン]

日本ハムから移籍のロッテ山本一徳投手(27)が、ソフトバンク内川に挑戦状をたたきつけた。「ぜひ、対戦をお願いしたい」。内川といえば球界屈指のあごの鋭さで有名だが、あごなら山本一も負けてはいない。「兄弟からは『猪木』と呼ばれていました」。横から見た顔のシルエットは三日月のよう。早大時代は「崖っぷち」と言いながら山本一のあごをさわるパフォーマンスがチーム内で流行したという。

目立っているのはキャラだけではない。「直球で強気に押すのが自分の持ち味です」。3日はブルペンで81球を投げたが、あまりに重い直球の影響で?手伝いで捕手を務めたBCリーグ群馬の選手の指先に裂傷ができた。「球界一のあご」を自称する貴重な中継ぎ左腕は、あごを突き出す迫力のフォームでブルペンを支える。

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ロッテ・大嶺、故郷石垣島から剛球復活だ[サンスポ]

ロッテ・大嶺祐太投手(22)が沖縄・石垣島キャンプの3日、ブルペンで118球の熱投を披露した。今季のテーマを剛球復活に掲げる大嶺は“魔球”も試投。昨季は3勝に終わった男が、自身初の2ケタ勝利を目指し、故郷から復活する。

うなりを上げる直球。捕手のミットが、小気味いい音を立てる。7割が直球の計118球。大嶺がブルペンの“トリ”を務めた。「真っ直ぐの力を取り戻したい。強いボールを投げたいんです」。

第1クール3日間は毎日ブルペン入りし、球数は計297球。さらに“魔球”も試した。右打者の内角へ鋭く落ちるスプリット・フィンガード・ファストボールだ。変化の見事さに、松井ブルペン捕手は即興で『石垣タイガーボール!』と叫んだ。

昨季は7月下旬に2軍に降格して以降、再び1軍のマウンドを踏むことはなく、3勝(6敗)止まり。「チームは日本一になったけど、自分は何も貢献できなかった」。伸びのある直球習得に向け、今年1月にはソフトバンク・和田との宮崎自主トレに2年連続で参加。体幹を意識した投球などを学んだ。

「去年は期待を裏切ったが、今年は10勝を期待したい」と西村監督。2ケタ勝利は本人の目標。地元・石垣島から剛球が復活する。

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大嶺、新球スプリットに命名「石垣タイガーボール」[スポニチ]

ロッテの大嶺祐太投手(22)が3日、沖縄・石垣島キャンプでのブルペン投球でスプリットの習得に乗り出した。名付けて「石垣タイガーボール」。プロ5年目を迎える同島出身の斎藤世代の右腕が、新球で飛躍を期す。

「いいぞ、石垣タイガーボール!」。松井ブルペン捕手から威勢のいい声が上がる。人気サッカー漫画「キャプテン翼」に登場する日向小次郎が沖縄で編み出した「タイガーショット」に負けないスピード&切れ味で、鋭く落ちる球が右打者の内角に決まった。新球も交えて118球。3日連続ブルペンで計297球を投じた大嶺は「いい球と悪い球のバラつきがあるけど、体重移動がスムーズなときは強い球がいった」と汗をぬぐった。

昨季は先発の一角と期待されながら3勝6敗、防御率5.17に終わった。大嶺の持ち球はスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ。落差が小さく芯を外せるスプリットを加えることで、ストライクゾーンで勝負でき、投球の幅が広がる。「10勝してくれるはずが期待を裏切ったからね。今年はやってくれると信じている」と西村監督の期待も大きい。

制球難のため、昨季終盤にワインドアップをセットポジションに変更。この日も通常のブルペン投球後、再びブルペンに入ってフォームを固めた。同学年の斎藤らのフィーバーを横目に「同世代というより、今年は期待を裏切りたくない」。タイガーならぬ虎の目をして、大嶺は熱く口にした。

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俊足ルーキーに西村監督が走塁の心得伝授[スポニチ]

ロッテの西村監督がドラフト1位の伊志嶺(東海大)に走塁の心得を伝授した。50メートル5秒7の俊足ルーキーに、三塁ベースを舞台に約15分間の実演指導。

4年連続盗塁王に輝いている指揮官は「その点に関しては(現役時代に)相当やってきたつもり。参考になれば」と話した。伊志嶺は「離塁、帰塁やメンタルの部分の話を聞いた。牽制が入る中でいかに速くするかが勉強になった」と感激していた。

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西村監督「いいスタート」[ニッカン]

ロッテのキャンプが3日間の第1クールを終え、西村徳文監督(51)が満足そうな笑顔を見せた。「選手はしっかりと準備をしていたと思う。動きがすごくよかった。今年1年のいいスタートが切れた」。監督自身は、第1クールは選手全員の状態を把握することに主眼を置いた。「個々の名前は特に言いません。全員を見ようと思っていたからね」。あらためてスローガンの「和」に基づく全員野球を強調していた。

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成瀬がブルペン皆勤賞[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(25)が、第1クール皆勤賞となる3日連続のブルペンに入った。「統一球に早く慣れる目的もあるけど、疲れてきた状態で投げておきたかった」。73球を投げたが、うち33球はキャンプ3日目にして初めて打者を立たせてコントロールをチェック。「ボールになった球でも低めに抜けていたのがよかった」と満足そうな表情で振り返った。コンビを組んだ松井隆昌ブルペン捕手(44)も「びっくりするぐらい球が低めに集まっていた」と投球を絶賛していた。

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吉見、フォーム固めに120球[ニッカン]

ロッテ吉見祐治投手(32)が3日、ブルペンで120球を投げ込んだ。「自分は投げ込んで肩を作っていくタイプ。ここまでは順調だし、まずは自分のフォームを固めていきたい」と話した。シーズン途中に移籍した昨季は3年ぶりの完封勝利など6勝をマークし、チームのCS進出に貢献した。今季も「先発、中継ぎにこだわらず、必要とされる場所で働きたい」とフル回転を誓った。

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大嶺が直球「極めていきたい」[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(22)が3日、3日連続のブルペンに入り、118球を投げた。「いい球と悪い球のばらつきがある。交互にきている感じがする。このキャンプではストレートを極めていきたい」。キャンプでは直球の威力を取り戻すのがテーマ。今後も直球を中心に投げ込み数を増やしていく。

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「いいスタートが切れた」西村監督は手応え十分[スポニチ]

ロッテ・西村監督は第1クールを終え「しっかり選手が準備をしてきたのが見えた。いいスタートが切れた3日間だった」と手応えを感じている様子だった。

「全員を見ようと思っていた」と、ブルペンや球場を動き回った。新人の伊志嶺(東海大)に直接走塁の指導をするなど、精力的だった。荻野貴、細谷、根元の遊撃手争いについては「(候補が)3人と決まった訳じゃない。(最終的に)決まらなければ、2人になるかも」と競争心をあおっていた。

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成瀬、3日連続ブルペン「疲れている時に投げてみたかった」[スポニチ]

ロッテ・成瀬が3日連続でブルペンに入った。「体が疲れている時に投げてみたかった」と変化球を交えて72球を投げた。

途中からは打者を立たせ、内外角の低めに投げ分けた。「3日間で内容が1番良かった。思ったより順調に来ている」と充実の表情だった。

昨季は7年目で初めてシーズン200投球回を達成した。今季の目標は背番号と同じ17勝。到達すれば自己最多となる数字を掲げたエースは「去年以上の球を投げないと。もうちょっと下半身を使わないと」と反省も忘れなかった。

4日は練習休み。

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