わたしはかもめ2011年鴎の便り(2月)

便

2月10日

積極性戻った荻野貴[千葉日報]

荻野貴が、初めて行われたシート打撃で攻守に元気なところを見せた。実戦形式に出場するのは、右膝をケガした昨年5月21日以来。「気持ちがちょっと楽になった」と表情を緩めた。

打撃では高めの直球をとらえ、左中間を真っ二つに破る。八割程度の力で走ったというが、軽やかな足取りで三塁に到達した。外野から転向した遊撃の守備でも、ゴロを難なくさばいた。「生きた打球を取るのはキャンプが初めて。徐々に慣らしていきたい」。

全体練習終了後には志願して特守を受けた。キャンプ序盤は再発への怖さから、自重する姿勢が強かった。ここにきて、大きく変わった。赤坂フィジカルコーチは「自らやろうという意欲は今までなかった。今はこちらが抑えるほど」と言う。

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ロッテ荻野貴9ヶ月ぶり“実戦”復帰[ニッカン]

ロッテ荻野貴司内野手(25)が10日、右膝半月板を損傷した5月21日のヤクルト戦(千葉マリン)以来となる“実戦”復帰を果たした。石垣市総合運動公園で行われたシート打撃で、上野から三塁打を放つと、今季、コンバートされた遊撃の守備でも颯爽としたプレーを見せ「実戦形式はあの時以来です。気持ち的にはちょっと楽になりました」と、段階を踏めたことを喜んだ。

昨年、負傷離脱するまでに25盗塁を重ねた俊足の片鱗も見せた。三塁打は「8割程度の力で走りました」と言いながらも三塁到達までかかったタイムは12秒08。一般的に俊足とされる12秒2以内で悠々と走っている。焦る気持ちと闘いながら気持ちと体をセーブしているといい、タイムを聞かされると「少し安心しました」と現状を把握した。

ただ西村監督は慎重だ。「少しずつ良くなってるね。怖さに、少しずつ慣れていけると思うけど、100%のところにいくにはもう少し時間がかかる」。西岡が抜けた1番遊撃の大きな穴を埋める最有力候補。それだけに首脳陣も慎重になる。志願の特守で練習を終えた背番号4は「状態がすごくいいんです」。全快が近いことを予感させる、力強い口調だった。

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ロッテ・マーフィー、ひげをバッサリ[サンスポ]

ロッテ2年目左腕・マーフィーが10日、自慢のひげをばっさりそった姿で現れ、周囲を驚かせた。「あごのひげをそったらしっくりこなくて、口ひげもそったんだ」。昨年は成瀬の13勝に次ぐ12勝(6敗)をマーク。今年もひげにはこだわりを持ち「ひげがないと(相手も)怖くないだろうから、開幕前までに熊みたいに生やすよ」と、ひげ面で相手をビビらせる“マーフィーの法則”を強調していた。

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阪神、ロッテに「プロテクト名簿」手渡す[サンスポ]

阪神・沼沢正二球団本部長(52)が10日、那覇市内で行われた12球団代表者会議前、ロッテ側に、小林宏之投手(32)のFA移籍に伴う人的補償でロッテが獲得不可能な選手28人の名簿を手渡した。ロッテが金銭補償ではなく、人的補償を希望すれば、回答期限の3月9日までに獲得選手名を阪神側に伝える。

運命のリストは、ロッテ側に手渡された。小林宏獲得で喜んだ阪神だが、1人“奪われる”リスクは避けられない。プロテクトした28人以外は、誰を指名されても文句は言えない。

沼沢本部長は「考え抜いて決めました。悩んだけれど、後はしょうがない。(回答期限の)40日というルールがある以上、こちらからは言えません。待つだけです」とまな板の上のコイの心境。2007年暮れには広島から新井をFA補強したが、人的補償で赤松を取られている。さて、今回は?

一方のロッテ球団関係者は「阪神とは互いの協定で、決まるまで公開しません。プロテクトされた選手の中には、億単位のプレーヤーもいたし、若手のプレーヤーもいました」と煙に巻いた。

ロッテ側は、すでに2月1日から編成担当者を宜野座の阪神キャンプに派遣している。今後は獲得候補選手を絞り込み、その動向を追跡調査していくことになる。待つ身には、長い長い1ヶ月の始まりだ。

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荻野貴、久々“実戦”で快打も守備ではポロリ[スポニチ]

今季に外野から遊撃に転向したロッテ・荻野貴が10日、、シート打撃に参加。攻守で明暗を分けた。

右膝を負傷した昨年5月21日のヤクルト戦(千葉マリン)以来の実戦にも、打撃では左中間二塁打を放ち「気持ちはちょっと楽になった。8割ぐらいで走った。体が(もう大丈夫と)サインを出したら全力で走れると思う」。だが、課題の守備では三塁後方ファウルゾーンへの飛球を落球。全体練習後には志願の特守を行い、「生きた打球を捕るのはキャンプが初めて。徐々に慣らしていきたい」と話した。

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ロッテ編成担当、阪神キャンプ地へ「見てみたい選手いた」[スポニチ]

ロッテの石川晃球団運営本部長は10日、フリーエージェント(FA)で阪神に移籍した小林宏のFA補償について、阪神がプロテクトした28選手以外で獲得が可能な選手の名簿を受け取った。石川本部長は「見てみたいという選手がいた」と話し、阪神のキャンプ地に編成担当者を派遣し、今月中に獲得するかどうか判断する。

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清田、レギュラー取りへ佑との対戦熱望…ロッテ[報知]

ロッテの清田育宏外野手(25)が10日、レギュラー奪取に向けて日本ハム・斎藤との対戦を熱望した。26日の日本ハムとのオープン戦(名護)で登板が有力視される黄金ルーキーに、「せっかく投げるのなら、打席に立ちたいですね」と不敵な笑みを浮かべた。

昨年の日本シリーズは通算6打点の大活躍で“持ってるルーキー”と注目を集めたが、今年は新人の伊志嶺や岡田らと正中堅手を争う立場。「斎藤だからって、特別な意識はない。誰からでも打ちたい」と結果を求めることで、ライバルたちに一歩でも差をつけたい考えだ。

この日は、キャンプ初のシート打撃が行われ、ドラフト3位新人の小林から右前安打を放った。「練習からいい感じで打てている。バッティングでは、すごくやってやるという気持ち」。キャンプ初日から毎朝、金森打撃コーチに早出特打で熱血指導を受けている成果が、その自信につながっている。2年目の意地でプロの“先輩”の貫禄を見せる。

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阪神のプロテクト名簿に「見てみたい選手いた」…ロッテ[報知]

ロッテは10日、阪神へ移籍した小林宏投手(32)のフリーエージェント(FA)移籍に伴う人的補償請求のためのプロテクト名簿を受け取った。リストに目を通した石川球団運営本部長は、「うまくプロテクトしているな、という感じ。こちらが見てみたい選手もいました」と人的補償を求める可能性に言及した。

今後について同本部長は、「すぐには決まらない。編成の方でも(阪神キャンプ地の)宜野座とか安芸に派遣し、興味があるのを探していく」と人的補償を見据えて調査を行う方針を明かした。2月末をめどに結論を出す見通しで、「ニーズがあれば行くし、なければ金銭もあります」と慎重に見極めていく。

阪神の沼沢球団本部長は「プロテクトしたい選手を、全員できた訳じゃない。最善のものを出したからには、まな板の上のコイ」と表情を曇らせた。ロッテの補強方針は、投手、野手を問わず、「ベテランなら即穴埋めになるし、若手なら将来性」(石川本部長)を判断基準としている。

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順調なロッテ・清田、シート打撃で快音![サンスポ]

ロッテ春季キャンプ(10日、石垣)2年目の清田が順調にキャンプを過ごしている。この日のシート打撃でも、外角の直球をきれいに右前に運んだ。「早くオープン戦をしたい」と頼もしかった。

大活躍した昨年の日本シリーズで、力みをなくすこつをつかんだという。感覚を確かなものにしようと、全体練習が始まる前に約1時間振り込み、終わってからもまた特打。「きょうも、いかに力を抜くことができるかを考えて打った。うまく打てた」と手応えを口にした。

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ロッテ・今岡、持病の腰痛でキャンプ離脱[サンスポ]

ロッテ春季キャンプ(10日、石垣)今岡が持病の腰痛のため、キャンプ地を離れて帰京した。東京都内の病院で治療を行う。西村監督は「たいしたものではない。すぐに帰ってくるでしょう」と軽症を強調した。

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荻野がシーズン通じて活躍誓う[ニッカン]

ロッテ荻野貴司内野手(25)が10日、朝の体操後の声だしで、シーズン通じての活躍を誓った。昨季は俊足を生かして開幕ダッシュに大きく貢献したものの、右ひざの負傷のため途中離脱。中堅手から遊撃手に転向する今季は、負傷からの復活を期す年にもなる。「2年目の荻野です。今年はシーズン通してチームに貢献できるように頑張ります」と宣言すると、チームメートから拍手を送られた。

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今岡が持病の腰痛再発、帰京[ニッカン]

ロッテ今岡誠内野手(36)が10日、持病の腰痛が再発したため、石垣島でのキャンプを離脱し、帰京した。都内の病院で診察を受ける予定。程度としては軽いと見られるが、復帰の日時は現段階では未定。左ふくらはぎ肉離れのためキャンプ2軍スタートだった今江に続き、三塁手に痛い故障発生となった。

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阪神からFA補償名簿受け取る[ニッカン]

ロッテの石川晃球団運営本部長は10日、フリーエージェント(FA)で阪神に移籍した小林宏のFA補償について、阪神がプロテクトした28選手以外で獲得が可能な選手の名簿を受け取った。石川本部長は「見てみたいという選手がいた」と話し、阪神のキャンプ地に編成担当者を派遣し、今月中に獲得するかどうか判断する。

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