1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
紅組 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
白組 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中右 | 岡田 | 3 | 0 | 0 |
2 | 右中 | 伊志嶺 | 2 | 0 | 0 |
3 | 指 | サブロー | 3 | 0 | 0 |
4 | 一 | 金泰均 | 2 | 0 | 0 |
5 | 左指 | 大松 | 2 | 0 | 0 |
6 | 三遊 | 細谷 | 3 | 0 | 0 |
7 | 捕 | 金澤 | 3 | 0 | 0 |
8 | 指左 | 竹原 | 2 | 1 | 0 |
9 | 遊三 | 根元 | 2 | 1 | 0 |
10 | 二 | 高口 | 2 | 0 | 0 |
11 | 指 | 的場 | 2 | 0 | 0 |
計 | 26 | 2 | 0 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 清田 | 3 | 0 | 0 |
2 | 遊 | 荻野貴 | 4 | 0 | 0 |
3 | 二指 | 井口 | 3 | 1 | 0 |
4 | 指一 | 福浦 | 2 | 1 | 0 |
5 | 左右 | 神戸 | 3 | 0 | 0 |
6 | 捕指 | 里崎 | 3 | 1 | 0 |
7 | 右左 | 南竜 | 1 | 0 | 0 |
8 | 三 | 青野 | 3 | 1 | 0 |
9 | 一二 | 塀内 | 3 | 0 | 0 |
10 | 指捕 | 小池 | 3 | 2 | 1 |
計 | 28 | 6 | 1 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
小林 | 2 | 8 | 1 | 0 |
大嶺 | 2 | 8 | 1 | 0 |
大谷 | 2 | 6 | 1 | 0 |
山本徹 | 2 | 10 | 3 | 1 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
光原 | 2 | 7 | 0 | 0 |
松本 | 2 | 6 | 0 | 0 |
上野 | 2 | 8 | 2 | 0 |
山室 | 2 | 8 | 0 | 0 |
ロッテ荻野貴司内野手(25)が、ほろ苦いプロでの遊撃手デビューを果たした。16日から始まった紅白戦に白組の「2番遊撃」で出場。右膝半月板を損傷した昨年5月21日のヤクルト戦以来の実戦復帰を果たすとともに、試合では関学大4年以来となる遊撃の守備についた。
3本のゴロと2本の飛球を処理したが、捕球や送球に安定感を欠く面があったのは否めない。4回には伊志嶺の三遊間方向へのゴロを捕球ミスして、失策を記録。「技術が足りません」と唇をかんだ。8回には金泰均の平凡なゴロを一塁へワンバウンド送球し、福浦の好捕に助けられた。上川内野守備走塁コーチは「送球でも三遊間方向の動きでもそうだが、右足を踏ん張りきれていない」と指摘する。右膝の回復度合いは現状で「85%程度」(荻野貴)。無意識のうちに力を加減してしまうから、球際や送球でのミスも出る。
ミスもあった中で、大きな収穫もあった。最後まで試合に出続けたことだ。「8回をフルにやれたことが収穫です」。厳しい表情でプレーを振り返っていた荻野から、一瞬だけ白い歯がこぼれた。9ヶ月ぶりの実戦をこなし、「ポスト西岡」へのスタートラインに立った。勝負はこれから始まる。
ロッテのドラフト4位・小池翔大捕手(22)=青学大=が16日、沖縄・石垣島キャンプで初めて行われた紅白戦に「10番・DH」で出場。0−0で迎えた最終回の8回1死一、三塁から“サヨナラ打”となる遊撃内野安打を放つなど、3打数2安打1打点と活躍した。学生日本代表で佑ちゃんの“恋女房”だった経歴は、ダテではなかった。
佑ちゃんの“恋女房”も、やはり持ってる?! 特別ルールで最終回となった8回1死一、三塁。小池は紅組の4番手・山本徹の内角直球を振り抜いた。遊撃内野安打。試合は継続されたが、事実上の“サヨナラ打”だ。
「僕は“持って”ませんよ。(脚光を浴びる場ではなく)陰でひっそり頑張りたいです」。小池はしきりに照れたが、青学大時代は1年春の開幕戦(対駒大)で満塁弾を放つ華々しいデビューを飾っている。6回の第2打席でも先頭打者として中前打。3打数2安打と、両組を通じて唯一の複数安打を放ち、5回からはマスクをかぶった。
バットの重さ(900グラム弱)も捕手用ミットの型も大学時代と同じ。プロ入り後、劇的に変わったのは打撃だ。「大学時代は打球が詰まらないようにと考えていましたが、今は真逆。詰まってもいいから(体の)近くで腰の回転で打つようにしています」。
金森打撃コーチは「良かったな。実戦向きだ」と評価。ドラフト1位の伊志嶺『翔大』だけでなく、こちらの『翔大』にも注目だ。
ロッテD3位・小林(七十七銀行)が16日、紅白戦で先発。1回に先頭・清田の背中に死球をぶつける出だしとなったが、2回を1安打無失点(2四死球)に抑えた。「楽しむ余裕はなかった。死球は力んで直球が抜けてしまったんです」と自己採点は50点。それでも西村監督は「落ち着いていたね」と合格点を与えた。
ロッテD1位・伊志嶺(東海大)は16日、紅白戦に「2番・右翼」で出場。3回1死から小池の鋭いライナーを好捕すると、攻撃でも7回に二盗に成功した。「今持っているものをしっかりアピールしたい」。2打数無安打と打席で快音を響かせることはできなかったが、まずは自慢の“足”を実戦で披露した。
ロッテのドラフト1位・伊志嶺(東海大)が紅組の「2番・右翼」で出場した紅白戦の4回2死一塁で二盗に失敗も、7回2死一塁では初球に盗塁成功。50メートル5秒7の快足ルーキーは「今あるものを100%出せればと思っていた。アピールできた」と胸を張った。
守備でも3回、小池の右翼ポール際への飛球に落下地点まで一直線に走り、フェンスに激突しながら好捕した。西村監督は「普通の新人ならフェンスを怖がるのに。いいものを持っている証明」と絶賛していた。
外野から遊撃に転向したロッテ・荻野貴が16日の紅白戦に白組の「2番・遊撃」で出場した。関学大時代以来3年ぶりの遊撃守備で、4回には三遊間への打球を捕り損ねる失策。昨年5月に右膝を手術した影響もあって踏ん張りが利かず、一塁への送球が乱れる場面もあった。「やはり課題は守備です。8回を無事に終えられたことが収穫」と荻野貴。西村監督は「今日に関しては100%を出していない。これからです」と話した。
日本ハム・斎藤の元女房が開幕1軍へ猛アピールだ。ロッテのドラフト4位・小池(青学大)が16日、今キャンプ初の紅白戦に白組で出場し2安打。6回に中前打、8回1死一、三塁では遊撃へ適時内野安打をマークした。
凡退した打席でも右翼へ本塁打性の大飛球を放ち「あそこまで飛ぶとは…。引きつけて腰の回転で打つことができた」。昨夏の世界大学選手権では日本代表の正捕手。斎藤とは開幕戦の韓国戦、準決勝の米国戦でマスクをかぶった。「(斎藤は)球種は豊富だし低めに制球できる。クレバーな投手」。同世代が高い注目を浴びるが「僕は陰でひっそりと頑張りたい」と謙虚。ライバル達を刺激にしつつ、サバイバルを勝ち抜く。
ロッテ里崎智也捕手(34)が16日、紅白戦初戦で手応えを得た。3打数1安打。併殺打でチャンスをつぶしたりもしたが、凡退した2打席はいずれも相手の好守備に阻まれたもの。プロ13年目のベテランは「内容がいいから、まったく気にしていないよ」と余裕の笑顔で振り返った。
ロッテのドラフト3位小林敦投手(24=七十七銀行)が16日、紅白戦の紅組先発で実戦デビューを果たした。「シート打撃とは違うし、緊張していた」と、先頭の清田の背中にぶつけたが、後続を抑え、2回を投げて1安打無失点。「右打者の外にいい球があったのが収穫です」と振り返った。
ロッテのドラフト4位小池翔大捕手(22=青学大)が16日、紅白戦デビューで存在感を放った。3打数2安打1打点。両軍で唯一の打点を挙げ、キャンプで続けている早出特打の成果を出した。「甘い球を見逃している」と活躍にも反省しきりの小池だったが、金森打撃コーチは「実戦向きのバッティングをする」と教え子の成長に感心していた。
ロッテ唐川侑己(21)が16日、翌日の紅白戦登板に備え、ブルペンで44球を投げた。発熱のため前クールでのシート打撃登板を回避したが「影響は感じないですね。まだこの時期だし、練習試合もオープン戦もある。開幕に合わせていけばいい」と冷静な表情だった。