わたしはかもめ2011年鴎の便り(2月)

便

2月20日

サブロー3時間特打、磁気Tシャツで元気[ニッカン]

ロッテのサブロー外野手(34)が意欲の3時間居残りを敢行した。午後2時半すぎにメーン球場でスタートした特打は、途中で室内練習場へと場所を替え、終了は午後5時45分。「納得できるまでやった」。気がつけば外は暗くなっていた。

20日のアップ中、金森打撃コーチと話をした。「名球会の右打者には体を開いて打つ選手が多い」。打撃練習で取り組んだが、思うようにいかなかった。「しっくりいかないというよりも、ボロボロだった。僕は負けず嫌いなんで」。納得できるまで振り込んだ結果が3時間だった。

プロ17年目のベテラン。腰や太もも裏に不安を抱える中、これだけの練習に打ち込めるのは、キャンプ直前に導入した秘密兵器の力がある。SSKの担当者から繊維に磁気を埋め込んだTシャツを渡された。毎日の練習後に着用。「筋肉をゆるめる効果がある。血行もよくなって、寝ているときでも体が熱くなる」と、今では体のケアに欠くことのできないものになった。

最終クールにして新打法に取り組もうとする向上心と、体に気を配る繊細さがあるからこそ、サブローの今がある。「こういう時があってもいいでしょう」。汗をぬぐった表情には充実感があふれていた。

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ロッテ・俊介、サブマリン用ズボン初着用[サンスポ]

ロッテ・渡辺俊介投手(34)が20日、沖縄・石垣島キャンプで特注ユニホームを着用し、ブルペンで115球を投げた。「初めて試しました。これから改良していきますが、いい感じです」。

公式ユニホームの生地はメッシュで、股関節の部分だけゴム生地。しかし“渡辺俊スペシャル”は、両太ももの内側からひざ下にかけて長さ約25センチ分をゴム生地にし、伸縮性を高くしている。「(ズボンがひざ周辺に)ピタッとしていると可動範囲が限定されるし、ダブダブだと左足をあげたときに右足にひっかかるんです」。

問題を一気に解決するための特注。球界を代表するサブマリン右腕で、右ひざが地面に触れるほど体の柔軟性を極限まで生かした投球フォームだけに、ユニホームには当然こだわりが生まれる。

メーカーのデサントはロッテのほかに横浜、阪神など4球団のユニホームを扱うが「ひざ(の周辺)にゴム生地を入れるのは初めて」と担当者。渡辺俊が、特注ユニホームでさらなる飛躍を目指す。

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ロッテ・サブロー“落合打法”3時間の特打[サンスポ]

ロッテ・サブローが20日、突然“落合打法”に取り組み、約3時間の特打を敢行した。「落合さんは(現役時代に)左足を開いて打っていたでしょう。今より球をもっと引きつけて打つということです」。自身はこれまで左足を踏み込む打ち方で、この日とは逆。「(習得のために)数打たなアカン。(急に)改造なんておかしいけど、ものにしたいね」と意欲的だった。

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渡辺俊に新兵器、“ゴムゴム”の下半身[スポニチ]

ロッテの渡辺俊が「新兵器」を導入した。ニット製のユニホームの両脚太腿から膝の内側部分に、縦25センチ×横10センチのゴム素材を使用したものをデサント社に特注。この日初めて着用し、ブルペンで変化球を交えて115球を投げた。18日に届いたばかりのサンプルの感触に「いい感じでした」とうなずいた。

投球時、細部の感覚にこだわるサブマリン。特に下半身を重視しており「(生地が)ダボダボだと引っかかる。かといって、ぴっちりしていると可動域が制限されるので」と試行錯誤を重ねていた。同社はロッテ、阪神など5球団にユニホームを供給するが、担当者は「あのパーツにゴムを入れた選手は初めて。間違いなく可動域は広くなります」と太鼓判。より自由になった下半身が変幻自在の投球を支える。

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名球会打者に習え、サブロー右方向意識[スポニチ]

ロッテのサブローが約3時間にわたって居残り特打を行った。メーン球場での特打後、室内練習場へ移動してさらに打ち込んだ。

練習前、金森打撃コーチと「名球会に入っている右打者は右方向に大きいのが打てる」と話したことにヒントを得て、半足分、オープンスタンスにしたフォームをテスト。鋭い打球を飛ばした選手会長は「軸足で打つ感じを確かめた。しっかり当たったときには今まで以上に飛んだ」と手応えを口にした。

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「ほぼ全力で行けます」荻野貴が右膝OK宣言[スポニチ]

昨年5月に右膝を手術したロッテ・荻野貴の口から、21日の紅白戦へ向け、全開宣言が飛び出した。ここまで膝の状態を考慮して8割程度の力で走塁を行っていたが「ほぼ全力で行けます」と言葉に力を込めた。

この日は、遊撃を争う根元、細谷とともに約1時間の特守を行い「(膝への)怖さはなくなっている。もうちょっと球際に強くなりたい」と話した。

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荻野貴が特守「動き軽い」[ニッカン]

ロッテ荻野貴司内野手(25)が20日、石垣キャンプ恒例となった特守を行った。「動きは軽くなっています」。昨年5月に右膝半月板を損傷。ここまではセーブ気味の走りが続いていたが、キャンプ最終クールの紅白戦から全力疾走を解禁する。「(痛みへの)怖さはなくなっています。ほぼ全力で行きますよ」。遊撃の定位置争いへ、いよいよエンジン全開だ。

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納得するまで!サブローが特打[ニッカン]

ロッテサブロー外野手(34)が20日、全体練習終了後に約3時間の特打を行った。体を開き気味に打つ新打撃フォームに取り組んだが、通常練習だけでは思うようにいかず、納得できるまで振り込んだ。「特打を始めてからはいい感じになってきた。(新フォーム)を早くつかめるようにしたい」と話した。

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守備力強化!西村監督が再徹底[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(51)が20日、キャンプ最終クールの課題に守備を掲げた。「キャンプに入ったときのテーマが『守備力の強化』だった。前クールの紅白戦を見ても、1つのミスから失点したケースがあった。明日、明後日の紅白戦ではしっかりやっていきたい」。締めくくりの5日間で、目標への達成状況を確認する。

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西村監督「マンゴー」で日本一[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(51)に20日、石垣市のひらねこマンゴー生産組合から60キロの石垣産マンゴーの目録が贈呈された。本物が届くのは6月中旬だが「暑い時期にミネラル豊富な日本一の石垣マンゴーを食べて、元気になってもらいたい」と同組合。西村監督も「マンゴーは大好きですからね」と笑顔だった。

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