わたしはかもめ2011年鴎の便り(2月)

便

2月22日

紅白戦

◇白組5−1紅組(石垣島)

123456789R
紅組0010000001
白組02300000x5
西村監督
「(紅白戦)4試合目にしていい試合ができたし、守りもいいものを出してくれた。試合も2時間15分で終わったね。」
渡辺俊
「右打者への新しい組み立てを使うことができた。外への球がうまくいった。」(紅白戦初登板で2回1失点)

◇打撃成績

打順守備名前
1清田410
2荻野貴310
3二指井口310
4指一福浦300
5左右竹原300
6捕指里崎300
7三指今岡310
8右左南竜321
9指三青野200
10一二塀内300
11指捕小池210
3271
打順守備名前
1指中伊志嶺311
2中右岡田321
3右指サブロー310
4一指金泰均311
5指左大松310
6遊三細谷200
7捕指金澤200
8左一神戸312
9三遊根元210
10高口310
11指捕的場200
2995

◇投手成績

名前
マーフィー2932
唐川21043
ペン2820
伊藤1300
古谷1300

名前
成瀬2710
渡辺俊2711
薮田2710
川越1530
吉見2810

ページトップ

ロッテ荻野貴が初ダイブ→矢の送球[ニッカン]

22日の紅白戦で二塁ベース上を襲った伊志嶺の痛烈な打球。ロッテ荻野貴司内野手(25)は、右足をためらいなく蹴り出し、ボールへと飛び込んだ。「体が自然と動いてくれた」。遊撃の守備位置で初めて見せたダイビングキャッチ。素早く起き上がると、力強い送球で俊足のルーキーを一塁でアウトにしてみせた。

この石垣キャンプ、自らの右足と闘ってきた。昨年5月に右膝半月板を損傷。回復を感じてはいたが、内心では怖さが抜けなかった。シートノックや紅白戦で送球がばらついたり、球際の弱さが目についていたのは、全ては「右足を踏ん張り切れていない」(上川内野守備走塁コーチ)という理由だった。だからこそ、右足で踏み切ったことは価値がある。これまで使い切れていなかった右足が生み出した1つのプレーが、自信を呼び戻した。「膝の状態は良くなっている。ほぼ全力でいけるぐらいですよ」。自主トレからキャンプを通じて「8割程度」で停滞していた針が、ファインプレーをきっかけに大きく進んだ。

1回には9ヶ月ぶりの盗塁も記録し、7回の第3打席では紅白戦15打席目で初安打も飛び出した。「ようやくここまできたかなという感じです」。遊撃の定位置奪取に、大きな1歩を踏み出した1日となった。

西村監督
「ここまでしっかりやってきたことを出せたということ。(盗塁の)あの走りを身で場、本人も不安はないでしょう。」

ページトップ

荻野貴、完全復活だ!指揮官もうなる9ヶ月ぶり盗塁…ロッテ[報知]

荻野貴司内野手(25)が、西村監督をうならせるプレーで完全復活を印象づけた。紅白戦に紅組の「2番・遊撃」で先発出場。初回1死一塁から決めた盗塁は、昨年5月21日のヤクルト戦(千葉)で右膝を故障して以来、約9ヶ月ぶりの“第一歩”。「足の状態がだいぶよかったんで、いい感じでスタートが切れた。ほぼ全力でいける」。余裕のタイミングで二塁に滑り込んだ。

正遊撃手の本命候補は守備も光った。初回先頭で伊志嶺が放った二遊間への当たりを、横っ跳びで好捕。俊足ルーキーに内野安打を許さず、「早くショートのポジションに慣れるように、出してもらった試合ではいいプレーをしたい」と納得の表情を浮かべた。7回には4試合あった紅白戦の15打席目で初安打。走攻守に存在感を発揮だ。

西村監督は「あの走りなら、本人の不安はないんじゃないかな。100%に近いものを出してくれた」とうなずいた。昨年は故障まで46試合出場で打率3割2分6厘、25盗塁をマークしながら、日本一の歓喜に立ち会えなかった。つらいリハビリの日々を乗り越え、シーズン開幕に照準を合わせ加速していく。

ページトップ

「全力で走れる!」荻野貴、277日ぶり盗塁[スポニチ]

スタートを切ったロッテ・荻野貴にもう迷いはなかった。初回1死一塁、打者・井口の2球目。瞬時にトップギアに入ると、楽々と二塁を陥れた。昨年5月21日のヤクルト戦(千葉マリン)以来、277日ぶりの盗塁。「自信をつけたかったので良かった。ほぼ全力で走れる。ようやく兆しが見えてきた感じです」。

新人だった昨季、開幕から46試合で25盗塁。新人王当確ともされた鮮烈デビューも、5月に右膝を手術。右脚の筋力が極端に衰えて体の左右のバランスが崩れた。リハビリでは手術前の脚力を取り戻すため、体幹を強化。バランスを整えることに心を砕いた。キャンプでは医者のゴーサインは出ているものの「まだ怖さがある」と第2クール前後までは、再発に対する恐怖心が取り除けないでいた。それが実戦4試合目でようやく吹っ切れた。西村監督も「まだ1番いい時までいっていないけどスタート、スライディングと不安がなくなったのでは」とうなずいた。

中堅からコンバートされた遊撃の守備でも見せた。初回、ドラフト1位・伊志嶺(東海大)の中堅へ抜けそうな打球に飛びついて捕球。素早く体勢を立て直して一塁へ送球し、俊足ルーキーの出塁を阻んだ。ここまで不安定だった守りでも、存在感を示した。7回は実戦15打席目でようやく初安打もマークと、初もの尽くしの1日となった。

26日の日本ハムとのオープン戦(名護)は、斎藤との対戦が濃厚だが「紅白戦と同じようにやれることをやりたい」と平常心を強調した。荻野貴はブレることなく、一歩ずつ輝きを取り戻していく。

荻野貴の右膝負傷の経過
昨季開幕から2番・中堅として全試合に先発していたが、5月21日のヤクルト戦(千葉マリン)の初回、二盗の際に右膝を強打。翌日に痛みが激しくなり23日に出場選手登録を抹消された。24日に精密検査を受け「右膝外側半月板損傷」で全治2ヶ月と診断。26日に右膝外側半月板の部分切除手術を受けた。7月23日にランニングを再開したが、シーズン中に復帰できなかった。

ページトップ

“本命”成瀬ほぼ完璧、西村監督「十分でしょう」[スポニチ]

ロッテ・成瀬が紅白戦に初登板。先頭の清田に左前打を浴びたものの、2回1安打無失点とほぼ完璧に抑えた。昨季終盤から使いだしたカーブ1球を含め、30球を投じた左腕は「要所でいい投球ができた。ストライク先行でリズム良く投げられた」と振り返った。開幕投手の大本命の好投に西村監督は「十分でしょう。エースですから自分でやることは分かっていると思う」と満足げだった。

ページトップ

ロッテ、人的補償問題「明日以降に結論」[サンスポ]

ロッテからフリーエージェント(FA)権を行使して阪神へ移籍した小林宏投手(32)の人的補償を求めている件で、ロッテ・石川晃球団運営本部長は22日、「23日夜に瀬戸山球団社長を含めた編成の会議を開いて結論を出す」と語り、発表は24日以降にずれ込むことになった。当初は23日までに発表する予定だった。ロッテは阪神が提出したプロテクト名簿から外れた選手のうち、獲得希望候補をすでに投手2人に絞っている。

ページトップ

荻野貴走った!9ヶ月ぶり盗塁[ニッカン]

ロッテ荻野貴司内野手(25)が22日、紅白戦で9ヶ月ぶりとなる盗塁を決めた。1回1死一塁で二盗を成功。西村監督を「ずっと見ていたけど、スタート、途中の走り、スライディング、あの走りなら本人も(足の)不安はないでしょう」と喜ばせた。第3打席には紅白戦初安打も記録。右膝半月板損傷からの完全復活をアピールした。

ページトップ

渡辺俊が収穫の初登板[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(34)が紅白戦初登板で手応えをつかんだ。白組の2番手として3回から登板。先頭の南竜にいきなり本塁打を浴びたが、後続をしっかり打ち取った。2回を投げて1安打1失点の内容を「だいたい予定通り。右打者への新しい組み立てを試せたのがよかった」と振り返った。

ページトップ

成瀬が貫禄の2回無失点[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(25)がエースの貫禄を見せた。22日、紅白戦に初登板し、2回打者7人を1安打に抑えた。「ストライク先行でリズムよく投げることをテーマにしていたが、いいテンポで投げられた。走者を出しても0点に抑えたことはよかったね」と納得の表情で振り返った。

ページトップ

服部が左肋間筋挫傷で帰京[ニッカン]

ロッテ服部泰卓投手(28)が22日、石垣キャンプから緊急帰京した。前日の紅白戦で投球中に左脇腹に違和感を発症。石垣市内の病院で検査を行った結果、左肋間筋挫傷と診断され、帰京して再検査を行うことになった。紅白戦では白組の5番手として登板し、1回打者10人に対して6安打5失点という乱調ぶりだった。

ページトップ