昨季の日本一ロッテが、抑え候補の外国人投手の緊急補強に乗り出すことになった。小林宏がFA移籍。新守護神の確立が連覇へのポイントだが、160キロ右腕のボブ・マクローリー投手(28=オリオールズ傘下2A)は肩などの張りを訴えて2軍調整中。日本人では最有力だった内も自主トレ中に痛めた古傷の右足首の故障が長引いている。
西村徳文監督(51)は、当面は薮田、伊藤の併用で乗り切る考えだが、「球団にはその部分(の補強)をお願いしてある」と明言。石川球団本部長は「探します。早い時期に編成を渡米させることになるでしょう」と、早急に対処する方針を示した。
ロッテが抑え候補の新外国人を緊急調査する。阪神にFA移籍した小林宏の代役に期待される内は右足首の手術明けで、マクローリーは右肩違和感でともに2軍調整中。石川晃球団運営本部長は「松本編成統括か、永野チーフスカウトを米国に派遣して調査する」と明かした。
西村監督も「フロントとも話はしている。抑えはまだまだ決まらない」と説明。小林宏が右肘痛で不在だった昨年開幕直後は薮田が穴を埋めており「誰かがいないときは誰かがカバーする。それが“和”です」と続けた。
ロッテが、抑えを任せられる新外国人選手の緊急補強に乗り出すことが7日、明らかになった。阪神へFA移籍した小林宏に代わる新守護神と期待されたマクローリーや内は故障で開幕2軍が濃厚。石川球団運営本部長は「抑えは待っていられないから探している。(支配下選手の)最後の1枠で外国人を獲りにいく」と方針を説明した。
誤算続きだった。最速161キロを誇る本格派右腕・マクローリーは、右肩の違和感を訴えて春季キャンプ中盤から別メニュー調整で2軍落ち。右足首を故障した内も、開幕前の復帰は厳しい状況だ。石川本部長は「マクローリーは素材はいいけど、まだ時間がかかる」と判断。なるべく早い時期に編成担当者を調査のため米国に派遣する。
昨季の開幕時は、右肘痛で出遅れた小林宏に代わり、薮田が抑えを務めていた。遠征先の大阪市内のホテルで西村監督は、「そこ(補強)は球団にお願いしていかないといけない。ただ、いなければ誰かがカバーする。代わりの選手が、絶対にやってくれると思う」とやりくりに自信をみせた。
ロッテの石川球団運営本部長は7日、抑え投手の補強について「抑えは待っていられない。探している」と話し、外国人の獲得を中心に調査していることを明かした。候補だった新外国人のマクローリーが肩の張りなどで1軍復帰のめどが立たず、右足首痛の内も2軍で調整している。
西村監督は「(補強を)球団にお願いしていかないといけない。ただ、いなければ誰かがカバーする。代わりの選手が絶対にやってくれる」と話し、代役として挙がる薮田や伊藤に期待を寄せていた。
ロッテ西村徳文監督(51)が若手にさらなるアピールを求めた。オープン戦は残り10試合。1、2軍の当落線上にいる選手達にとっては、全ての試合が勝負となる。「これまでいい働きをしてきた選手たちでも、大切なのはこれからだよ。ベテランと同じでは足りない。もっとアピールしてくれないと」と話した。
ロッテ西村徳文監督(51)が作家デビューした。ビジネス本「和のちから」(ダイヤモンド社)と、自らの野球人生をつづった自叙伝「和−信じぬく力」(潮出版社)の2冊を出版。「一般の社会に全てが当てはまるとは思わないが、50代前半の人は社会でも上に立場になっている人が多い。そういう人達に読んでもらえればいい」と話した。