3月8日3月8日ロッテの西村監督が若手に奮起を促した。「若手はベテランと同じようにやっていては駄目。もっとアピールしないと」。新人でチーム唯一1軍に残っているドラフト1位・伊志嶺（東海大）はオープン戦9打数2安打と今一つ。
昨季は荻野貴、清田ら新人の活躍もあって日本一となっただけに指揮官は「結果を出してくれれば（全体の）刺激になる」。京都府久御山町のグラウンドで練習した伊志嶺は「しがみついてでも1軍に残れるように頑張る」と話した。
ロッテの西村徳文監督（51）が8日、開幕1軍生き残りを目指すドラフト1位新人・伊志嶺翔大外野手（22）＝東海大＝に“一発回答”を求めた。京都府内のグラウンドで全体練習したこの日、「もうちょっと打席に立たせてあげたいが、ほかの選手も使わないといけない。チャンスは少なくなる」と残るオープン戦10試合で、わずかなスタメン出場で結果を残すノルマを課した。
外野はサブロー、大松のレギュラー陣に加えて、清田、岡田ら成長株との争いが激化。ここまでのオープン戦5試合は9打数2安打で、十分にアピールしきれていない状況だ。指揮官は「どこかでスタメンに使う」として、1、2試合程度の先発でしっかりアピールしなければならない。
春季キャンプ初日から唯一、新人で1軍に帯同し続けている伊志嶺。期待をバネにして、「生き残りをかけて残りの期間を大切にしていきたい」としがみつく覚悟だ。
ロッテは8日、京都府久御山町のグラウンドで練習した。西村監督はオープン戦の残り10試合に向け「結果を出してくれれば、（全体の）刺激になる」と若手の奮起を促した。
新人では唯一、伊志嶺（東海大）が1軍に残っている。オープン戦は9打数2安打と、アピールしきれていない伊志嶺は「1軍にしがみついて、生き残りたい。残りの期間が大切になってくる」。ここまでは試合途中からの出番が多いが、指揮官は「早いうちに、スタメンで使ってみる」と話した。
ロッテ西村徳文監督（51）が8日、ドーム球場での試合を歓迎した。オリックス戦に備えての京都・NTT淀総合運動場での前日調整は小雨まじりの中での練習となり、選手達も「寒い。寒い」を連発した。ただ、9日の試合は京セラドームでの開催。寒さの心配がないドーム球場に西村監督も「今日は寒かったけど、明日は大丈夫だからね」と笑っていた。