わたしはかもめ2011年鴎の便り(3月)

便

3月12日

パ・リーグ統括、開幕どうするか「早い時点で判断」[報知]

パ・リーグの花井史朗光統括は12日、開幕を含めた今後のプロ野球の運営方針について「しかるべき早い時点で判断したい」と明かした。

この日夜、東京・内幸町の日本野球機構(NPB)を訪れた花井統括は取材に応じ、仙台に本拠地を置く楽天球団やKスタ宮城について「復旧のメドが分からない。どこが水漏れかどうかも。事務所もひどいらしい」と話した。ただ、通信事情が悪いことから断片的な情報しか集まっていないという。

NPBの下田邦夫事務局長は、「まだ(決定事項は)ありません」と話し、今後の日程変更などが未定であることを強調した。今シーズンの開幕はセ・パ両リーグとも3月25日。開幕カードの楽天・ロッテ戦が行われるKスタ宮城が避難所となっている現状や、甚大な被害を考えれば、極めて難しい選択を迫られることになりそうだ。

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ロッテQVC閉鎖、2試合中止[ニッカン]

ロッテは12日、QVCマリンで予定されていた15日のソフトバンク戦、16日の阪神戦のオープン戦2試合の中止を発表した。石川球団本部長は「球場自体に目立った外傷はないが、細かい所の検査や球場周りの被害を考慮し、お客様の安全性を考えた上で中止を決めた」とコメントした。17日以降については、今後の状況を確認して判断する。

千葉市美浜区にあるQVCマリンは入り口に「閉鎖」の張り紙がはられ、報道陣は終日立ち入り禁止となった。警備員によると、球場内にひび割れなどの被害はないということだが、球場横の駐車場の一部に液状化現象が見られ、試合開催日には屋台などが並ぶ球場前広場にも路盤が隆起した場所があった。最寄り駅であるJR京葉線・海浜幕張駅は駅前ロータリーが完全に冠水して使用不能。マリンスタジアム行きの路線バスも運行を取りやめている。アクセス回復までには時間がかかると予想され、今後の影響が懸念される。

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ロッテ、OP戦2試合の中止を決定[サンスポ]

ロッテは12日、千葉市美浜区の本拠地QVCマリンフィールドで行う予定だったオープン戦2試合、15日のソフトバンク戦と16日の阪神戦を中止すると発表した。

石川晃球団運営本部長はその理由について、東日本大震災で多数の犠牲者が出ていることをまず指摘。「球場の駐車場で液状化現象が起きていることや、お客さま、選手の安全性も考慮した」と説明した。人工芝の全面張り替えを終えたばかりのグラウンド部分に異状はないという。

同球場で予定されていたオープン戦のうち、中止は12日の西武戦を含めてこれで計3試合。17日のオリックス戦と18日の日本ハム戦については、観客席をはじめとした球場設備の点検などを経た上で開催するかどうかを決める。

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幕張が液状化!15、16日の試合中止…ロッテ[報知]

日本列島を揺るがした大地震は、ロッテが本拠地を置く千葉・幕張の街にも大きな爪跡を残した。幸いにもQVCマリンフィールドの球場施設に目立った損傷はなかったが、外周や駐車場が液状化現象の被害に見舞われた。球団はファンの安全が最優先として、本拠地で開催予定だった15日のソフトバンク戦と16日の阪神戦の中止を決断した。

大地震から一夜明けた12日、西武戦が中止となった球場は球団関係者がわずかに出入りする程度だった。球場の周囲は地震発生から約10分後に液状化現象に襲われて、地面の隆起による段差も発生。あちこちに噴き出した泥土に対し、工事関係者が鉄板を敷設する“応急処置”に追われていた。

石川球団運営本部長は「細かいところの検査や球場周りの被害を考慮し、お客様の安全性を考えた上で、15、16日の試合中止を決めた。17日以降の試合については、これからの状況を確認しながら決めたい」と広報を通じて談話を発表した。最寄りのJR海浜幕張駅の周辺も、建物と路面の間に段差が生じるなど大きな被害を受けていた。いたる所で地面のブロックが浮き上がる惨状で、球場までの安全な観戦ルートの確保が急がれる状況だ。

西村監督はこの日の早朝、新神戸駅から始発の新幹線で遠征先から帰京した。「スタジアムはどうなの?」と報道陣に“逆取材”するなど、やはり気がかりな様子をうかがわせた。チームは13日にQVCで全体練習を行う。「まずは情報収集してからです。今後のことは、状況を見てね」と球団と万全の対応策で臨む。

◇スタジアム開放、お菓子振る舞う

ロッテは11日の地震発生後、帰宅困難となった人々のために炊き出しや施設開放を行った。前売り券の購入などでQVCを訪れていたファンも多く、おにぎりやお菓子などの食べ物を振る舞い、球場内のスペースを提供した。この日の早朝に遠征先の神戸から飛行機で帰京した石川球団運営本部長は、「球場に130人くらいいたらしい。炊き出しもしたようです」と説明した。

◇成瀬、開幕よりもまず仙台の安否

神戸市内に足止めされていたロッテは、練習も行わず各自移動となった。家族が栃木・足利に住む岡田は、始発の新幹線で移動。「栃木まで行きます。何時になるか分からないけど」と足早に宿舎を離れた。選手会長のサブローは「状況をみて選手会として何かします。映像を見ていると、野球どころじゃないですよね。頑張って欲しいですね」。この日、登板予定だった成瀬は「開幕?仙台が1番被害が大きいところだと思うんで…。野球ができるようになればと思いますけど、まずは皆さんの無事を祈るだけです」と話していた。

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マリン周辺で液状化現象…15、16日オープン戦中止[スポニチ]

ロッテはQVCマリンフィールドで15、16日に開催を予定していたソフトバンク、阪神とのオープン戦を地震の影響により中止すると発表した。これでオープン戦は4試合連続で中止。千葉市美浜区にある球場外周には泥や水がたまり、路面も隆起するなどの液状化現象が多く見られた。

最寄りの海浜幕張駅も液状化現象が起きており、普段は「幕張本郷駅〜海浜幕張駅〜QVCマリンフィールド」間を運行する京成バスは海浜幕張手前の「テクノガーデン」が臨時の終点。石川晃球団運営本部長は「球場自体に目立った外傷はないが、細かいところの検査や球場周りの被害を考慮し、お客さまの安全面を考えて中止と決めました」とコメントした。人工芝を張り替えたばかりのグラウンド状態は問題ないとみられ、13日には全体練習を行う。

◇サブローが被災者支援表明「何とかしたい」

神戸市内で1泊延泊したロッテナインが帰京。西村監督は「情報収集しないと。仙台での開幕戦を含め、今後のことは分からない」と慌ただしく新幹線に乗り込んだ。選手会長・サブローは「テレビの映像を見たけど、野球どころじゃないですよね。仙台での開幕戦できるんですかね?」と報道陣に逆取材。「(被災者に)頑張って欲しい。ロッテの選手会としても何かしたい」と支援する考えを示した。

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本拠地周辺で液状化現象、15、16日のOP戦中止…ロッテ[報知]

ロッテは12日、QVCマリンフィールドで15、16日に開催を予定していたソフトバンク、阪神とのオープン戦を東日本大震災の影響により中止すると発表した。この日予定された西武とのオープン戦も中止になった千葉市美浜区の本拠地球場の外周には泥や水がたまり、路面も隆起するなどの液状化現象が多く見られた。

石川晃球団運営本部長は「球場自体に目立った外傷はないが、細かいところの検査や球場周りの被害を考慮し、お客さまの安全面を考えて中止と決めました」とコメントした。

最寄り駅のJR海浜幕張駅は復旧作業のためシャッターが閉じられ、球場周辺の幕張地域では、至る所で道路上に泥水がたまっていた。

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ロッテがOP戦中止、球場周辺で液状化現象[サンスポ]

東日本大震災の影響を受け、ロッテは12日、QVCマリンフィールドで15、16日に開催を予定していたソフトバンク、阪神とのオープン戦の中止を発表した。この日、予定されていた西武とのオープン戦も中止。球場外周や最寄り駅の海浜幕張駅周辺は路面が隆起し、泥水があふれ出る液状化現象がみられ、球場内への立ち入りも禁止された。

石川晃球団運営本部長は「球場自体に目立った外傷はないが、細かい所の検査や球場周りの被害を考慮し、お客さまの安全性を考えた上で中止を決めました」とコメントした。球場外周は泥水がたまり「地盤沈下の恐れがあります。近寄らないでください」との張り紙が出された。また、選手などが出入りする関係者駐車場の入り口は陥没し、通行できない状態となっていた。

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13日ロッテ戦中止、移動に支障[ニッカン]

西武は12日、13日の西武−ロッテ戦(西武ドーム)を中止すると発表した。飯田則昭専務は「ドームは点検した結果、建築、配管、電気に問題はなかった。千葉のインフラが傷んでいる。選手の移動にも支障がある。道路事情や電力の抑制も含めて決めた」と中止の理由を語った。

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西村監督帰京「まず情報収集」[ニッカン]

地震のため前日11日は神戸に足止めされたロッテは、12日早朝からそれぞれが帰宅の途についた。QVCマリンで予定されていたこの日のオープン戦は中止。今後の日程もはっきりしない状況。始発の新幹線で帰京した西村徳文監督(51)は「スタジアムが大丈夫なのかなど、まずは情報を集めないといけない」と話した。

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