わたしはかもめ2011年鴎の便り(3月)

便

3月13日

ロッテ、17日からオープン戦再開へ[サンスポ]

ロッテは13日、本拠地のQVCマリンフィールドで15日に日本ハムと練習試合を行うと発表した。西村徳文監督(51)は「(東日本大震災の被害に)心が痛みます。我々にできることは人々を勇気づけること、野球で頑張ること」と語った。注目の日本ハム・斎藤が登板予定だが、安全面を考慮し無観客試合として行われる。

同球場では17日にオリックスと、18日に日本ハムとオープン戦を予定。だが下水管の一部が破損しているほか、周辺の地盤に液状化現象が起きており、瀬戸山隆三球団社長は「オープン戦をやりたいが、インフラ(の復旧)に時間がかかるかもしれない」と指摘した。

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Kスタの状況受けセ、パ緊急理事会開催へ[サンスポ]

セ、パ両リーグは13日、東日本大震災の影響で楽天の本拠地・Kスタ宮城での開幕戦(25日、対ロッテ)実施が困難になっている状況を受け、15日に緊急理事会を開くことを決めた。12球団による実行委員会も開かれる見通し。

花井パ・リーグ統括は都内で「全球団が共通認識を持つ必要がある。15日に最終判断できるか分からない。仙台だけでなく、千葉も球場周辺の(被災した)問題があり、移動などで不備の恐れがある」と説明した。

野球協約で、公式戦日程の変更は理事会の過半数の賛成、および実行委員会の審議が必要と規定している。日本野球機構の下田事務局長は「基本的にはそれぞれのリーグで検討する。パとイースタンには球場などの問題がある」と説明。ウエスタン・リーグは予定通り15日に開幕。オープン戦は主催球団の判断に任せるとした。またこの日、米大リーグのバド・セリグコミッショナーから加藤コミッショナーに「大リーグが協力できることがあれば何でも言って欲しい」との見舞いのメッセージが伝えられた。

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ロッテ岡田、栃木自宅へ神戸から駆けつけ[サンスポ]

千葉県内へ“単身赴任”中のロッテ・岡田は13日、前日12日にチーム宿泊先の神戸から新幹線やマイカーを利用し、栃木・足利市に住む家族(妻と2女)のもとに駆けつけたことを明かした。「玄関のタイルがズレていたぐらいで、みんな無事でした。よかったです。一緒に住んでいない分、不安ですから」。“育成の星”はまずは一安心だった。

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宿舎の確保困難か、楽天との開幕戦に不安…ロッテ[報知]

開幕カードが楽天戦(Kスタ)のロッテは、震災被害の影響に不安の色を浮かべた。石川球団運営本部長は13日、「仙台がああいう状況で、Kスタが問題なくても、我々が泊まるホテルとかに問題が出てきている状況」とチーム宿舎の確保が困難な見通しを示した。

東日本大震災で震度6強の揺れに襲われた仙台市内は、電力などのインフラ被害を含めて街全体が大きなダメージを受けた。仙台市宮城野区にあるKスタも、施設の一部のひび割れ、水漏れなどの破損、グラウンドの一部へこみなどが確認されている状況だ。開催の可否などについては、パ・リーグが15日に緊急で開く理事会で検討される見込みとなっている。

瀬戸山球団社長は「(各球団が)近々話し合うことになるだろう。今のところは(開幕戦は)仙台になっているし、次善の策は我々も色々考えている」と話した。

ロッテの本拠地・QVCマリンフィールドは下水道の一部に被害があった程度で、リーグからの使用球場変更の要請があった場合には、25日に試合の開催は可能とみられる。

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15日に実行委員会、日程協議も[報知]

12球団の代表者による臨時の実行委員会が15日に開かれることが13日、分かった。25日の公式戦開幕を控え、開催の可否などを協議する。同日はセ、パ両リーグの理事会も予定している。13日のオープン戦6試合は全て中止になり、12球団は各地で練習した。

パの花井史朗光統括は「開幕?共通認識の上に立ってどうするかを考えないといけない」と理事会招集の意図を明かした。野球協約では、日程の重大な変更には連盟理事会及び実行委の承認が必要とされている。

楽天・ロッテ開幕戦を行うKスタ宮城が避難所になっており、仙台開催は厳しい。「Kスタだけじゃない。(ロッテの本拠)QVCマリンも、移動、ホテルの問題もある。15日に判断できるかどうか分からない」と花井統括。慎重に意見をすり合わせ、運営方針を定める。

日本野球機構(NPB)の下田邦夫事務局長は、ウエスタン・リーグは予定通り15日の開幕を明言。「セとウエスタンは無傷だということ。パとイースタンは球場が被災地と絡んでくるから、どう対応するかはリーグで協議していただく」と説明した。実行委員会の結果が注目される。

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ロッテ、液状化マリンで地震後初の全体練習[スポニチ]

ロッテは13日、球場周辺に液状化現象が見られるQVCマリンで地震後初の全体練習を行った。 下水道や屋根の一部が破損したものの球場自体に大きな損傷はなし。ただ、浦安市内の自宅が断水したという渡辺俊は「水がないと本当に大変」と声を落とした。QVCマリンでのオープン戦は16日まで中止が決定しているが、17日以降の開催に関して瀬戸山隆三球団社長は「何とかやりたいと思っている。早急にトラブルの解消をしないと」と話した。14日に球場を所有する千葉市の担当者らと話し合い、最終判断を下す。

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計画停電でドーム困難…3・25セパ開幕危機[スポニチ]

東京電力が計画停電(輪番停電)を14日から実施することで、プロ野球の開催に影響を及ぼす可能性が出てきた。関東圏には複数のプロ野球本拠球場が存在する。13日現在、日本野球機構(NPB)に節電要請は来ていないが、停電対象となればプロ野球開催は不可能だ。15日には都内で緊急のセ、パ理事会と実行委員会が行われるが、3月25日の公式戦開幕が実現するかは不透明だ。

15日の実行委員会では、4月末まで実施される計画停電を念頭に置いた議論を余儀なくされることになりそうだ。NPBの下田邦夫事務局長は「15日は電力の問題も含めて話し合うことになる」と語り、ある球団幹部は「電力事情が気がかり。ナイターやドームは試合をやりにくいかもしれない」と漏らした。

ドーム球場の場合、ナイター、デーゲームを問わず照明は必要。空調なども含め、大量の電力を消費する。東日本大震災の甚大な被害による影響で、深刻な電力不足に陥っている現在、極めて慎重な議論が求められる。

計画停電は東京電力管内の9都県の地域を5つのグループに分けて約3時間ずつ順次実施する。停電の実施時間に関しては「前日の夕方」(東京電力)としているだけに、試合日程を事前に組むことは難しい。今季は2年ぶりのセ、パ両リーグ同時開幕となるが、開幕カード6試合中、全てナイターでドーム球場が4試合。計画停電が産業界や、医療にも影響を与えることが懸念される状況にあって、予定通りに開催できるかは極めて微妙だ。

また、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県仙台市を本拠地とする楽天もKスタ宮城で開幕戦を戦う予定になっているが、米田純球団代表はこの日「施設(Kス宮城)だけでなく、宮城県の状況は日に日に被害が拡大している」と発言。実行委員会では「総合的に判断して話し合っていきたい」とも話した。

東日本大震災の影響で、Kスタ宮城の一部に損傷があり、観客らの安全面を考慮すれば、軽々には判断できない。ある楽天球団関係者によれば、復旧には4月中旬までかかる可能性があるという。加えて交通手段や宿泊施設などの問題もクリアされていない。

球界内部には開幕延期案や、Kスタ宮城以外での代替球場での開催案などがある。しかし、既に楽天1球団だけの問題ではなくなったのも事実。緊急会議の行方が注目される。

◇NPB、休日出勤で情報収集

日本野球機構(NPB)では13日、前日に続いて東京・内幸町の事務局へ職員が休日出勤して情報収集に努めた。報告を受けた加藤良三コミッショナーは15日の両リーグ理事会、実行委に向け「決める上で手順を間違えないように」と野球協約第157条を順守するよう指示。花井パ・リーグ統括は「現状認識が先。Kスタだけでなく千葉も周辺状況や移動、ホテル事情という問題がある。共通認識の上に立ってやらないといけない」と説明した。下田事務局長は「セとウエスタン(の本拠地は)は無傷」として、ウエスタン・リーグは予定通り15日に開幕すると付け加えた。

◇代替開催にロッテ慎重姿勢

楽天と開幕戦で対戦するロッテは、QVCマリンでの代替開催について、石川晃球団運営本部長は「(仙台は)ホテルの確保も厳しい状況と聞いている。(開幕当日は)ここ自体は空いている」と私見を述べた。ただし、球場周辺に液状化現象が見られることもあり、瀬戸山隆三球団社長は「次善の策は考えるけど、ここも万全ではないので」と慎重な姿勢を示した。

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プロ野球実行委、15日に臨時で協議[サンスポ]

プロ野球12球団の代表者による臨時の実行委員会が15日に開かれることが13日、球団幹部の話で分かった。25日の公式戦開幕を控え、東日本大震災による被害を受けた仙台市で開幕戦を行う楽天の試合を含めて、開催の可否などを協議するとみられる。

楽天の本拠地、日本製紙クリネックススタジアム宮城は球場内の一部にひび割れや水漏れ、グラウンドの一部にへこみができるなど地震の被害を受けている。日本野球機構(NPB)の下田邦夫事務局長は「楽天で被災がある。どう対応するか。(開幕まで)あと2週間を切っている」と話し、パ・リーグの花井史朗光統括は「現状の認識が先」と、より詳細な現状の確認が必要とした。

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渡辺俊「水がないと大変」給水に並ぶ…ロッテ[報知]

ロッテは、QVCマリンで全体練習を行った。千葉県浦安市在住の選手らが断水に悩まされるなど、チームには震災の影響が残る。朝から給水に並んだ渡辺俊は「水がないと大変」と神妙な表情だった。

チーム関係者の親族らの無事は確認されている。栃木出身の岡田や茨城出身の神戸は前日に車で実家に向かったそうで、神戸は「瓦が全壊していた」と声を落とした。

瀬戸山球団社長は練習前に円陣で選手に声を掛け「こんな時だからこそ、みんなで力を合わせて頑張らないといけない」と話した。

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ロッテ、15日に日本ハムと練習試合[報知]

ロッテは13日、日本ハムとの練習試合を15日にQVCマリンフィールドで行うと発表した。16日には紅白戦を予定しており、ともに無観客で実施する。東日本大震災の影響で球場周辺に液状化現象が見られ、両日に開催予定だったオープン戦は観客の安全面を考慮して中止していた。

瀬戸山隆三球団社長は「17、18日の(QVCでの)オープン戦は何とかやりたいと思っている。早急にトラブルの解消をしないといけない」と話した。

球場内に目立った損傷はないが、下水道や施設内の屋根の一部が破損しており、14日に球場の所有者である千葉市の担当者や業者を交えて話し合い、17日以降のオープン戦実施の可否を決める。

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QVCで練習試合、紅白戦実施[ニッカン]

ロッテが本拠地で実戦経験を積む。既に16日までのオープン戦は中止を発表しているが、無観客ながらQVCマリンで15日に日本ハムと練習試合、16日に紅白戦を行う。西村徳文監督(51)は実戦増加を歓迎し「今日も(試合が)できていない。相手が見つかっただけでもいい。投手は特に投げさせたい」と話していた。

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