3月25日3月25日ロッテは25日、4月12日の開幕戦に向け、200個の仮設トイレを用意した。東日本大震災でQVCマリン周辺には液状化現象が発生。スタジアムそのものには大きな損傷はなかったが、下水設備に不具合が生じている。修復の見込みはついているが「工事業者からは間に合うという返事をもらっているが、万が一の場合に備え、200個のトイレを確保してある」と石川球団本部長。費用は約400万円という。
ロッテ・石川晃球団運営本部長は25日、東日本大震災で被害を受けた千葉市の本拠地・QVCマリンフィールドで、公式戦開幕となる4月12日の楽天戦を予定通りに開催できる見通しを明らかにした。「業者から、12日に十分できると返事をもらっている」と語った。
2月までに人工芝の全面張り替えを終えたグラウンド部分は影響をほとんど受けておらず、瀬戸山隆三球団社長は「千葉で開催するのが責務」とすでに明言していた。
QVCマリンは大震災直後、球場外周や最寄りのJR海浜幕張駅からの観戦ルートなどに液状化現象が見られ、下水管も破損。そのうち、下水管が開幕までに完全復旧に至らない場合でも、仮設トイレの設置などで対応するとしていた。
だが、球団が千葉県と千葉市から早期修繕の約束を取り付けたことで復旧作業は急ピッチで進められ、球場内の安全面のチェックも念入りに行われている。
ロッテは現在、節電に全面的に取り組み、ナイターについては行政のOKが出るまで実施しない方針を示している。
ロッテは本拠地・QVCマリンでの4・12開幕に向けて急ピッチで準備を進める。東日本大震災の影響で周辺は液状化現象が見られ、球場の下水管の一部が破損。復旧が間に合わない場合も想定して、約400万円をかけて仮設トイレ250個を確保した。
石川晃球団運営本部長は「業者から間に合うと返事をもらっているが、危機管理ということで用意した」と説明した。球場周辺には地震で被害を受けて通行禁止の歩道橋もあるが、仮設横断歩道の設置を検討して対応する。また、QVCマリンで開催するデーゲームに関して同本部長は「当面は基本的に13時から行う」と話し、開幕戦も13時開始で行う。開幕セレモニーに関しては派手なパフォーマンスなどは控える方針だ。
ロッテの石川晃球団運営本部長は25日、東日本大震災で被害を受けた千葉市のQVCマリンフィールドで、公式戦開幕となる4月12日の楽天戦を予定通りに開催できる見通しを明らかにした。「業者から、12日に十分できると返事をもらっている」と話した。
QVCマリンは地震の直後に球場外周で液状化現象が見られ、下水管も破損。ただ、千葉県や千葉市の協力もあって急ピッチで復旧作業が進められ、球場内の安全面のチェックも念入りに行っている。試合は午後1時開始となる。
ロッテの石川晃球団運営本部長は25日、東日本大震災の影響で韓国に一時帰国している金泰均について「27日にチームに合流する」と話した。金泰均は18日に日本を離れ、韓国プロ野球ロッテの2軍で調整している。同じく帰国中のマーフィー、ペンは4月上旬に再来日する予定。
プロ野球ロッテの石川晃球団運営本部長は25日、東日本大震災で被害を受けた千葉市のQVCマリンフィールドで、公式戦開幕となる4月12日の楽天戦を予定通りに開催できる見通しを明らかにした。「業者から、12日に十分できると返事をもらっている」と話した。
QVCマリンは地震の直後に球場外周で液状化現象が見られ、下水管も破損。ただ、千葉県や千葉市の協力もあって急ピッチで復旧作業が進められ、球場内の安全面のチェックも念入りに行っている。試合は午後1時開始となる。
韓国に一時帰国していたロッテ金泰均内野手（28）が、27日に再来日することが決まった。「今は韓国ロッテの2軍と一緒に練習しています。27日に戻ってくる予定です」と石川球団本部長。米国に一時帰国しているビル・マーフィー投手（29）とヘイデン・ペン投手（26）は来月初旬に再来日の見込みだ。
ロッテが29〜31日に浦和球場で行われるイースタン・リーグの日本ハム戦終了後、球場正面で東日本大震災への募金活動を行うと25日、発表した。
プロ野球のオーナー会議が26日、都内で開かれる。25日は議長の楽天・島田オーナーが都内の日本野球機構事務局を訪れ、議事進行を打ち合わせた。セ、パ両リーグが決めた4月12日への開幕延期、東京電力・東北電力管内での節電策、延長戦ルールの変更を承認する。
日程変更は本来、実行委員会での承認事項だが「今回は非常事態だし、大きな変更が加わるのでオーナー会議で了解してもらわないといけない」とパ理事長の楽天・井上オーナー代行。会議では日程変更にともなう日本シリーズの延期を協議する。10月29日開幕から最低2週間以上の延期が必要となるが、機構関係者は「11月中には終了すると思う」とし、11月12日か19日に第1戦を行う方向で検討を進める。
また、プロ野球全体での東日本大震災復興支援策なども協議する。
CS、日本シリーズ延期で影響されるのが台湾で3年ぶりに再開されるアジアシリーズ（11月11〜15日）。既に参加を約束しており、CSファーストステージ敗退チームや公式戦4位以下からの選抜チームなど日本一チーム以外での参加を検討する。
一方で慎重論もあり、ロッテの石川晃球団運営本部長は「こういう事態だから取りやめても仕方がないのではないか。選手、日程のことを考えても厳しいのでは」と私見を述べ、参加は微妙な状況だ。
12球団の臨時オーナー会議（島田亨議長＝楽天オーナー）が26日、都内で開かれ、4月12日のセ、パ同時開幕が決まった両リーグの今季日程について協議する。
公式戦が当初から18日遅れたことでクライマックス・シリーズ（CS）、日本シリーズの延期についても同時に協議。CS、日本シリーズとも2週間程度の延期が濃厚で、公式戦の開幕延期とともに承認されることになりそうだ。
今季の日本シリーズは10月29日にパ出場チームの本拠地から第1戦を行い、11月6日に第7戦が予定されている。24日にセが4・12同時開幕を発表。開幕が2週間以上延期となりCS、日本シリーズが通常通りでは、公式戦144試合の消化は難しい。
「シリーズの延期もオーナー会議の議題になっています」。パの井上智治理事長（楽天オーナー代行）はそう説明して「論理的に144試合、CSをやるには最低2週間ずらさないと日程は組めない。大きく日程がずれるということをオーナー会議で了解していただく必要がある」と続けた。
既に12球団は日本シリーズ延期に備え、11月中の本拠地球場のスケジュール調査を開始している。
対象期間は11月7日から同29日までで、2〜3週間の延期を想定している。2週間の延期なら11月12日に第1戦で、同20日が第7戦。選手会（新井貴浩会長＝阪神）からは開幕延期に当たって「公式戦から日本シリーズまでやり抜く」ことで了解を得ており、CSを含めて延期することはすんなり承認されそうだ。
公式戦を含む試合日程は通常、セ、パ両リーグで決定して実行委員会で承認される。しかし、井上理事長は「今回は極めてイレギュラーで重大な事態」と説明。オーナー会議には、実行委員会のメンバーも入って合同で行われる。日本野球機構（NPB）の監督官庁である文部科学省からナイター自粛要請まで受けて開幕を延期した今季全日程は、オーナー会議の承認を得て調整を進めていく。
12球団の臨時オーナー会議が26日、都内で開かれる。当初25日開幕予定だったプロ野球は、東日本大震災によるＫスタ宮城の被災や首都圏の厳しい電力事情を考慮し、セ・パとも4月12日開幕に延期された。各球団は、中止となった14〜15試合をシーズン途中の“空き日”や終盤への組み替えに着手したが作業は難航。そこで10月29日開幕の日本シリーズを2週間遅らせて公式戦日程を組みやすくするプランが浮上した。
東京・内幸町の日本野球機構（NPB）ではこの日、楽天・島田亨オーナー（オーナー会議議長）、両リーグ理事長らが打ち合わせを行った。楽天・井上智治オーナー代行（パ理事長）は「論理的に言えば144試合とクライマックスシリーズ、日本シリーズをやるとなると最低でも2週間はずらさないと。議題として出ています」と話した。
仮に2週間延期した場合、日本シリーズの新たな開幕日は11月12日となり、一部球場ではすでに他の行事が入っている。日程が重なるアジアシリーズ（11月11日開幕・台湾）に、日本一チームを派遣できなくなるため対応が必要だ。
また、開幕まで2週間以上空いているため、オープン戦の再追加も検討するとみられる。
プロ野球パ・リーグが東日本大震災の被災者を支援する目的の慈善試合を4月2日に行う計画であることが25日分かった。同3日は、既に慈善試合として予定している。入場料は無料で、選手が募金活動を行う。
4月2、3日には、札幌ドームで日本ハム−楽天、京セラドーム大阪でオリックス−ロッテ、大津市の皇子山球場で西武−ソフトバンクが予定されている。セ・リーグも同時期に慈善イベントの実施を検討している。