わたしはかもめ2011年鴎の便り(4月)

便

4月2日

ロッテ光原好投、阪神大震災では避難生活[ニッカン]

◇12球団慈善試合:オリックス1−6千葉ロッテ(京セラドーム)

123456789R
千葉ロッテ0100011306
オリックス0000000011
サブロー
「選手も応援も1つになって、球場全体が熱かった。これからも、できることは何でもやっていきたい。」
井口
「小さな子供から大人まで、募金に参加してくれた。地元に帰っても年間を通じてできる限りやっていきたい。」

古巣相手の初登板で、ロッテ光原逸裕投手(30)が5回3安打無失点の快投を見せた。3つの四球を「相変わらず多い。四球では野手もどうしようもない」と反省しながらも、2つの併殺で得点を許さなかった。「結果を出していかないといけない立場ですから」。オリックスから移籍してきた今季は先発ローテーションへの食い込みを狙っている。強い気持ちを表すような粘りの投球で、西村監督を「こういうものを見せられると(先発ローテが)難しくなる。嬉しい悩みです」とうならせた。

光原は神戸市兵庫区の出身。中2のときに阪神・淡路大震災を経験した。自宅マンションにひびが入り、短期間だが避難所での生活もした。「せっかくこういう機会を与えてもらったし、しょうもないピッチングだけはしたくなかった。試合をつくることだけを考えていた。(被災者の気持ちも)少しは分かりますから」。マウンド上では冷静な投球を繰り広げたが、心の中は熱かった。「序盤KOとかはしたくなかった」と、大役を終えてホッとした表情を見せた。

この日は先発のため実現しなかったが、3日は試合前の募金活動にも参加する。「今回は比にならないほど大きな地震だけど、(阪神大震災のときは)僕は余震が怖かった。とにかく長い目で復興支援をできたらいい。頑張ります」。グラウンドの中でも外でも全力プレーを続けていく。

◇清田3試合ぶり出場2安打

清田が2安打をマークした。左ふくらはぎの張りで欠場が続いていたが、3試合ぶりに出場。6回には朴からチーム初安打となる右翼線への二塁打を放つなど1番としての存在感を示し「足はもう大丈夫です。(安打は)軽く振ることだけを考えていた。チームの力になれるように、塁に多く出て行きたい」。

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ロッテ・光原、古巣オリックスを5回0封…慈善試合[報知]

1月に移籍してきたばかりの光原が“古巣”オリックスを相手に5回無失点。4回まで毎回走者を許しながら粘り強く投げ抜いた。「序盤にKOされたり、とにかく変な投球はしたくなかった」と力を込めた。

東日本大震災のチャリティーマッチ。自身も被災した16年前を思い起こしていた。阪神大震災当時に住んでいた神戸市兵庫区内のマンションはひびが入り、中学2年だった光原は近くの高校に2週間避難した。「(地震があった)初日の夜は電気がなくて真っ暗。それで外へ出歩いたら、長田区の方の空が真っ赤だった」。震災の怖さを身をもって知るだけに、東日本で被災した人々の苦労に胸を痛めていた。

先発ローテ入りをアピールした右腕は3日には募金活動に参加する。「長い目で復興支援ができたらいいと思います」。新天地で迎える新しいシーズンも被災地を思ってマウンドに上がる。

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光原、開幕ローテに前進!古巣を5回零封[スポニチ]

ロッテ先発の光原が5回3安打無失点。オリックスから移籍した右腕が、古巣相手の好投で開幕ローテーション入りへ前進した。

チャリティーマッチとあって「序盤にKOを食らったらいけない。ゼロに抑えられて良かった」と安どした。兵庫出身で中学2年のときに阪神大震災を被災。避難所で過ごした経験があり「余震が怖かった。被災された方の気持ちは分かります」との思いを胸に投げた。西村監督は「走者を出しても要所を締めた。いいものを見せてくれた」と満足げだった。

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ロッテファン声合わせ「頑張ろう日本」[サンスポ]

ロッテは東日本大震災が発生した3月11日以来の観客の前での試合だった。西村監督は「久しぶりにファンがいる中で、いいゲームができてありがたかった」としみじみと話した。

左翼席のロッテファンは、1回の攻撃前に「頑張ろう日本」と声を合わせた。選手会長のサブローは「球場全体が熱かった。1つになっていて、声もすごく聞こえた。あらためて、お客さんあってのプロ野球だと思った」と話した。

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「変な投球はしたくない」光原発奮の5回零封[スポニチ]

神戸市出身で、中学2年の時に阪神大震災を経験したロッテの光原が先発。「慈善試合で変な投球はしたくなかった」と、毎回のように走者を背負いながらも5回を無得点に抑えた。

阪神大震災では家に一部ひびが入り、避難所生活も経験した。「あの時と比較にならないくらい大きな地震。(被災者の方の)気持ちも分かる。長い目で復興の支援ができれば」と神妙な表情で話した。

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1番清田、存在感の3出塁[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(25)が、2安打と1四球の計3出塁と活躍した。左ふくらはぎの張りで欠場が続いていたが、この日、3試合ぶりに出場。6回には朴からチーム初安打となる右翼線への二塁打を放つなど、1番としての存在感を示した。「足はもう大丈夫。(安打は)軽く振ることだけを考えていた。もうすぐ開幕だし、チームの力になれるように塁に多く出ていきたい」と振り返った。

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井口らが試合前に募金活動[ニッカン]

京セラドーム大阪で2日、オリックスとロッテの慈善試合が行われた。試合前の募金活動にはロッテの選手も参加。井口資仁内野手(36)は「小さな子供から大人まで、募金をしてくださった。マリーンズのファンも多かった。地元に帰っても年間を通じてやっていきたい」と話した。

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光原5回0封も3四球を反省[ニッカン]

ロッテ光原逸裕投手(30)が先発した。5回を3安打無失点。「相変わらず四球が多い」と3四球を反省したが、要所を締めて得点を許さなかった。この日は東日本大震災の慈善試合。「こういう機会を与えてもらったし、しょうもないピッチングだけはしたくなかった」とホッとした表情だった。

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