わたしはかもめ2011年鴎の便り(4月)

便

4月3日

マーフィー&ペン、再来日2日後いきなり好投

◇12球団慈善試合:オリックス1−5千葉ロッテ(京セラドーム)

123456789R
千葉ロッテ0200021005
オリックス1000000001

日本一ロッテの外国人は安泰だ。1日に再来日したメーフィーとペンが、久々の実戦登板で持ち味を出した。

先発のマーフィーは3回1失点。4安打4四球と毎回のように走者を背負ったが、後藤の本塁打による1失点だけ。時差ぼけが解消できていないが「今日はバッター相手に投げられたことがよかった」と、納得できる投球はできた。3番手で登板したペンは4回を2安打無失点。140キロ台後半の直球とブレーキの利いたカーブで、オリックス打線に付け入る隙を与えず「ストライク先行で感じよく投げられた。積極的に攻められたのがよかった」と収穫を口にした。

東日本大震災後の3月18日、2人は米国に一時帰国。マーフィーは「妻は地震はカリフォルニアで経験しているが、放射能を心配していた」と夫人を気遣い帰国したが、今回、一緒に再来日した。他チームに再来日のメドが立たない外国人選手がいる中、2人は順調な仕上がり。「こっちに帰ってきてくれて、2人とも投げることができた。チームにとっても助かります」と西村監督。マーフォーとペンにも「和」の心は浸透している。

西村監督
「2人ともしっかり投げられたことで、チームとして助かる。向こう(米国)でも、毎日調整してくれていた。」(マーフィー、ペンに)
ペン
「少し怖かったし、神経質になっている部分はあったが、日本の皆さんと一緒の方向を向いてやっていきたい。」(米国で日本の報道を見ていて)

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ロッテ・マーフィー&ペン、1ヶ月ぶり実戦で好投…慈善試合[報知]

先発ローテに期待されるマーフィーとペンが、約1ヶ月ぶりの実戦登板で、そろって頼もしい投球を見せた。震災の影響で一時帰国していた米国から1日に再来日したばかりでも「2週間、チームを離れたのは申し訳なかった。開幕に向けて調整していきたい」と口をそろえた。

先発して3回を4安打1失点のマーフィーは、4四球と制球に苦しんだ場面もあったが、持ち前の粘りでしのいだ。母国では家族と顔を合わせて両親を安心させる一方、大学の施設などを利用して球団の用意した練習メニューを消化した。「家族は日本で仕事することを理解してくれている。一緒に日本に帰りたいと言ってくれた。今日も試合に来ています」と、再来日を後押ししたナタリー夫人に感謝した。

3月6日の広島とのオープン戦(尾道)が最後の登板だったペンは、3番手で4回無失点。実戦から遠ざかっていた不安はなさそうだ。福島第1原発や余震など震災への関心は母国で高く、帰国中もインターネットなどで情報を集めていた。「神経質になっていた部分はあったけど、日本の皆さんも一緒なんだから」と“和の心”を強調した。

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頼れる助っ人、マーフィー&ペン“帰ッテキタヨ”[スポニチ]

西村ロッテに頼れる助っ人が帰ってきた。東日本大震災後に一時帰国し、1日に再来日したばかりのマーフィーとペンがそろって登板。ともに約1ヶ月ぶりの実戦で好投した。

先発のマーフィーは3回4安打1失点。時差ボケの影響もあって本調子ではなかったが、初回の後藤のソロによる1点に抑えた。「打者相手に投げられて良かった。開幕に向けて準備していきたい」と安ど。日本に戻る左腕に理解を示し、一緒に来日したナタリー夫人のスタンドからの声援も後押しした。

3番手で登板したペンは4回2安打無失点。変化球が低めに決まり、チームを離れたブランクを感じさせなかった。「ストライク先行でいけた。自分も少し神経質になっていたが、日本の大変な状況がいい方向に向かっていけば嬉しい」と真剣な表情で話した。開幕を目前に控え、先発候補の2人がそろって力投。西村監督は「無事に帰ってきてくれて2人とも投げられた。チームにとって助かる」とうなずいていた。

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ロッテ、再来日の2人が1ヶ月ぶり実戦で好投[サンスポ]

東日本大震災の影響で米国に一時帰国していたロッテのマーフィーとペンが登板。ともに約1ヶ月ぶりの実戦だったが、そろって好投した。

2人とも1日に再来日したばかり。先発して3回1失点のマーフィーは「(一時帰国で)家族の顔も見られたし、良かった。開幕に向けて準備していきたい」と手応えを口にした。4回無失点のペンは「ストライク先行で、自分の投球ができた。大変な状況だが(日本が)いい方向に向かっていけば僕も嬉しい」と話した。

西村監督
「2人ともしっかり投げられたことで、チームとして助かる。向こう(米国)でも、毎日調整してくれていた。」(マーフィー、ペンに)
竹原
「(今季から統一球が導入され)シーズンが始まるまでに、あそこ(中越え)に入ったので安心した。継続してアピールしていかないと。」(2ラン)

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ペン無失点「積極的投球できた」[ニッカン]

3番手で登板したヘイデン・ペン投手(26)が、4回2安打無失点と好投した。東日本大震災後に一時帰国し、この日が3月6日以来の実戦登板だったが、140キロ台後半の直球を軸に持ち味を出した。「最後は少し疲れてしまったが、積極的な投球ができた」と満足そうに振り返った。

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竹原逆転130メートル弾[ニッカン]

スタメンで起用された竹原直隆外野手(30)が、2回に逆転の中越え2ランを放った。中山の甘く入った直球をフルスイングすると、センターへの豪快な130メートル弾となった。「打ったのは真っ直ぐ。開幕前にあそこに打てて安心しました。アピールしていかないといけない立場ですからね」と笑った。

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西村監督も募金呼びかけ[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(51)が3日、オリックスとの慈善試合前に行われた募金活動に参加。岡田監督と並んで、ファンに募金を呼びかけた。「ファンの人に球場にきていただいて、本当にありがたい。あそこに立ってみて、我々ももっと頑張らないといけないという気持ちを強くした」と話した。

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一時帰国のマーフィーが好投[ニッカン]

先発したロッテのビル・マーフィー投手(29)が3回を1失点に抑えた。「今日はマウンドに立って、打者を相手に投げられたことがよかった。開幕に合わせて、しっかり準備をしていく」。東日本大震災後に米国に一時帰国し、4月1日に帰国したばかり。3月9日以来となる実戦登板に収穫を口にした。

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