わたしはかもめ2011年鴎の便り(4月)

便

4月5日

成瀬大役独占続く、6回10K無失点[ニッカン]

◇練習試合:千葉ロッテ4−5x埼玉西武(県営大宮)

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千葉ロッテ2000200004
埼玉西武000000104x5x

ロッテファンは、7年ぶりの開幕戦勝利を確信しているはずである。ロッテ西村徳文監督(51)は、開幕投手について「そりゃあ成瀬しかいないでしょう。開幕に向けてしっかり調整してくれ、と伝えてありますよ」とキッパリと言う。告げた時期については「ずいぶん前。3年ぐらい前です」と笑った。

昨季の成瀬善久投手(25)はシーズン、CS、日本シリーズと全ての開幕マウンドを任された。「去年、色んな開幕を任せてもらったので、うまく準備ができている。気持ちの部分が大きいですね」。5日の西武との練習試合(県営大宮公園)。大事な最終調整のマウンドで、成瀬は文句なしの仕上がりを披露した。

「この時期はバッターも本気でくるから」と、本番をイメージし、スライダーとチェンジアップに加えて、これまであまり使わなかったカーブも駆使。135キロに満たない直球を、抜群のコントロールと緩急で速く見せた。6回2安打無失点、10三振を奪う快投だった。「ロッテはここ何年か開幕戦に勝っていないので、何としても勝ちたいですね」。力強い口調で、1分けをはさんで5連敗中の開幕戦勝利を誓った。

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父の前で角1発

◇イースタン:千葉ロッテ9−2埼玉西武(ロッテ浦和)

3年目の育成選手、角がプロ初の満塁弾を放った。イースタン西武戦の2回1死満塁、相手先発中崎のチェンジアップを右翼に運んだ。観戦していた父で元巨人の角盈男氏も喜ぶ1発。今季の角は開幕から好調で、39打数15安打、打率3割8分5厘を残している。東海大相模時代には巨人大田と主軸を構成した左の強打者は、着実に力を伸ばしているようだ。

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ロッテ・成瀬6回10K!変化球キレキレ[サンスポ]

公式戦開幕まで1週間となった5日、練習試合で開幕投手候補が続々と登板。西武−ロッテ(大宮)ではロッテ・成瀬善久投手(25)が毎回の10三振を奪い6回無失点に抑えたが、西武・涌井秀章投手(24)は6回4失点と明暗を分けた。

チェンジアップやスライダーが面白いように決まった。ロッテ・成瀬が西武打線から毎回の10三振を奪った。「三振はあまり意識していなかったけど、フルカウントからも奪えたのはよかった」。

6回を2安打無失点で与四球は1つだけ。今季から多投するカーブについても「打者がいいリアクションをしてくれた」と手応えを口にした。これで対外試合は4試合計20回で自責1。防御率0.45と抜群の安定感だ。

12日の楽天との開幕戦(QVCマリン)について、「西村監督から『今年も頼むぞ』と言われています」と2年連続で大役を務めることを明かした。東日本大震災後は野球をやっていていいのかと自問した時期もあったというが、「開幕したら、いいパフォーマンスをするしかない」と心に決めている。

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ロッテ・今江、激走も「安心」ふくらはぎOK[サンスポ]

今江が激走。5回2死三塁から敵失で出塁すると、続く大松の左翼線二塁打で一塁から一気に本塁を陥れた。左ふくらはぎ肉離れで出遅れ、3月21日に1軍へ復帰したばかり。「ケガしてから初めて長い距離を本気で走りました。コケなかったので安心しました」。打っても4打数2安打、1打点と大活躍だ。

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ロッテ・ロサ初ブルペン、豪腕157キロ[サンスポ]

ロッテ新外国人右腕のロサ(前ダイヤモンドバックス)が5日、ブルペンで首脳陣を前に来日後初投球。力のあるボールに手応えを感じた西村監督は、7日の西武との練習試合(県営大宮)に登板させることを示唆した。「それだけ向こう(米国)でしっかりやってくれている(ということ)」と同監督。守護神候補が早速最速157キロの豪腕を披露する。

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圧巻の最終調整…エース成瀬、6回10K零封[スポニチ]

エースに相応しい圧巻の最終調整だった。4・12開幕へ、ロッテ・成瀬が6回2安打無失点の快投。西武打線から毎回の10三振を奪った。唯一のピンチは6回2死一、二塁。中島を遊ゴロに仕留めると、表情を少し緩めてマウンドを降りた。 「全体的に直球の制球が良かった。三振は意識しなかったけれど、フルカウントから取れた。うまく準備ができている」。

今季から本格的に使い始めたカーブが効果的だった。ブレーキの利いた新球でカウントを稼ぎ「打者も(戸惑って)いいリアクションをしてくれた」と手応えを口にした。これで実戦4試合で20イニングを投げ4失点(自責1)、防御率0.45。西村監督は試合後、「成瀬しかいないでしょう。開幕に合わせてしっかりやってくれと言ってあります」と2年連続となる大役を明言した。

東日本大震災では千葉県も被災。本拠地・QVCマリン周辺には液状化現象が起き、球場も下水管が破損するなどダメージを受けた。現在も開幕へ向けて復旧工事中だ。成瀬自身も浦安市内の自宅が一時断水。開幕延期でリセットを余儀なくされたが、「開幕がこの日と決まったら、いいパフォーマンスを見せないと」と切り替えている。

12日の開幕戦は本拠地で楽天と対戦する。「監督が“頼むぞ”と言ってくれた。もちろん勝ちにこだわる」ときっぱり。QVCマリンのマウンドから、エースが力強いメッセージを届ける。

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間に合った!肉離れから復帰の今江“激走”[スポニチ]

左ふくらはぎ肉離れから復帰したロッテ・今江が、不安を払しょくする走塁を見せた。5回2死一塁の場面で、大松の左越え二塁打で一気に本塁へ。最後はスライディングで生還した。復帰後1番の激走を見せ「足は大丈夫です。開幕前にこういう走塁ができて良かった」と安堵の表情だった。打っても2安打1打点。昨季の日本シリーズMVP男が調子を上げてきた。

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抑え候補の新外国人・ロサ、7日デビュー[スポニチ]

ロッテの新外国人のロサが、7日の西武との練習試合(県営大宮)でデビューする可能性が出てきた。抑え候補の最速157キロ右腕はこの日、西村監督ら首脳陣が見守る中で初めてブルペン入り。力強い投球を披露し、指揮官は「向こう(米国)でしっかりやってくれていた。状態を見た感じでは、明後日1イニングはあるかもしれない」との見通しを明かした。

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大松が実戦復帰即適時打[ニッカン]

2日の慈善試合での死球で右太もも裏を痛め、試合途中で退いていたロッテの大松尚逸(28)が西武との練習試合で実戦に復帰した。「違和感なく振れた」と5回には適時二塁打を放った。快音が響かない時期もあったが、開幕に向けて徐々に調子を上げてきている。「明日、脚の状態を確認したい。シーズンも近い。備えていきたい」と表情を引き締めた。

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成瀬6回10Kに満足げ[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(25)が5日、西武との練習試合(県営大宮)で先発し、1週間後の開幕へ向けて順調な仕上がりをアピールした。6回を投げ2安打無失点。緩急を駆使して10三振を奪い「今日は全体的にコントロールが良かった」と満足そうに振り返った。

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成瀬、2年連続大役へ万全6回10K無失点[スポニチ]

2年連続となる開幕投手のロッテの成瀬は6回無失点。大役に向け「楽しみ。うまく準備ができている」と語った。許した安打はわずか2本。10奪三振の内容にも「微妙なコントロールがもう少し。走者が出て投げ急いでしまった」と自らに厳しかった。オープン戦、練習試合の計20回をわずか4失点(自責点1)で終えた。エースとして戦い抜いた昨季の経験から「気持ちに余裕がある。それが大きい」と言う。万全の状態で12日を迎える。

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