わたしはかもめ2011年鴎の便り(4月)

便

4月7日

牧田とサブマリン対決俊介「配球楽しい」[ニッカン]

◇練習試合:埼玉西武3−3千葉ロッテ(県営大宮)

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千葉ロッテ0010010013
埼玉西武0010010103

2人のサブマリンが火花を散らした。7日、埼玉・大宮での練習試合で、ロッテ渡辺俊介投手(34)が、同じ下手投げのルーキー西武牧田和久投手(26=日本通運)を相手に6回4安打2失点と内容のある投球を披露。最終イニングの6回に片岡に同点ソロを浴び「点の取られ方が悪い」と悔やんだが「オープン戦、練習試合の中では1番良かった」と上々の仕上がり。牧田との投げ合いは「今までは(下手投げとの)対戦相手のデータが僕しかなかった。配球パターンやクイックなど、と見ていて楽しかった」と11年目の渡辺俊にも収穫。

一方の牧田も3回に3安打を浴びて連続イニング無失点は21で止まったが、毎回の9安打を浴びながら6回2失点で持ちこたえた。前日までの2日間で渡辺俊を質問攻めにし「逆に打たれて良かった。持ち味は走者を出しても最少失点に抑えることなんで」と納得の表情。結果は同じ6回2失点で、決着はシーズンに持ち越し。近年では珍しいサブマリン対決が、今季のパ・リーグをさらに盛り上げる。

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育成出身・岡田、清田に“勝った”開幕スタメン[スポニチ]

ロッテ・岡田が逆転で開幕スタメンを引き寄せた。「1番・中堅」で先発し、4安打1盗塁の活躍だ。昨季全試合で1番に座った西岡がツインズに移籍。後継者争いでは2年目の清田が一歩リードしていたが、開幕前最後の実戦を終え、西村監督は「今日(7日)の働きを見る限り、開幕に1番近いと捉えていただいて構わない」と話した。

岡田は08年育成ドラフト6巡目で入団。昨年6月にデビューすると、中日との日本シリーズ第7戦(ナゴヤドーム)では優勝を決める適時打を放った。50メートル5秒6の俊足で7回には5度の牽制をかいくぐって、4試合連続の二盗を決めた。岡田は「(開幕スタメンは)監督が決めること。選ばれたらしっかりやりたい」。過去に育成ドラフト出身の開幕スタメンは昨季の巨人・松本だけ。リーグ史上初の偉業に大きく近づいた。

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渡辺俊も負けじ…4者連続含む8K「予定通り」[スポニチ]

ロッテ先発の渡辺俊が6回4安打2失点。変化球でタイミングを外す自在の投球で、4者連続を含む8三振を奪った。

牧田とのサブマリン対決にも気負わず「どんどん自分の球を投げて、打者の反応を見て勝負しようと思っていた。予定通り調整できたと思います」と振り返った。西村監督は「点の取られ方は悪かったが2点に抑えた。開幕したらやってくれると思う」と期待を込めた。

◇守護神は日替わり?

ロッテ抑え候補の新外国人・ロサが9回に登板。6日にデビューしたばかりの助っ人は、連投で1回を1安打無失点に抑えたが、西村監督は「昨日(6日)より良かったが、下(2軍)で投げさせることも考えないと」とじっくり調整させる方針。続けて「今の段階で誰が抑えとは言えない。固定したいが、状況を見てになる」と話し、当面は薮田らを起用する意向を示した。

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俊介、西武・牧田とのサブマリン対決にワクワク…ロッテ[報知]

球界では珍しいサブマリン対決が早くも実現した。西武・牧田、ロッテ・渡辺俊が、開幕前最後の実戦に先発。お互いに6回2失点でマウンドを降り、渡辺俊は「アンダースローはあんまりいない。ワクワクします」とライバルの出現を歓迎した。

先輩の貫禄は見せた。6回を4安打2失点。4連続を含む8奪三振の力投を見せた渡辺俊は「状態はオープン戦で一番よかった。技術に余裕があると気持ちにも余裕が出る。臨機応変にいけるようになった」とシーズンへの手応えを強調した。

牧田も負けてはいない。毎回安打を許しながら、6回9安打2失点。クイックなど、走者を背負ってからの技術の高さを見せた。対外試合の連続無失点は21イニングで途切れたが、「打たれて逆によかったかなと思いました。走者を出しても最少失点で粘れた」とうなずいた。

渡辺俊は「こういう攻め方もあるのかというのが楽しみ。急造じゃないし、自分のスタイルがある」と牧田を絶賛。牧田も「バランスもよくて簡単に打ち取っている。同じアンダースローでもタイプが違うと思うし、見て盗んでいきたい」と先輩の技術に敬意を表したが、シーズンでの対戦となれば話は別だ。「投げ合うことがあれば、勝ちにこだわる」。勝敗がつかなかった無観客での初対戦。シーズンでの激突が、さらに楽しみになった。

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ロッテ岡田、開幕当確!4安打&盗塁大暴れ[サンスポ]

不振のロッテ・清田に代わり「1番・中堅」で先発出場した岡田が、4安打の固め打ち。7回には4試合連続盗塁も決めた。この猛アピールに、西村監督は「開幕に1番近いと思ってもらって構わない」と、12日の楽天との開幕戦(QVCマリン)でスタメン起用することを明言。岡田は「使ってもらえるなら、しっかりやらないと」と気を引き締めていた。

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ロッテ・俊介、牧田を絶賛「ワクワクした」[サンスポ]

ロッテ・渡辺俊も、牧田とのサブマリン対決には「ワクワクした」という。同じ6回2失点ながら、被安打は5本少ない「4」。奪三振でも4連続を含む「8」と貫禄をみせた。「オープン戦、練習試合の中で1番良かった。(開幕へ向け)準備はできたと思います」。牧田については「僕とは(同僚の)成瀬と唐川ぐらいタイプが違うけど、自分のものを持っていますね」と絶賛。「(下手投げとして)対戦相手については自分のデータしかなかったが、参考になる」と歓迎していた。

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ロッテ・荻野貴“遊撃手”に「慣れてきた」[サンスポ]

昨年5月に右膝の手術を受けた。キャンプでは外野から遊撃に転向した。越えるべき壁は高かったが、ロッテの荻野貴は少しずつ克服していった。開幕前最後の実戦だった西武との練習試合を終え「試合に多く出たことが大きい。慣れてきた」と笑顔を見せた。

7回1死二、三塁の守備で、ゴロをさばいて本塁で三塁走者をアウトにした。試合を重ねて手にした「脱力。構えた時に力んでいる時は、一歩目が動かない。ノックを受けているだけでは分からない」という感覚が生きている。送球に不安定さを残しつつも、遊撃手としてさまになってきた。

打っては2安打と好調を維持し、3試合連続となる盗塁も決めた。それでも「スピードの乗り、足の動きがもう一息」と満足しない。昨季46試合で57安打、25盗塁。右膝の故障が癒え、攻撃面では何の心配もなさそうだ。

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岡田が「1番中堅」グイッ[ニッカン]

ロッテの岡田幸文(26)が、7日に行われた西武との練習試合で4安打を放ち「1番・中堅」の座をアピールした。清田育宏(25)が最有力だったが、西村監督は「今日の働きを見た限りでは開幕(の先発)に1番近い」と話した。

昨季は日本シリーズ第7戦で決勝打を放つなど、大きく成長した。いいイメージのままオフを過ごし、オープン戦から好調を維持していた。岡田は「自分のスイングをすることだけを心掛けた。使ってもらえるなら、しっかりやらないと」と表情を引き締めていた。

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岡田4安打でアピール[千葉日報]

◇「1番・中堅」濃厚

西武との練習試合に1番・中堅で先発した岡田が4安打。西村監督を「開幕(での先発)に1番近いのかなと思う」と言わしめた。4度回ってきた先頭の打席で3度出塁。7回には4試合連続となる盗塁を決め、1点を追う9回は1死から二塁打を放って同点のホームを踏んだ。開幕前最後の実戦で結果を残し「やってきたことを出そうと思っただけ。自分のスイングを心掛けた」と胸を張った。

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