わたしはかもめ2011年鴎の便り(4月)

便

4月20日

千葉ロッテ3−0埼玉西武(QVCマリン)

ロッテは唐川が完封で今季初勝利。5、6回に無死一、二塁とされるなど走者を背負ったが要所を締めた。チームは2試合連続の完封勝ち。打線は1回にサブローの二塁打で2点を先制、5回に荻野貴の犠飛で加点した。西武は3連敗。

123456789R
埼玉西武0000000000
千葉ロッテ20001000x3

◇初打点が貴重な先制打

貴重な先制の2点二塁打を放ったサブローは「いってくれと願ってた。ホームランじゃなくても点が入ればいい」と5番に昇格しての今季初打点を喜んだ。

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ロッテ唐川が6安打完封、成瀬に続いた[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(21)が西武打線を6安打完封し、今季初勝利を飾った。4回から6回まで無死で得点圏に走者を背負いながら、しのいで粘った。ロッテは前日19日の成瀬善久投手(25)に続く完封。昨年の日本一チームが波に乗ってきた。

最後の1球は138キロ内角直球がズバッと決まった。だがマウンドから降りた唐川は苦笑いしながら里崎とハイタッチした。「内角直球のサインに首を振って、外を狙って投げたんですけど、内にいっちゃったんです」。里崎からは「やっぱり内だっただろ」と言われた。再三のピンチをしのいでの完封の内幕。それをお立ち台で披露すると「(首を振る)意味ないじゃん」と、観客から突っ込みが入った。

完封は最後まで意識しなかった。4回から6回までは無死で得点圏に走者を許した。「同点まではしょうがないと思っていた。それで腕が振れたのが良かったのかもしれない」。切れ味鋭いスライダーと、130キロ台ながら空振りを奪える伸びのある速球で、西武打線を封じていった。

前日の成瀬に続く完封だった。その成瀬が一目置く存在が唐川だ。今春の石垣島キャンプで、必死に汗を流していた成瀬がふと話したことがある。「唐川の存在は大きい。あいつが、僕を追い越そうとしてくるから、僕はもっと頑張らないといけないと必死になれる」。日本一の立役者となったエースがチーム内のライバルとして目するほど、その才能を買われている。

それだけのポテンシャルを秘めながら、この3年間は5勝、5勝、6勝。シーズン中盤で失速した。何より自分が不甲斐なく思っている。昨年11月、選手会納会のお酒の席で、サブローと小林宏から「1番苦しい時にケガでいなくて、日本シリーズのいいところだけおりやがって」と冗談交じりに叱咤されると、思わず涙をこぼしてしまった。それを見たサブローが「あいつは今年はやるはず」と強く感じるほど、酔いも覚める涙だった。

「もう4年目。同じ失敗はしたくない。毎年春先は手応えがいい。繰り返さないようにしたい」。いよいよロッテの次世代エースが飛躍の時を迎える。

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ロッテ・サブロー“開幕”先制2点打![サンスポ]

1回2死、ロッテ・サブローが左越えに先制の2点二塁打を放ち「好機を生かすことができてよかった」と安堵の表情を見せた。開幕8試合目の初適時打に「打点を挙げたいと集中していた。気持ちが燃えた方が結果がいい」とこの日3安打の固め打ち。それでも「もっと大事にしていかないと」と8回の三振を反省していた。

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ロッテ・唐川完封!佑ちゃん世代に負けない[サンスポ]

黄金世代には負けない!ロッテ・唐川侑己投手(21)が20日、西武2回戦(QVCマリン)で完封、今季初勝利(1敗)を挙げた。同期生のヤクルト・由規投手(21)と同日の完封劇で、日本ハム・斎藤佑樹投手(22)ら好投手がひしめく“88年組”の1学年下の世代が、存在感をアピールした。また19日の成瀬善久投手(25)との連続完封勝利は、ロッテでは96年以来、実に15年ぶりの快挙だ。

最後の打者・ブラウンを三振に斬ると、唐川はグラブで口をふさいで微笑んだ。19日のエース・成瀬に続き、完封で今季初勝利。昨季の日本一チームを、ようやく勝率5割に乗せた。「ゲームの終わりに、真ん中(マウンド)にいられるのは気持ちいい。滅多にないチャンスなので、最後まで投げさせてもらいました」。

直球は130キロ台後半も、切れのあるスライダーを中心に8三振を奪った。完封は昨年8月19日の日本ハム戦(東京ドーム)以来。白星も、同26日の西武戦(千葉マリン)以来だ。

昨季は右手中指骨折と、右ひじ痛で長期離脱。11試合の先発登板で6勝(3敗)にとどまった。オフの選手会納会でサブローに呼び出された。「おまえがしっかりしないといけない」。選手会長の言葉に、思わず悔し涙があふれた。

オフから走る量は自然と増え、けが防止に筋力トレーニングも始めた。復活へ一歩踏み出した唐川は、「今日は負けたくなかった」とキッパリ。西村監督も「最後まで投げきるという強い気持ちがあった」と評価した。左の成瀬に続き、21歳の右のエース候補も今季初勝利を手にした。ロッテがいよいよ本領発揮だ。

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唐川も…ロッテ15年ぶり2試合連続完封[スポニチ]

甘いマスクに安堵の笑みが広がった。9回2死二塁。ロッテ・唐川がブラウンを見逃し三振に仕留める。前日の成瀬に続いてスコアボードに9個のゼロを並べた。継投なしの2試合連続完封はチーム15年ぶり。お立ち台に上がると力強く言った。「うちには成瀬さんという絶対的なエースがいる。負けたくない気持ちがあるので、続くことができて良かった」。

本調子ではなかった。4、5、6回と得点圏に走者を背負った。3点リードの6回。連打で無死一、二塁とされ、中村を迎えた。一発を警戒して3球連続ボール。ここでギアを入れ直し、2球続けた直球で捕邪飛に斬った。続くフェルナンデスは、スライダーで遊直併殺。ピンチを脱した。制球が持ち味の右腕がこの日は2死球。「慎重になりすぎないように思い切り腕を振った」と強気に攻め抜いた結果だった。

昨季チームは日本一になったが、自身は右手中指骨折などで長期離脱。オフには選手会長のサブローから「おまえと大嶺が、成瀬に続いていかないと」と諭され、6勝に終わった不本意さから悔し涙を流した。大震災とも戦う特別なシーズン。チーム投手陣で唯一の千葉県出身である唐川は、8日に県内で最も津波の被害を受けた旭市の中学校を慰問。「千葉のために良い投球がしたい」と決意を新たにし、成瀬に次ぐ2番手として今季を迎えた。西村監督は「最後まで行くという強い気持ちが出ていた」と称えた。

この日は、同学年のヤクルト・由規も完封。日本ハム・斎藤ら1歳上の世代が注目されるが、唐川は「刺激になるのは同学年の由規の方」と意識する。今秋には大学に進学した同世代がドラフトの主役となる。プロ4年目の21歳が、ライバルとともに高みを目指す。

◇西武戦では初の完封

唐川が6安打完封で今季初勝利。完封勝利はプロ入り3度目だが西武戦は初めてだ。この日は4番中村を2三振を含む4打数無安打に抑えた。通算でも20打数2安打12奪三振と圧倒。チームは前日も成瀬が完封勝利を挙げており、2試合連続の完投完封。ロッテの2試合連続完封は昨年7月11日ソフトバンク戦、同13日オリックス戦以来だが、前回はいずれも継投。完投による連続完封は96年7月30、31日近鉄戦の薮田、ヒルマン以来15年ぶりになる。なお連続完封のチーム最多は昨年まで4度あった3試合。21日の西武戦で球団記録に挑戦する。

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初の5番でサブロー猛打賞「初打点にホッ」[スポニチ]

今季初めて5番に座ったロッテ・サブローが、唐川を援護した。初回2死一、三塁から左翼フェンス直撃の2点適時二塁打。これが、自身の今季初打点で「気持ちが燃えると結果がいい。2死からのチャンスを生かすことができて良かった」。4回に中前打、6回に左翼線二塁打で猛打賞。それでも選手会長は「初打点はホッとした。最後(8回)は三振したので1打席を大事にしないと」と引き締めていた。

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唐川、成瀬に続いた!チーム15年ぶり2戦連続完封…ロッテ[報知]

2007年秋のドラフトでプロの門をたたいた“高校ビッグ3”が、そろって活躍した。ヤクルト・由規投手(21)は、被災した地元・仙台へ「勇気」を送る3安打完封。ロッテ・唐川侑己投手(21)は、チーム15年ぶりとなる2戦連続完封ショーを実現。日本ハム・中田翔内野手(21)は、2安打3打点でチームの3連勝に貢献した。4年目を迎えた逸材たちが、新時代の到来を予感させる。

歓喜の輪で控えめに照れ笑いを浮かべた。唐川は最後の打者・ブラウンを見逃し三振に仕留め、今季初勝利を昨年8月19日の日本ハム戦(東京D)以来、自身3度目の完封で飾った。成瀬に続く2試合連続の零封に「ウチには成瀬さんという絶対的なエースがいますし、負けたくない気持ちはあった」と充実の汗を気持ちよさそうにぬぐった。

テンポよく大胆に攻めた。終盤に息切れして敗れた13日の楽天戦(QVC)の反省を生かした。「大事なところで変化球は低めに集められた」。キレのある直球とスライダーを軸に9回6安打の力投。チーム15年ぶりとなる先発投手の2戦連続完封ショーを演じた。

唐川も名前は「侑己」。“幕張のユウちゃん”だって負けていられない。「近い世代ですごくいい刺激になる」。今年の新人1番乗りで勝った日本ハム・斎藤佑樹は、1つ上の世代の超スター。実は唐川が成田高2年の時、同じ都内の鍼灸院に通っていた縁で面識があった。一緒にプレーできることを夢見ていた。

唐川と斎藤の「ユウちゃん」で球団も売りだそうと、斎藤のドラフト指名を早々に表明。夢プランはかなわなかったが、デビュー戦を食い入るように見つめて「球を低めに常に集めることができて、すごいと思った。自分は高めに抜けたりするし、そこは見習いたい」と改めて刺激を受けた。その一方で「どちらかというと由規の方が意識しますね」とも。同世代へのライバル心を強めるなか、くしくもこの日、2人とも完封。高いレベルで競い合っている。

昨季は故障で6勝どまり。4年目の今季は自身初の2ケタ勝利を誓う。「成瀬さんの次はやりがいがあって楽しい」。ローテの柱としての自覚も芽生えた。飛躍を遂げた唐川の侑ちゃんにも今年は注目だ。

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唐川完封!成瀬に続いた[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(21)が、西武打線を6安打完封した。前日の成瀬に続く完封で、チームを勢いづけた。「うちには成瀬さんという絶対的なエースがいる。それに負けたくないと思って投げたらこういう結果を出せた」と喜んだ。

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360円サブローバーガー届かず[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(34)が1回2死一、三塁で、先制の2点適時二塁打を放った。帆足のスライダーを左中間フェンス上部まで運んだ。もう少しで本塁打の当たり。本塁打となれば球場内のロッテリアで販売されるサブローバーガーが、580円から360円にサービスされることが決まっているが、惜しくも今季初本塁打を逃した。「持ってないね。何とかサブローバーガーをと思ったんだけどね」と苦笑いしつつも、今季初打点を喜んだ。

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ロッテ・唐川、6安打完封で今季初勝利![サンスポ]

ロッテ先発の唐川が6安打無四球完封で今季初勝利を挙げた。チームは初回、サブローの適時打で先制し5回にも追加点を挙げ唐川を援護した。今季2回目の登板となる唐川は、4者連続三振など上々の立ち上がりを見せた。5回には1死二、三塁のピンチを迎えたが、後続を抑え無得点で切り抜けた。その後も安定した投球を見せ、完封で今季1勝目をもぎ取った。

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結果オーライ?唐川「首を振ったのにボールがいってしまって…」[スポニチ]

ロッテのの唐川が前日19日の成瀬に続き、連続完封勝利でチームを勝率5割に導いた。

最後の打者、西武・ブラウンを見逃し三振に仕留め、マウンド上で初めて笑顔をみせたが、嬉しさからよりも恥ずかしさからだった。「(里崎の)内角の真っ直ぐに首を振ったのに、内角にボールがいってしまって…」と唐川。結果オーライの最後に「何とも言えないです」と苦笑した。

時折、逆球がありながらも球威が落ちず、6安打8奪三振。「5、6回はへばっていたので、7回くらいで降ろされるかなと思っていた」と話したが、昨年8月19日の日本ハム戦以来の完封に「ゲームの終わりに真ん中にいられるのは気持ちがいい」。

毎年期待されながら、5勝、5勝、6勝と勝ち星が足踏み状態。4年目の右腕は「今年こそ結果を残す」と力強くファンの前で宣言した。

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昨日も…サブロー「何とかサブローバーガーをと思ったけど持ってないね」[スポニチ]

今季初の連勝を狙うロッテは初回、サブローの2点適時二塁打で幸先良く先制した。サブローは「打ったのはスライダー。2死からのチャンスを活かすことができてて良かった。うまいこと打つことができた」と今季初打点に笑顔。それでも、わずかにスタンドに届かず、左翼フェンス直撃の打球だったことに「あと少しでホームラン?昨日もそうだけど持っていないね。何とかサブローバーガーをと思ったけど…」。

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選手会、NPBに事務折衝を要望[サンスポ]

日本プロ野球選手会は20日、日本野球機構(NPB)に対し、今秋の戦力外通告期間や合同トライアウト開催日を決めるため、12球団側との事務折衝の実施を要望した。

東日本大震災の影響で公式戦終了が例年より2週間程度ずれ込むことに伴う調整が目的。本来は10月1日から始まる第1次の戦力外通告期間も2週間程度遅らせる案やトライアウトを例年通り2度実施する案を検討する。

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