わたしはかもめ2011年鴎の便り(4月)

便

4月29日

千葉ロッテ3−2福岡ソフトバンク(QVCマリン)

ロッテは1点を追う5回2死満塁から荻野貴の走者一掃の左中間二塁打で逆転。先発の小野は4回1失点で降板したが、5回以降は継投した5投手が踏ん張った。ソフトバンクは打線がつながりを欠き、山田を援護できなかった。

123456789R
福岡ソフトバンク0001000012
千葉ロッテ00003000x3

◇小野は内転筋の張りで降板

今季初登板で昨夏以来の先発だった千葉ロッテの小野は右内転筋の張りで4回1失点で降板。西村監督は「無理はさせたくない。大事を取って」と説明した。今後は30日の状態を見て判断する。

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荻野貴、逆転V打!SEAMO曲で18打席ぶり安打[スポニチ]

3試合連続無安打と苦しんでいたロッテ・荻野貴の千金打だった。1点を追う5回2死満塁から逆転となる走者一掃の二塁打。今季最多2万7598人を集めたQVCマリンのお立ち台で「何試合もいいところで打てていなかったので、何としても打ってやるという気持ちでした」と胸を張った。

打撃の調子は悪くないが、最近はいい当たりが野手の正面を突くなど結果が出ない。この日から気分転換に打席での登場曲をSEAMOの「My ANSWER」に変更した。「♪今できなくても、焦らないで、慌てないで、君のマイペースで自分信じて、ゆっくり行けばいい−」。それはまさに今の自分の姿。力んで少しだけ小さく、硬くなっていたフォームを修正し、4回に18打席ぶり安打。気持ちとフォームにゆとりが生まれ、5回の一打につながった。

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小野緊急降板も、古谷が好投初勝利[スポニチ]

今季初登板初先発のロッテの小野が、4回1失点と好投しながら右内転筋の張りを訴えて緊急降板。

急遽5回のマウンドに上がった古谷が2死満塁のピンチを招きながら無失点で切り抜け、その裏の逆転劇につなげた。今季初勝利の左腕は「試合を壊さないようにと思って投げた。粘り強くいけた」。6回からは今季初のそろい踏みとなった伊藤−内−ロサ−薮田の必勝継投で逃げ切った。

◇4月収入10%減

28日で4月の平日デーゲームを終え、ロッテの石川晃球団運営本部長が「売り上げは思ったほどのマイナスにはなっていない」と明かした。球団では当初、前年比25%減を想定していたが、約10%減にとどまったという。入場者数が減り、ナイターに比べてビールなど飲食物の売り上げも大幅に減ったもののグッズ売り上げが好調だったと説明。また、ナイター開催が微妙となる7月以降について「自家発電も検討しないと」と話した。

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古谷が1回抑え今季初勝利[ニッカン]

ロッテ古谷拓哉投手(29)が今季初勝利を挙げた。1点を追う4回、ベンチに下がった先発の小野晋吾投手(36)がアクシデントを訴えた。右足内転筋の張り。古谷は4回の味方の攻撃中に急ピッチで肩をつくり5回のマウンドへ上がった。満塁のピンチを招いたが、最後は内川の内角をスライダーでえぐり、一飛に抑え切り抜けた。「(小野)晋吾さんが1点で抑えていたので、抑えればチャンスがあると思っていた。チームが勝てて良かった」と喜んだ。

西村監督
「場所が場所なので無理をさせたくなかった。最後は一打同点のところまで行ったけど、小野の後、リリーフ陣がよく抑えてくれました。」(右足を痛め4回で降板した小野について)

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ロッテ・荻野貴、逆転打に「抜けて良かった」[サンスポ]

ワンチャンスをものにした。0−1の5回2死満塁。「何としても打ってやるという気持ちだった」。ロッテの荻野貴が走者一掃の逆転二塁打を放った。

ここ3試合、無安打が続いていた。余分な力みから「(打撃に)柔らかさがなかった」と荻野貴。腕の力を抜き、体の回転で運ぶ意識をより強くした。4回の左前打が実に18打席ぶりの安打。「楽になった」と気を良くし、続く5回は低めの直球を左中間に運んだ。「抜けてくれて良かった」と表情を緩めた。

西村監督
「(逆転二塁打の荻野貴に)状態は悪いと思っていなかった。心配していなかった。」

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荻野貴が逆転V打!ロッテ、6人継投で快勝[サンスポ]

ロッテは荻野貴が満塁から走者一掃の二塁打を放ち逆転。投手陣は6人の継投でソフトバンク打線を2点に抑え快勝した。

ロッテは1点を追う5回裏、里崎、金泰均の連打、清田の四球などで2死満塁。この場面で荻野貴が左中間へ走者一掃となる3点二塁打を放ち、一気に逆転に成功した。

終盤は追加点を挙げることはできなかったが、4回1失点の先発・小野を継いだ救援陣が力投。2番手の古谷から3番手の伊藤、4番手・内、5番手・ロサが1イニングずつを無失点に抑え、最終回は薮田が登板した。

2点リードでマウンドに上がった薮田は、先頭の多村こそ遊ゴロに打ち取ったが、松中に安打を許し一死一塁。松田を空振り三振に切った後、オーティズに右中間を破られ3−2。さらに同点の走者を二塁に背負ったが、川崎を三振に打ち取り辛くも逃げ切った。

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小野が右足の張り訴え降板[ニッカン]

ロッテ小野晋吾投手(36)が4回、右足内転筋に張りを訴えて降板した。小久保に中前打を打たれた際に違和感を覚えたようで、この回を投げ終えたが、5回のマウンドには上がれなかった。今季初先発で、4回まで12個のアウトのうち10個が内野ゴロと、持ち味を発揮していただけに、悔しい結果となった。病院には行かず、アイシング治療などを施し、戦況を見つめた。試合後は、勝利に沸くベンチ裏で西村監督を待ち受け「すみませんでした」と頭を下げた。

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荻野貴が逆転打「必死でした」[ニッカン]

ロッテ荻野貴司内野手(25)が5回2死満塁のチャンスに、逆転の適時二塁打を放った。3人の走者を迎え入れる会心の一打に「何でもいいから得点に結びつけたいと思って必死に食らいつきました。QVCマリンで初めての祝日の試合で、これだけ多くのお客さんが来てくれているので負けられないです」と、さらに気合を入れていた。

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サブロー、被災地小学生を招待[ニッカン]

ロッテのサブロー選手会長(34)は29日、東日本大震災で被害を受けた千葉県旭市内の小学生を、千葉市のQVCマリンフィールドで行われたソフトバンク戦に招待した。試合前には一緒に記念撮影し、子供達からは寄せ書きを渡された。

この日は旭市内の少年野球2チームの計35人が観戦に訪れ、30日、5月1日の同カードを合わせて計100人が招待される予定。小学6年生の松本大輝君は「プロ野球選手に招待されて嬉しい。自分も頑張ろうと思う」と笑顔だった。

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ロッテ竹原がオリックスへ「大好きなマリンを離れるのは寂しい」[スポニチ]

オリックスは29日、竹原直隆外野手(31)=183センチ、88キロ、左投げ右打ち=をロッテから金銭トレードで獲得したと発表した。打撃不振のオリックスは打線強化のため長打力のある右打者を補強した。入団記者会見は5月3日に京セラドーム大阪で行う。

竹原は城西大、三菱自動車岡崎を経て2005年にロッテ入団。07年に8本塁打するなど、通算成績は274試合で打率2割5厘、17本塁打。

オリックスの村山良雄球団本部長は「もう1枚、パンチ力がある選手が欲しかった。(トレードが)成立して良かった」と話した。

竹原
「仲間や大好きなマリンから離れるのは寂しいですが、新天地で活躍できるように頑張ります。ユニホームは違うが、またマリンでプレーできるのを楽しみにしています。」

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