わたしはかもめ2011年鴎の便り(5月)

便

5月3日

埼玉西武5−10千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテの井口が7打点と活躍した。2−5の6回に逆転満塁本塁打を放つと、7回にも2打席連続の3号3ラン。打線は今季最多の15安打をマークした。成瀬は6回5失点と苦しみながらも3勝目。西武は引き分けを挟んで5連敗。

123456789R
千葉ロッテ00001540010
埼玉西武0040100005

◇無失点途切れるも3連勝

2試合連続完封中だった千葉ロッテの成瀬は6回5失点だったが、味方の援護で3連勝とした。「勝ったことで、次につながる」と表情を和らげた。

西村監督
「大事なのは2死になっても諦めない気持ちです。1番のヒーローは井口ですけど(6回の逆転劇の口火となった)里崎の安打が大きかった。」

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井口が大暴れ、逆転満塁弾&3ラン[ニッカン]

ロッテがチームリーダーの大暴れで豪快に逆転勝ちした。4点を追う6回。1点を返してなおも満塁の好機で、井口資仁内野手(36)は「このチャンスしかない」と集中力を高め、変化球の制球に苦しむ西武藤田を冷静に観察した。「真っ直ぐしかない」。1ボールからの2球目、高めに浮いた141キロ直球に、迷わずバットを出した。通算10本目、起死回生の逆転満塁弾を左翼席中段へたたき込んだ。7回には2打席連続の3号3ランをバックスクリーンへ運び、ダメを押した。

10得点のうち、実に9点が2死からの得点。井口の満塁弾と3ランは「2死走者なし」から粘りに粘って作ったチャンスだった。ホワイトソックスでプレーした06年以来の1試合7打点。今季、両リーグトップの23打点をマークしている井口は「打点はチームのもの。前の打者がヒットで出てどんどん走ってくれるおかげ。(2本とも)つなごうという気持ちだけ。センター返しを意識していた」と、チームメートに感謝した。

西村監督も、脇役への賛辞を忘れなかった。「大事なのは2死になっても諦めない気持ちです。1番のヒーローは井口ですけど(6回の逆転劇の口火となった)里崎の安打が大きかった」。チームスローガンでもある「和」を体現する戦いぶりに目を細めた。

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ロッテ・井口、逆転満塁弾&3ランで大暴れ![サンスポ]

ロッテ・井口資仁内野手(36)が3日、西武4回戦(西武ドーム)で6回に逆転満塁弾、続く7回にもダメ押しの3ランを放ち、10−5快勝に導いた。1試合7打点は米大リーグ、ホワイトソックス時代の2006年にマークしているが、日本では初。今季通算打点を「23」に伸ばし、パ・リーグ打点部門のトップを独走中だ。

本拠地開幕でお祭りムードにわく西武ファンを、井口が沈黙させた。2−5の6回2死満塁。まずは逆転2号満塁弾を左翼席へ。続く7回2死一、三塁ではバックスクリーン右へ3号3ランをたたき込んだ。「このチャンスしかないと思っていたから、最高の結果になってよかった。少し泳いだけど、うまくバットに引っ掛かってくれたよ」。

本塁打は4月17日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、プロ初登板だった黄金ルーキー・斎藤(早大)から放った2ラン以来。満塁弾はパ・リーグ史上5位タイとなる10本目だ。

昨季、パ・リーグ2位の103打点もダテじゃない。1試合7打点もホ軍時代の2006年6月25日のロイヤルズ戦に続き2度目。このときも満塁弾&3ランだった。「ありましたねぇ。ただ打点はチームのもの。前の打者がどんどん出塁して走り、チャンスを作ってくれているおかげです」。

これで今季は23打点。パ・リーグ打点部門のトップを独走中だ。

西村監督は大逆転劇に「1番(のヒーロー)は井口」。さらにチームの10得点のうち、9得点を2死から挙げていることに「諦めない強い気持ちが結果につながった」とナインを絶賛していた。

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井口大暴れ、満塁弾だ3ランだ!7打点荒稼ぎ[スポニチ]

頼りになる男だ。ロッテ・井口が日本通算10本目の満塁弾を含む2発7打点。23打点でリーグトップを独走する3番は「自分というより、みんながチャンスをつくってくれる」と謙遜した。

経験に裏打ちされた読みがあった。4点を追う6回に1点を返してなお2死満塁。2番手・藤田は変化球の制球に苦しみ、前打者の荻野貴に四球を与えた。初球のスライダーもボール。「(ストライクを)取りに来るなら直球だと思った」。読み通りの2球目の外角直球を強振。逆転の2号満塁弾は左翼席に弾んだ。7回は低めの直球を手元まで引きつけ、中堅右へ2打席連続の3号3ラン。場内の照明量が増えた6回以降に7打点を稼いで「みんなで“暗いな”と話していたけど、確かに明るくなりましたね」と笑顔で振り返った。

1日のソフトバンク戦(QVCマリン)で通算100死球目を受けた井口は、この日の6打席も28球中13球も内角を攻められたが意に介さなかった。強引に引っ張らず気持ちは常に中堅方向にあるため、どんなに内角を攻められても外角球に対応できる。貯金を2として3位に浮上した西村監督も井口について「大したもの。チームとして助かります」と評した。

ダイエー(現ソフトバンク)時代の97年5月3日。井口は公式戦初出場の近鉄戦(福岡ドーム)で新人史上初となるデビュー戦での満塁弾を放った。あれからちょうど14年。勝負強さは健在だ。

12位タイ通算10本目
井口(ロ)が満塁弾、3ランの2発7打点。満塁本塁打は自身通算10本目で、歴代12位タイ。1試合7打点はダイエー所属時の98年8月9日オリックス戦の6打点を上回り、自己最多となった。井口は大リーグで満塁本塁打が2本。ホワイトソックス所属時の06年6月25日アストロズ戦では、今回と同じ3ランと満塁弾で7打点を記録している。
里崎
「6回の井口さんの満塁弾でベンチの雰囲気も変わったし、自分もいいイメージで打席に入れた。」(7回に左翼席へ今季1号ソロ)
金森打撃コーチ
「2本目は低めの直球を腰ではじき返した。自分のスイングができている証拠。」(井口について)

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成瀬、3連続完封ならず…5失点も3勝目[スポニチ]

3試合連続完封を狙ったロッテ・成瀬は6回5失点も打線の援護に恵まれ3勝目。3回は2死一、三塁で栗山に中前にポトリと落ちる不運な二塁打で先制を許すなど一挙4点を失ったが、気持ちを切らすことはなかった。

西武ドームは過去4試合で1勝2敗、防御率5.84。今回も快投はできなかったが、4月19日(QVCマリン)に続く横浜高の後輩・涌井との直接対決を制し「(西武ドームは)嫌なイメージしかなかったから勝ったことで次につながる」と笑顔を見せた。

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成瀬6回5失点、無失点途切れるも3連勝[スポニチ]

2試合連続完封中だったロッテの成瀬は6回5失点だったが、味方の援護で3連勝とした。「勝ったことで、次につながる」と表情を和らげた。

直球の走りは良かったが、変化球の精度が今一つだった。3回に栗山に適時打を浴び、21イニングぶりの失点を喫する。さらに、中島には外角のチェンジアップを左越えに運ばれる2ラン。5回にも片岡にソロを許した。「変化球は、もっと修正していかないといけない」と表情を引き締めた。

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ロッテ・井口、7打点の荒稼ぎにも淡々[サンスポ]

7打点の荒稼ぎだ。2−5の6回に満塁弾を放ち、7回には3ラン。それでも、ロッテの井口は淡々としていた。「前の打者がチャンスをつくってくれたので」と、チームへの思いを口にした。

6回は2死からの2安打に相手の失策で、まず1点。投手が藤田に代わり、荻野貴が四球で出塁した。四球の直後で「甘い球が来たら、どんどん振っていこうと思った」。1ボールから、狙い通りに高めの直球を左翼席に運んだ。日本で通算10本目の満塁本塁打。1試合7打点は米大リーグ時代の2006年以来で、自己最多だった。

「(シーズンの)最後までしっかり仕事ができれば」と話す3番打者の打点は早くも、両リーグトップの23に伸びた。

ロッテ・金森打撃コーチ
「頼もしい。2本目はすごかった。腰ではじき返していた。自分のスイングができている。」(2本塁打の井口に)

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成瀬、大量援護で3勝目[ニッカン]

ロッテ先発の成瀬善久投手(25)は6回5失点で3勝目を挙げた。要所で制球が甘くなり3試合連続完封はならなかったが、打線の大量援護で白星を手にし「調子は悪くなかった。むしろ良かった。チームが勝ったので次につながると思います」と喜んだ。

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井口逆転&ダメ押し=7ラン[ニッカン]

ロッテが井口資仁内野手(36)の一振りで劣勢をはね返した。4点を追う6回、1点を返して、なおも2死満塁の好機。西武藤田の高めの直球を完璧にとらえ、2号逆転満塁弾を左翼席へ運び「このチャンスしかないと思っていたが、最高の結果になって良かった」。井口は続く7回にもダメ押しの3ランをバックスクリーンにたたき込み「今日は良いところで良いバッティングができている」と、コメントした。

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ロッテから移籍の竹原が入団会見、4日に1軍へ…オリックス[報知]

ロッテからオリックスに移籍した竹原直隆外野手が3日、京セラドーム大阪で入団記者会見を行い「自分の持ち味である長打力を磨いて、しっかり戦力になりたい」と話した。背番号は69。岡田監督は「明日(4日、1軍に)登録や」と話した。

竹原は昨季は40試合に出場して打率1割3分9厘にとどまったが、2007年には8本塁打を放っている右打者。

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