わたしはかもめ2011年鴎の便り(5月)

便

5月7日

オリックス3−5千葉ロッテ(ほっと神戸)

ロッテは1−1の5回、四球を足掛かりに1死一、三塁から遊ゴロで1点を勝ち越し、さらに井口、金泰均の連続適時打で3点を加えた。マーフィーが2勝目。オリックスは5回の大引の2失策が響き、最下位に転落した。

123456789R
千葉ロッテ0010400005
オリックス0010020003

◇新人伊志嶺がつないで得点

千葉ロッテは3、5回に、いずれも9番のルーキー伊志嶺がバントで送って上位につなぎ、得点を奪った。西村監督は「やることをきっちりやってくれれば、点に結び付く」とうなずいた。

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ロッテ荻野貴、俊足でかき回し貯金3[ニッカン]

ロッテ荻野貴司内野手(25)の俊足が、相手に見えないプレッシャーを与え、チームに今季最多タイの貯金3を呼び込んだ。1−1の5回1死一、三塁。荻野貴の平凡な遊ゴロで、オリックス大引が併殺を狙った。普通なら併殺必至の打球だが、荻野貴は50メートル5秒6の俊足。焦りがあったのか、大引は二塁へ悪送球。「まずは1つアウトを取りにいけばよかった」と後悔したが、後の祭りだ。併殺どころか1つもアウトを取れず、逆に勝ち越し点を献上。荻野貴は「何とか点になってよかった」と照れ気味に笑ったが、西村監督は「(相手に)慌てた部分があったのでしょう。エラーですからね」としてやったりの表情だ。

続く追加点の場面でも、荻野貴の足が大きなアシストをした。井口の左翼線への適時二塁打で一塁からホームを突くと、左翼からの送球をカットした大引がまたも本塁へ悪送球。井口に三進を許した。金泰均の左前打で井口はダメ押しの5点目のホームを踏んだ。悪送球がなければ井口は二塁止まり。1死だけに金の打球での生還はなく、この回の4点は荻野貴の足によるものといえる。

西村監督は「足の速い選手は打席に立っているだけで嫌」という。自らも現役時代に4度の盗塁王を獲得しており、俊足が相手に与える効果は熟知している。かき回されたオリックス松山内野守備走塁コーチは「荻野の足なら打った瞬間に併殺は無理。大引が1人で慌てて、最悪の結果を招いた」とあきれ気味。西村監督は「足がいい武器になっている」と大満足の表情だった。

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今季最多3犠打!小技徹底に西村監督“満足”[スポニチ]

ロッテは先頭打者が出塁した3度とも、送りバントで確実に二塁へ走者を進めた。初回と3、5回。今季チーム最多の1試合3犠打は、接戦をものにするための明確な意思の表れでもあった。

試合前までチーム犠打14、犠打成功率.810はともにリーグ4位。リーグトップの打率を誇りながら、白星に結びつかない要因の1つとなっていた。「つなぎの4番」サブローが右手薬指打撲で登録抹消されたこの日、井口が「選手会長が戻ってくるまでみんなでカバーしたい」と話すなどナインは打線のつながりをより意識していた。

3、5回のバントがいずれも得点につながった伊志嶺は「自分の立場では小技ができないとダメ。9番に入っている意味を理解して上位につなげた」。この日の3犠打でシーズン116犠打ペース。日本一になった昨季(113)を上回るペースとなった。西村監督は「しっかりバントで送ってチャンスをつくることができた。チームとしてやるべきことをやれば点に結びつくということ」と手応えを話した。安打数は相手と同じ7。自慢の機動力を生かすために、個々がすべきこと。勝敗を分けるのは小技に対する意識の違いだ。

マーフィー
「全体的に納得のいく投球ができた。阪急のユニホーム相手で、いつもと違った感じの中で投げられて楽しかった。」(5回1/3を3失点で2連勝)

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サブロー打撲で抹消も…代役テギュンが仕事[スポニチ]

ロッテ・サブローが右手薬指打撲で出場選手登録を抹消された。4日の西武戦(西武ドーム)で右手に死球を受けており、この日の試合前練習で痛みを訴えた。サブローは「いけると思ったが、バットを持つと痛みがある。早く戻れるようにしたい」と話した。試合では15試合ぶりに4番に座った金泰均が5回1死三塁から左前適時打。「何とかつなごうと思ったので良かった。(4番は)意識せずにやる」と代役を果たして安どしていた。

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15試合ぶり4番テギュン適時打[ニッカン]

15試合ぶりに4番に戻ったロッテ金泰均内野手(28)が、5回1死三塁の好機で左前適時打を放った。体調不良でここ2試合は欠場しており、この日が復帰初戦。「久しぶりの試合でチームに貢献できる一打を打つことができてよかった。できるだけリラックスすることを意識していた」と自らのバットで復調と4番復帰を祝った。西村徳文監督(51)も「1本出ると出ないとでは違う。それもタイムリーだからね。きっかけになってくれれば」と話した。

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マーフィー今季2勝目も反省[ニッカン]

ロッテ先発のビル・マーフィー投手(29)が6回途中3失点で今季2勝目を挙げた。立ち上がりから変化球を低めに集め、オリックス打線を手玉に取った。ただ、3回と6回の失点はいずれも先頭打者に出塁を許した結果。「全体的には納得のいく投球ができたが、6回にも先頭を出してピンチを広げた。先頭をきっちりアウトにしないと、失点につながる」と反省を忘れなかった。西村徳文監督(51)は「立ち上がりに不安な面がある投手だが、前回と今回はしっかりと(立ち上がりを)乗り切ってくれている」と評価した。

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ロッテ、ルーキー伊志嶺がつなぎ得点奪う[サンスポ]

ロッテは3、5回に、いずれも9番のルーキー伊志嶺がバントで送って上位につなぎ、得点を奪った。西村監督は「やることをきっちりやってくれれば、点に結び付く」とうなずいた。先発出場3試合目の伊志嶺は「自分が9番に入っている意味を理解して、どんな形でも上位につなげるようにやっていきたい」と口元を引き締めた。

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集中打!4点だ!勝ち越し成功[ニッカン]

ロッテが1−1で迎えた5回、得意の集中打で勝ち越しに成功した。4本の長短打と四球に相手の失策が絡んで、この回だけで4点を奪取。一気に試合の流れをつかんだ。2−1の1死一、二塁で左翼線への2点適時二塁打を放った井口資仁内野手(36)は「相手のミスで勝ち越したが、打ってすっきりしたかった」と喜んだ。

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荻野貴が3回に先制打[ニッカン]

ロッテ荻野貴司内野手(25)が3回、先制の中前適時打を放った。2死二塁に今岡を置き、外角高めの変化球をセンターにはじき返した。「2死だったので何とか先制点に結びつけたかった。今岡さんがよく走ってくれたおかげです」とコメントした。

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サブロー抹消「まだ痛かった」[ニッカン]

ロッテのサブロー外野手(34)が7日、右手薬指の打撲で出場選手登録を抹消された。この日の試合前練習で、4日の西武戦で死球を受けた患部に痛みを感じたためで、サブローは「自分ではいけそうだと思っていたが、練習をしたらまだ痛かった。ずるずる長引くのだけは嫌だから」と話した。一時は剥離骨折の疑いもあったが、前日に再度の精密検査を行い、打撲と診断されていた。西村監督は「早く抹消して、しっかり治した方がいい」と説明した。

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サブローが登録外れる「バットやボールを持つと痛い」[スポニチ]

ロッテのサブローが7日、右手薬指の打撲のため出場選手登録を外れた。4日の西武戦(西武ドーム)での死球で負傷したものの、この日のオリックス戦に同行していたが、試合前の練習を痛みのため取りやめた。サブローは「いざバットやボールを持つと痛い。早めに抹消してもらって、早く復帰できるようにしようかなと思った」と話した。

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