5月8日5月8日オリックスが連敗を2で止めた。1点を追う5回1死一塁からT−岡田が逆転の3号2ランを放ち、さらに3連打で1点を加えた。西が7回3失点でリーグトップの4勝目。ロッテは光原がテンポの悪い投球。打線も攻め切れなかった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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| 千葉ロッテ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| オリックス | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | x | 4 |
オフにオリックスから移籍したロッテ・光原が、古巣相手に4四死球と乱調。1点リードの5回にT−岡田に逆転2ランを浴びるなど、4回1/3を4失点で降板した。
今季3連敗となった右腕は「（6失点した）前回から修正しようとしたがうまくいかなかった。制球に苦しみ、野手のリズムを崩して申し訳ない」と肩を落とした。先発陣は小野、ペン、大嶺らが2軍調整中と苦しい状況。西村監督は「光原は5回は球が高く入っていた。（本塁打は）4番だから低めを意識して欲しかった」と苦言を呈した。
ロッテは先発の光原が古巣相手に、2回までに4四死球と制球が乱れた。5回にはT−岡田に逆転の2ランを浴びた。「（6失点だった）前回から修正しようとしたが、うまくいかなかった」と、ぼう然とした表情だった。打線も1点差まで詰め寄ったが西をとらえ切れず、西村監督は「こういう時もある。千葉に帰るので切り替えてやる」と話した。
ロッテの強力打線がオリックスの西を攻略できず、悔しい1点差負けを喫した。
2回に福浦和也内野手（35）の2ランで幸先よく先制したが、西から奪ったのは4安打だけ。うち2本が内野安打と、打ち崩すことができなかった。2打席目以降を抑えられた福浦は「本塁打は出たが、その後がね…。こちらが打ち気になったところで、うまく変化球を使ってこられた」。西に対して無安打に終わった井口資仁内野手（36）は「ビデオで見ていたよりも、直球のキレも変化球のコントロールも一息だった印象。でも、丁寧に低めに球を集めて、要所を締めていた」と振り返った。
ロッテ先発の光原逸裕投手（30）が5回途中でKOされた。立ち上がりから制球が定まらずに不安定な投球内容。オリックスの拙攻に助けられていたが、5回にT−岡田に逆転2ランを浴び、力尽きた。「序盤にコントロールに苦しんで、野手のリズムを崩してしまった。申し訳ない。5回は立ち直りかけてのホームラン。1番やってはいけないこと」。古巣相手に今季初勝利を狙ったが、早々とマウンドを降りた。
ロッテが2回、福浦和也内野手（35）の3号2ランで先制した。死球で出塁した今江を一塁に置き、オリックス西の甘く入った初球を見逃さなかった。4月14日以来の1発に「真ん中の甘いボールを軽く振りきったらホームランになってくれた。入ると思わなかったから、必死で走っていた」と振り返った。
4月14日の対楽天戦（QVCマリン）以来、久々の本塁打に「真中の甘いボールを軽く振り切ったら、ホームランになってくれた。いい感じで打つ事ができたが、入ると思わなかったので必死に走っていたよ。開幕3戦目以来のホームランだから嬉しいね」と本人も驚きの一撃だった様子だった。「今日は母の日。天国の母へいいプレゼントになったね」と、福浦は一瞬亡き母に思いをはせていた。