横浜が連敗を6で止めた。0−0の7回無死一塁、村田の5号2ランで均衡を破った。5人の継投で無得点に抑え、好救援の大原慎が2勝目を挙げた。ロッテは打線が2回以降、無安打と精彩を欠き、4連敗で借金1となった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
横浜 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロッテは打線が今季最少の2安打と沈黙した。今季初の完封負けで今季初の4連敗となり、4月24日以来の借金生活に突入した。相手投手の四死球でつかんだ6回1死満塁の好機で先制点を奪えず、直後の攻撃で成瀬善久投手(25)が被弾した。ケガ人が相次ぎ、開幕時のスタメンを4人も欠く厳しい現状。西村監督は「取れるときに点を取っておかないとということだけど、そういう時だってある。明日は打線がカバーしてくれるでしょう」と悔しさをかみ殺した。
好投のロッテ成瀬善久投手(25)が痛恨の1発を食らった。両チーム無得点の7回無死一塁で打者村田。4球目となる134キロの直球が真ん中への失投となった。「インを狙った球が甘く入った」。前2打席では外のスライダーを有効に使ったが、この打席は4球全てが直球勝負。「変化球が曲がりすぎている感じがした。直球をきっちりコースに決めればポップフライで打ち取れる」と強気の攻めが裏目に出た。西村監督は「成瀬だってそういう時もある」とかばったが、昨季リーグトップの29発を浴びた左腕が、今季も1発に泣いている。
ロッテのエース成瀬が8回6安打2失点で2敗目(3勝)を喫した。7回無死一塁から村田に決勝の5号2ランを浴び「内角を狙った直球が甘く入った。勝負にいった結果です」。前回13日の楽天4回戦(QVCマリン)では完封目前の9回1死から山崎に同点ソロを許しており、“一発病”が頭をもたげている。チームは4連敗で、4月24日以来の借金1となった。
ロッテ・成瀬が一発に泣いた。0−0の7回無死一塁から村田に4球連続で直球勝負を挑んで左翼席へ決勝弾を浴びた。
昨季両リーグ最多の29本塁打を浴びている左腕は「変化球が曲がりすぎている感じがあった。直球をコースに投げればポップフライになると思った。防げる一発だったかもしれない」と悔しげに振り返った。今季6試合48イニングで1四球と制球力抜群のはずの左腕にとっては勝負どころで悔やまれる1球だった。2安打のチームは今季初の零敗。4連敗で借金1となった西村監督は「成瀬にも制球ミスはある。明日は打線がカバーしてくれる」と前を向いた。
ロッテの成瀬は1球に泣いた。0−0の7回無死一塁で、村田に直球勝負。甘く入った4球目を左翼席へ運ばれた。「ストレートをきっちり投げられていれば、ポップフライになると思った。防げる一発だったかもしれない」と成瀬。だが、8回2失点と先発の役目は果たしただけに「調子は悪くないので、維持しつつ先に点を与えない投球をしたい」と切り替えていた。
ロッテ先発の成瀬善久投手(25)が痛恨の1発を浴びて、今季2敗目を喫した。
両チーム無得点の7回無死一塁で打者村田。「インを狙った球が甘く入った」と、ど真ん中への直球を左翼席に運ばれた。西村監督(51)は「成瀬だってそういう時もある」とかばったが、昨季リーグトップの29発を浴びた左腕が、今季も1発に泣いている。
悔しい星を落とした成瀬は「勝負にいった結果。調子自体は悪くないので、この調子を続けて、相手に先に点を取られないようにしたい」と反省した。
ロッテはたった2安打と貧打に苦しみ、4連敗で借金生活となった。1回に先頭で左前打した岡田は二盗に失敗して好機をつぶし、2死後に井口が放った二塁打がこの日最後の安打となった。
6回1死満塁の好機も生かせず、直後に成瀬が失点した。負傷者などで満足なオーダーが組めていないが、西村監督は「湿りがちというか、打てないときもある。現状いる選手でカバーしていくしかない」と淡々と話した。
ロッテの成瀬は1球に泣いた。0−0の7回無死一塁で、村田に直球勝負。左腕は「変化球が曲がりすぎている感じがあった」と説明したが、甘く入った4球目を左翼席へ運ばれた。
成瀬は「ストレートをきっちり投げられていれば、ポップフライになると思った。防げる一発だったかもしれない」とコメント。だが、8回2失点と先発の役目は果たしただけに「調子は悪くないので、維持しつつ先に点を与えない投球をしたい」と切り替えも早かった。