わたしはかもめ2011年鴎の便り(5月)

便

5月28日

千葉ロッテ0−2巨人(QVCマリン)

巨人の内海が今季初完封で、リーグ単独トップの6勝目。変化球が切れ4安打、10奪三振で投げきった。打線は1回に長野の犠飛で先制し、6回に矢野の犠飛で加点。巨人の連敗は4で止まった。ロッテは唐川を援護できなかった。

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千葉ロッテ0000000000

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唐川完投実らず「勝たないと」[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(21)が敗戦の責任を一身に背負った。「2失点で9回を投げきったとはいえ、今年は求められているところが違う。それでは納得しない」。巨人打線を相手に2失点完投なら、投手の責任とはいえない。西村監督も「それ以上に点を取ってあげないと…」とかばったが、パ・リーグ防御率1位の若き右腕は猛烈に悔しさをにじませた。

1回。この日の1球目。得意のスライダーで坂本から空振りを奪った。「調子はいい」と確信したが、結果的にはこの1球が落とし穴となった。続けてストライクを取りにいった2球目のカーブが甘く入り、いきなり二塁打を浴びた。「積極的にリズムをつくりにいこうと思った。慎重にいけば良かった」。この一打からピンチを招き、今季初めて1回に失点した。

ここまでチーム勝ち頭の4勝。エース成瀬との2枚看板で投手陣を引っ張ってきた。唐川の中にも、右腕エースとしての自覚が生まれている。「去年までなら(好投で)良かったけど、今年は違います。相手のエースに投げ勝って勝たないといけない」。貪欲に勝利を求める姿は、昨季までとは違う。敗れたとはいえ、成長した姿を見せつけた。

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ロッテ・唐川、完投負けも打線へのグチなし[サンスポ]

唐川は2失点で完投しながらも2敗目(4勝)を喫した。無四球で11奪三振。内海と堂々と投げ合ったが、「今年はそういう試合でも投げさせてもらってますから」と主戦投手の自覚。成瀬に次ぐ“右のエース”に成長しているだけに、打線へのグチは一切なし。「今年は(自分に対し)求められているところが違う」と、敗戦の責任を全て背負った。

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唐川、11K、2失点完投も援護なし…ロッテ[報知]

打線の援護に見放された。唐川は9回2失点の完投も報われなかった。チームは今季2度目の完封負け。「先に点をやったり、追加点を取られたりしたところを反省しないといけない」。勝てなかった悔しさを募らせた。

雨が降りしきる悪条件でも、最後まで集中力を切らさなかった。キレのある直球とスライダーで11奪三振に無四球。防御率1.46と再びリーグ1位になったが、チームの白星に結びつかなければ意味がない。「求められているところはそこじゃない」。ローテの柱としての自覚をにじませた。

借金2で4位に転落した西村監督は「相手のピッチャーがいいからといって、ゼロで終わる訳にはいかない」とタメ息。サブロー、荻野貴ら故障者続出の状況で、投打がかみ合わなかった。

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唐川11K完投も…今季2度目零敗で4位転落[スポニチ]

ロッテは唐川の11奪三振の力投も実らず、今季2度目の零敗で4位に転落した。

0−1の6回1死二、三塁から、ここまで2安打の矢野に右犠飛。初球の甘いスライダーを外野に運ばれ「ボールから入ってもよかった。相手はエース。先に点を与えたり、追加点を与えてはダメ」。2失点完投し、防御率1.46はリーグ1位に返り咲いたが「去年までならそれでよかったけど、求められているところはそこではない」とさらなる高みを見据えた。

西村監督 相手がいい投手だからといって0点で終わっては勝てない。

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ロッテ「是が非でも」東洋大・藤岡1位指名認めた[スポニチ]

ロッテ・石川晃球団運営本部長(50)が28日、今秋ドラフトで東洋大・藤岡貴裕投手(21)を1位指名する方針を認めた。

藤岡は最速153キロを誇る即戦力左腕。他球団との1位競合は確実とみられる中、同本部長は「彼が大学2年の時からマークしてきた。成瀬に続く左がいないし、是が非でも欲しい選手。かなり(指名の)確率は高いと思う」とした。近く球団として正式表明する運びで、6月中旬にも同大を訪れ、藤岡側に指名の意向を伝える。

今秋ドラフトでは既に巨人が東海大・菅野智之投手、広島が明大・野村祐輔投手の1位指名を公表しており、ロッテが3球団目となる。

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1番岡田は序盤2打席凡退…[ニッカン]

ロッテ岡田幸文外野手(26)が、1番打者としての仕事を果たせずに反省した。5回に絶妙なバントヒットこそ決めたが、内海の調子が上がっていなかった序盤の2打席で凡退。「チェンジアップもカーブも良かった。狙い球を絞りきれなかった。今日の内容を反省し、明日につなげないといけない」。好投の唐川を援護できず、悔しさをにじませた。

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「0点で終わっては」4位転落[ニッカン]

ロッテが今季2度目の完封負けを喫し、4位に転落した。巨人内海に対して打線が4安打と沈黙。それでも四球を絡め、1回と3回には走者を三塁まで進めたが、決定打が出なかった。

試合後の西村徳文監督(51)は「相手の投手がいいからといって、0点で終わってはいけない。相手以上に点を取らないと野球は勝てない」と厳しい言葉で振り返った。

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唐川「エースに勝たないと…」[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(21)が、打線の援護に恵まれなかった。降りしきる雨の中、2失点完投と踏ん張りをみせたが、今季2敗目を喫した。試合後は「雨の影響はなかったし、調子もよかった。ただ、今年はエースを相手に勝たないとだめ」と悔しさをにじませた。

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唐川、2失点完投も反省「求められるのはそこじゃない」[スポニチ]

ロッテの唐川は2失点で完投したが、援護なく2敗目を喫した。「相手はエース。先に点を与えたり、追加点を与えたり。反省しないといけない」と唇をかんだ。

初回にストライクをそろえすぎて先制を許したが、その後は立ち直った。「調子が良かった」と言う通り、無四球で11奪三振。内海と堂々と投げ合った。ただ、成瀬に次ぐ立場の右腕は「去年、一昨年なら、それで良かったかもしれない。今季、求められているところはそこじゃない」と勝ち切れなかった自分を責めていた。

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[疾走!千葉ロッテ荻野貴司日記]2度目…右ひざ手術[毎日新聞]

◇リハビリ焦らずに

25日に2度目の手術をした。右ひざの軟骨を取り除く「右ひざ関節鏡視下手術」だった。

13日、QVCマリンフィールドでの楽天戦。0−0で迎えた7回、チーム初安打で出塁後、二盗を決めた。その時、スライディングでスパイクの歯が土に引っかかり、ひざに大きな衝撃を受けた。直後に「ちょっと痛いな」と感じたが大丈夫と思い、最後まで試合に出続けた。延長の末、引き分けたが、自身は2安打3盗塁と結果は残せた。

だが次の日、右ひざの痛みは治まらず、スタメンを外れた。早く戻りたいな、と思いながらベンチから試合を見守った。17日に登録抹消。2軍の浦和球場でリハビリを始めた。

昨年と同じ右ひざ。手術するか、しないか。どっちが早く野球ができるようになるかを考え手術を決断した。5日ほど入院。病室での時間は長く感じる。テレビでロッテ戦を見たり、携帯でメールしたり。医師からは「1ヶ月ほどで復帰できる」と言われたが、まだはっきりいつとは言えない。でも、前のケガと比べたら軽い。前回の反省を生かし焦らずリハビリに取り組む。同期入団の清田育宏外野手(25)から「がんばれよ」と電話があった。「お互いがんばろな」と返した。ファンには「早く戻ります」と伝えたい。(まとめ・荻野公一)

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