わたしはかもめ2011年鴎の便り(6月)

便

6月6日

中日4−1千葉ロッテ(ナゴヤドーム)

中日が3連勝。1−1の6回2死一、三塁から佐伯の左前打で勝ち越し、8回は佐伯の適時三塁打と森野の適時打で2点を加えた。7回1失点のネルソンが4勝目。岩瀬が9セーブ目。ロッテは中日戦4連敗で、今季最多の借金6。

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千葉ロッテ0001000001
福岡ソフトバンク00100102x4

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ロッテ連敗、伝達ミスでオーバーラン[ニッカン]

点の取れないロッテ打線の現状が、走塁と守備に思わぬ焦りを呼んだ。

同点の5回2死二塁、ロッテ塀内久雄内野手(29)が右前打を放った。二塁走者は三塁ストップ。この場面で塀内はなぜか二塁を狙い、一、二塁間で挟まれた。「『行け、行け』と聞こえてしまった。『行くな』だったのですが…」。暴走の理由は単純な伝達ミスだった。一塁ベースコーチの山森コーチも「はっきりとジェスチャーをするべきだった」と肩を落とした。本来なら2死一、三塁で井口。勝ち越しの絶好機のはずが、無得点で終わった。

8回は守備のミスで、ダメ押し点を奪われた。1死三塁。佐伯の中直を捕球しようとした岡田幸文外野手(26)は、本塁へ送球する次のプレーを意識して、前へ出た。打球は伸び、グラブの上を抜けた。失策はつかなかったが「完全に僕のミス」と岡田。西村徳文監督(51)は「三塁走者は飛び出していた。普通ならかえってこれないのだから」と、冷静な判断を欠いた岡田に猛省を促した。

ともに焦りが生んだミスだが、塀内は代走起用も多く、堅実な選手。岡田も守備の名手だ。西村監督は「打つ方がはっきりと良くないので、守備、走塁にしても、そういうところをしっかりやらないと…」と苦言を呈した。得点力不足から始まった負の連鎖で、借金は今季ワーストの6に膨らんだ。

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好守にチグハグ、ロッテ今季最多の借金6[スポニチ]

ロッテは攻守でミスが相次いで連敗。今季最多の借金6で交流戦勝ち越しもなくなった。

5回2死二塁から右前打の塀内が、オーバーランして一、二塁間で挟まれて好機をつぶした。8回1死三塁では中堅・岡田が佐伯の打球に1度は前進しながら後逸(記録は三塁打)。ここまで得点力不足を守備、走塁でカバーしてきただけに、西村監督は「打線の状態は良くないんだから。細かいところをしっかりやっていかないと」と苦言を呈した。

大谷
「調子自体は悪くなかった。(2失点目は)スライダーがボール1つ甘くなった。最初からスライダーだけ抜けていたので気をつけていたが…。」(プロ2度目の先発で自己最長6回を5安打2失点)

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ロッテ・大谷「悪い流れ断ちたかった」[サンスポ]

ロッテの大谷はプロ2度目の先発で6回2失点。6回途中2失点の前回と同じく粘りの投球だったが、勝ちには結び付かず「チームの悪い流れを断ちたかった」と悔やんだ。

1−1の6回2死一塁で和田に左前打された。一、三塁となって迎えた佐伯に「ボール1つ、甘く入ってしまった」という外角のスライダーを左前に運ばれて勝ち越しを許した。「前回の登板と同様に、6回2死からの失点で悔しい」とうなだれていた。

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大谷、好投実らず今季2敗目[ニッカン]

ロッテ大谷智久投手(26)が、今季2敗目を喫した。中日打線を相手に6回2失点と好投したが、味方の援護は1点だけ。「最後のスライダーがコース、高さが甘く入った。前回同様に5回2死からの失点で悔しい」。5月31日のヤクルト戦も好投しながら6回途中2失点で敗戦投手となった。この日も6回を乗り切れなかった。

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攻守にミスで借金今季最多6[ニッカン]

ロッテが中日に連敗し、借金は今季ワーストの6に膨らんだ。「打つ方がはっきり良くないので、守備、走塁にしても、そういうところをしっかりやらないといけない」と西村徳文監督(51)。5回、勝ち越しの絶好機で塀内に走塁ミスが起こり、8回には岡田の守備のミスで相手に勝ち越し点を与えた。「千葉に戻って、悪い流れを断ち切りたい」。ミスの連鎖に試合後は厳しい表情だった。

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5番復帰の大松が同点打[ニッカン]

ロッテ大松尚逸外野手(28)が1点を追う4回、同点適時打を放った。1死二、三塁のチャンスで、中日ネルソンの150キロ直球を詰まりながらも中前に運んだ。「球が速いのでバットを気持ち短く持っていた。三振だけはしないように必死でバットに当てた」。4月13日以来の5番でクリーンアップの仕事を果たした。

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井口が40試合連続出塁[ニッカン]

開幕2戦目から毎試合出塁しているロッテの井口資仁内野手(36)。この日も1回に四球を選び、40試合連続となった。

0−1の4回には左前打。1死二、三塁から大松尚逸外野手(28)の適時打でホームを踏んだ。開幕から好調を維持し、5月の月間最優秀選手に輝いた。井口は「塁に出て、つなぐことが自分の役割。今年はキャンプから同じことを徹底的にやってきている。基本に忠実な打撃ができている」と手応えを口にした。

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井口ダイエー時代以来7年ぶり[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(36)が6日、5月の月間MVPを受賞した。月間MVPはダイエー時代の04年8月以来、2度目。5月の全試合で出塁し、出塁率(5割2分2厘)はリーグトップ。安打数、打点もリーグ2位タイと、打撃部門全般で好成績を残した。「去年から打率と出塁率にこだわってプレーしている。チームが苦しい状況だが、自分が出塁して、ロッテのつなぐ野球をやっていきたい」とコメントした。

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ロッテ・井口、7季ぶりの受賞に「びっくり」[サンスポ]

セ、パ両リーグは6日、5月の「日本生命月間MVP」を発表した。パの野手MVPにはロッテ・井口資仁選手(36)が2度目の受賞となった。

井口は7季ぶりの受賞に「まさか取れるとは思っていなかった。びっくりしている」と笑顔を見せた。

5月はリーグトップの打率3割8分6厘。さらに四球も20を数えるなど全試合で出塁し、出塁率は驚異の5割2分2厘だった。不振の打線を懸命に引っ張る3番打者は「ケガ人が多くて苦しい状態だが、つなぐ野球で戦っていきたい」と巻き返しを誓っていた。

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NPB、震災支援の募金は4600万円に[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は6日、東日本大震災の復興支援のため公式戦開催球場に設置している募金箱に集まった義援金が総額4675万8506円になったと発表した。今季開幕から5日までの総額で、12球団を通じて被災地や被災者へ送る。

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