わたしはかもめ2011年鴎の便り(6月)

便

6月11日

千葉ロッテ10−1広島(QVCマリン)

ロッテが10得点で快勝し、連敗を4で止めた。1回に大松、福浦の適時打で2点を先制し、3−0の7回に大松が満塁本塁打。渡辺俊は5安打1失点、無四球で今季初完投し4月21日以来の2勝目。広島は投打に精彩を欠いた。

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大松満塁弾はパ1000本目のメモリアル弾[ニッカン]

今季初めて4番に座ったロッテ大松尚逸外野手(28)が、7回に豪快な満塁弾でダメを押した。初球のフォークボールを右翼席へ運び「完璧に打てた。流れを一気に持っていくことができて良かった」と、リーグ通算1000本目のメモリアル弾を笑顔で振り返った。初回の先制適時打と合わせ5打点の大暴れ。新4番がチームの連敗を4で止めた。

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ロッテ・大松、1000号メモリアル満弾![サンスポ]

ロッテ・大松尚逸外野手(28)が11日、今季初の4番で“一発”回答だ。広島3回戦で先制打に、パ・リーグ通算1000号となる満塁弾と計5打点の大活躍。10−1大勝に貢献し、チームの連敗を4で止めるとともに、交流戦での本拠地初白星をもたらした。今季、不振から5月に2軍降格の屈辱も味わった男が、連続試合安打も6に伸ばすなど完全復活だ。

メモリアル満塁弾が、右翼席中段に飛び込んでいく。3−0の7回1死満塁。大松が、岸本のフォークボールを完璧にとらえた。ダメ押しとなる2戦連続アーチだ。「久しぶりにいい感触でした。終盤のチャンスで、最高のホームランをファンがいるライトスタンドに打つことができて嬉しいです」。

“満塁男”の面目躍如。通算6本目の満塁弾は、パ・リーグでは節目の通算1000号。1回の中前先制打を含め、計5打点の荒稼ぎ。昨年7月29日の西武戦(西武ドーム)以来の4番を任せた西村監督からは「(勝因の)1番は大松。4番の働きをしっかりしてくれた」とねぎらわれた。

2万7745人の観衆が詰めかける中、連敗を4で止め、交流戦での本拠地初白星(8敗2分け)にも貢献。しかし大松は「苦しいシーズン」と吐露する。オフに開幕4番を宣言しながら、序盤は打率が1割台に低迷。5月19日に出場選手登録を抹消された。「2軍降格はない方がいい。でもどこがいいのか悪いのか、見つめ直すいい機会になりました」。

プロ2年目の2006年から、練習では遠心力を使う感覚を養うため試合時より4センチ長い90センチの“物干しざお”バットを使用。しかし2軍降格時にそれを封印。パワー(遠心力)へのこだわりより、コンパクトな振りを追い求めることに集中した。

2軍での経験が生き、これで6試合連続安打。「今は自分の思うところにバットが出せる」。リーグ、交流戦とも最下位のチームを、自らのバットで引き上げるつもりだ。

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ロッテ・俊介、99球完投2勝[サンスポ]

渡辺俊がわずか99球で完投。9回に1失点し、3年ぶりの完封こそ逃したが、4月21日の西武戦以来の2勝目(2敗)を挙げた。「西村監督が気をつかって『もっと楽に投げろ』と声をかけてくれたので、気持ち的にも楽になりました」。的場とのバッテリーは今季初。「俺の真っ直ぐを信用してくれてると思って、調子に乗って投げました」と笑った。

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ロッテ、勝利を呼んだ!?具志堅氏が始球式[サンスポ]

キャンプ地の沖縄・石垣島出身で、ボクシング元WBA世界ジュニアフライ級王者の具志堅用高氏(55)が始球式に登場。「ロッテは僕が応援にきたここ3年間の試合で1度も負けてない。今日も勝つでしょう」と予告した通りの結果となり、期待する沖縄・宮古島出身のD1位・伊志嶺(東海大)も二塁打2本に1盗塁と活躍し、大喜びだった。

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ロッテと千葉市、義援ポロシャツ販売[サンスポ]

ロッテと千葉市は、節電対策と東日本大震災の復興支援の一環として「マリーンズクールビズポロシャツ」(税別2500円)を販売すると発表した。袖にロッテのロゴマークが入っている。購入希望者はファッション通販サイト「ZOZOTOWN」から申し込み、1枚につき500円が義援金として寄付される。

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お祭り男だ!大松が決めた、パ満塁1000号[スポニチ]

ロッテの大松尚逸外野手(28)が11日、広島戦の7回に2号満塁本塁打を放った。自身2戦連続の一発が、パ・リーグでは通算1000号のグランドスラム。今季初の4番で、メモ リアル弾を刻んだ。和製大砲のバットに乗せられ、チームは連敗を 4でストップ。本拠・QVCマリンでの交流戦11試合目で、ようやく初勝利を挙げた。役者が戻った昨季の日本一チームが、再び下克上を開始する。

お祭り男が、本領発揮だ。3−0の7回1死満塁。大松が初球、低めのフォークを拾い上げ、右翼席へと運んだ。「久しぶりにいい感じで打てた」という今季2号は自身6本目の満塁弾。そしてリーグ通算1000本目の満塁弾という節目の一発だった。昨季は球団通算7000号を放った男が、またも記念弾でチームの連敗を4で止めた。

「楽な気持ちで打席に入れた。犠飛でいいと思って、直球に振り負けないようにと思っていた。(満塁弾は)流れを変えられるし、いいですね」。力まず最短距離でスッとバットが出た。初回1死一、三塁で放った先制の中前打も初球。いずれもファーストストライクを一撃で仕留めた。不振の金泰均(キムテギュン)に代わって、昨年7月29日の西武戦(西武ドーム)以来の4番に座り、チームの26試合ぶりの2桁得点に貢献。西村監督も「1番は大松ですね。調子が上がっていて任せたが、4番の働きをしてくれた」と称えた。

開幕は5番スタート。だが、上半身に頼ったスイングでバランスを崩し、打率.160まで降下。打順も8番まで下がって、5月19日には2軍降格した。そこで、右足肉離れの影響でオフに徹底できなかった下半身強化に取り組んだ。試合前のフリー打撃では、プロ2年目からのルーティンも変えた。試合用より4センチ長い90センチのバットを使っていたが、試合と同じ86センチに替えた。長いバットを使うことで体が振られて軸がぶれ、徐々にフォームに狂いが生じていたからだ。より体に近いところでスイングすることで、遠回りしていたバットの軌道を修正。「今は出したいところにバットを出すことができる」と感覚を取り戻した。

チームはQVCマリンでの交流戦11戦目での初勝利。「オ・オ・マ・ツ!」の大声援の中、今季初のお立ち台で2万7000人を超えるファンに力強く言った。「ここから上がっていきます。ファンの皆さんの期待に応えられるように頑張ります」。和製大砲の目覚めのグランドスラム。大松が低迷を続けてきた昨季王者の起爆剤となる。

球団タイ6本目
大松(ロ)が7回に満塁本塁打を放ち、パ・リーグの通算満塁本塁打が1000本に到達した。大松は昨年8月28日ソフトバンク戦でロッテ通算7000号をマークしており、記念本塁打に縁がある。また自身満塁本塁打は6本目で葛城、堀と並ぶ球団タイ記録になった。なお満塁本塁打は1リーグ時代に82本、セ・リーグでは989本出ており、通算で2071本に達している。

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伊志嶺、三盗の決断は3番・井口の存在感[スポニチ]

好機を一瞬でつぶすリスクを背負う三盗。捕手から三塁までの距離が短く、余程の隙を突かない限り走らない。ロッテの伊志嶺が初回に見せたプロ入り初の三盗は完全に盗んだ余裕のセーフだった。

1死二塁、打者・井口の2球目。ジオは投球前に二塁方向に顔を向けて視線で牽制。首を戻し投球動作に入ろうとした直前、伊志嶺は躊躇なくスタートを切った。投球前に50メートル5秒7の俊足に走られれば、どんな強肩の捕手でも刺すことは不可能だろう。なぜ牽制球を投げないと踏んだのか。伊志嶺は言った。

「無警戒だったし、あの場面は井口さんとの勝負だと思ったので」。リーグ2位の打率.342、得点圏では同トップの.426の井口。失投が許されない状況で、ジオは3番相手に全神経を集中させている。さらにクイックに難があるデータも織り込み済みで瞬時の状況判断でノーサインで走ったのだ。「走って勢いをつけたかった」。三進したことでジオにプレッシャーをかけて2点を先制。連敗ストップの流れを呼び込んだのは快足ルーキーの積極的かつ大胆な走塁だった。

上川内野守備走塁コーチ
「三塁に進んだから、井口は犠飛でもOKになった。(ジオが警戒しすぎ、井口は)四球を選んだし、大松もしっかりつないだ。大きいね。」(初回の伊志嶺の三盗について)

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渡辺俊今季初完投で2勝目、5安打1失点[スポニチ]

ロッテの渡辺俊が5安打1失点で今季初完投。初勝利を挙げた4月21日の西武戦(QVCマリン)以来、6試合勝ち星から遠ざかっていたが、西村監督から「切羽詰まって投げているように見える。もっと楽にいけ」と声を掛けられ吹っ切れた。3年ぶりの完封目前の9回2死から1点を失ったがテンポ良く99球で投げ切り、2勝目。「だいぶチームに迷惑を掛けていたので良かった。余裕を持って投げられた」と笑顔だった。

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ロッテ・渡辺俊、1失点完投で久々の白星[サンスポ]

ロッテの渡辺俊が1失点で完投。4月21日以来の2勝目に「だいぶチームに迷惑を掛けていたので、良かった」と安堵の表情を浮かべた。

西村監督から「苦しそうに投げているように見える。もっと楽に投げろ」と助言をもらった。この言葉で右腕は吹っ切れ、8回までテンポ良く85球で2安打に抑えた。3年ぶりの完封を目前にした9回2死から1点を失ったが、チームの連敗を止める快投だった。「余裕を持って投げられた」と笑顔だった。

西村監督
「こういう試合ができたのは本当に久しぶり。1、2番が塁に出て、大松が4番の働きをしてくれた。」(10得点の打線に)
伊志嶺
「チームに勢いをつけるために、積極的にいった。失敗は考えなかった。」(1回に先制点につながる三盗)
福浦
「このところ、好機でもう1本が出ていなかった。いい追加点につながって、良かった。」(1回に適時打)

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本拠、2ケタ…「いつ以来?」[ニッカン]

ロッテが5月3日以来となる2ケタ得点で大勝した。チームの連敗を4で止めるととももに、交流戦の本拠地初勝利も飾った。西村徳文監督(51)は「いつ以来でしょうか、こういうゲームができたのは…。でも、1つ勝ったからといってホッとはできない。1つずつ借金を返していきたい」と、最下位からの巻き返しを誓った。

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渡辺俊、無四球完投で2勝目[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(34)が、無四球完投で4月21日以来となる2勝目をマークした。8回まで2安打無失点とほぼ完璧な内容。9回に1失点して3年ぶりの完封こそ逃したが「贅沢は言えないです」と久しぶりの勝利に笑みを浮かべた。

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ロッテ、久々4番で大爆発!「完璧でした」[スポニチ]

4連敗中のロッテが初回に2点を先制し、主導権を握り、連敗を4で止めた。

まずは昨年7月29日の西武戦(西武ドーム)以来の4番に入った大松が中前適時打。「チャンスだったので初球から積極的に打ちにいった。久しぶりの4番?打順は関係ない。とにかく自分のバッティングでチームにどう貢献できるかで頭が一杯」と無心で打った先制打となった。

7回の2試合連続となる本塁打は勝利を引き寄せる満塁弾。「終盤のチャンスで最高のホームランをマリーンズファンがいるライトスタンドに打つことができて嬉しい。完璧でした」。新4番が暗くなりがちだったチームのムードを一気に変えた。

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大松、福浦のタイムリーで先制[ニッカン]

ロッテが初回に2点を先制した。1死一、三塁の好機で大松尚逸外野手(28)が中前適時打。2死後、福浦和也内野手(35)も中前適時打を放った。大松は「チャンスだったので初球から積極的に打ちにいきました」とコメント。福浦は「もうこれ以上負けられない。ベンチのみんなも同じ気持ち」と、連敗ストップへ意気込んだ。

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ロッテ「クールビズポロシャツ」を販売[サンスポ]

ロッテと千葉市は11日、今夏の電力不足に備えた節電対策と東日本大震災の復興支援の一環として「クールビズポロシャツ」を販売すると発表した。

袖にはロッテのロゴマークが入っている。12日から販売を始め、1枚2500円で500円が義援金として寄付される。白のポロシャツを着た唐川は「千葉も暑くなってくるので、これを着て涼しくなれれば」とファンに協力を呼び掛けた。

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