わたしはかもめ2011年鴎の便り(6月)

便

6月21日

ドラ1同期ロッテ伊志嶺が佑撃ち宣言[ニッカン]

ロッテ伊志嶺翔大外野手(23)が「同級生キラー」襲名を狙う。29日の日本ハム戦(札幌)では斎藤と対戦が有力。「意識しますね。刺激をもらっていますから」と言葉を強めた。12日の広島戦(QVC)では、斎藤の早大の同級生である福井からプロ初本塁打を放っている。「同級生には負けたくない」。福井に続いて、同期のドラフト1位を攻略する構えをみせた。

ようやく実現する直接対決だ。「大学時代のオープン戦以来になると思う」。ロッテと斎藤の対戦はオープン戦や実戦形式を含めれば4度目だが、いずれの試合でも対戦は実現しなかった。昨秋の神宮大会決勝でも斎藤はリリーフ登板で未対戦。「(大学の)オープン戦では100%の力では投げていなかった」。言ってみれば同期のライバルと初の真剣勝負だ。

攻略の手応えはある。自分の打撃は上り調子だ。交流戦最終戦で自信を深める1本が出た。9回2死二塁からヤクルト押本の内角球を右前に運び、ダメ押しの打点を挙げた。「バットが最短距離で出ないと、あの打球は打てない。理想のスイング」。キャンプから取り組んできた成果が形になって表れた。

4月の札幌遠征の際には斎藤と食事も共にした。グラウンドを離れれば同い年の友人だが、勝負となれば別。「ずっと戦っていくライバルですから」。攻略のポイントは「低めの見極め」。伊志嶺のバットで、今度こそ斎藤を打ち崩す。

ページトップ

打撃テーマは「低めの見極め」[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(51)が21日、「低めの見極め」を打撃陣のテーマに掲げた。リーグ戦再開に備え、この日からQVCマリンで全体練習を開始。西村監督もレギュラー陣の打撃練習をじっくりと観察。「今年は低めの見極めができていない。ボール球を振っている。まだ95試合あるし、しっかりやっていきたい」と話した。

ページトップ

井口「考えすぎず」に夏乗り切る[ニッカン]

ロッテが21日、リーグ戦再開に向けてQVCマリンで全体練習を行った。ベテランの井口資仁内野手(36)も打撃練習や短距離ダッシュで精力的に汗を流し、体調の良さを感じさせた。チーム唯一のフルイニング出場を続ける鉄人は「汗をかくのは好きだから、暑い時期は嫌いじゃない。夏を乗り切る秘訣は、色々と考えすぎないこと」と話した。

ページトップ

観客動員増へ!伊志嶺がチームの顔に…ロッテ[報知]

ロッテの伊志嶺翔大外野手(23)が開幕から苦戦が続く観客動員アップの救世主になる。4月は震災による節電対策で、主催の9試合が平日デーゲームになった影響もあり、交流戦終了時までの1試合平均は前年比24.5%減の1万7493人。リーグ戦再開後の巻き返しへ、人気急上昇のイケメンルーキーが注目の的だ。

スター性の片鱗が光る。瀬戸山球団社長は21日、「期待に応えてくれている。チームの顔?ぜひそうなって欲しい」と期待した。15日の巨人戦(東京D)で9回2死から逆転2号2ランを放つなど、グラウンドで頭角を現しつつある。

球団関係者は「最近は岡田に並んで取材依頼が多い。グッズもよく売れてます」と説明。新たな女性ファン層の開拓も視野に、観客動員アップの起爆剤になれる存在だ。

この日、QVCでの全体練習後に伊志嶺は29日の日本ハム戦(札幌D)でプロ初対戦となる同世代の斎藤にライバル心を燃やした。「刺激になるし負けたくない」と実力も人気も磨いていく。

ページトップ

29日復帰戦の相手ロッテ、斎藤攻略へ3ヶ条[スポニチ]

日本ハムの斎藤と再戦するロッテは攻略への3ヶ条で今度こそ打ち崩す。

プロ初勝利を許した4月17日は5回で4点を奪いながらも、低めのボール球に手を出して相手の術中にはまり、内野ゴロは10個を数えた。基本攻略は(1)低めを捨てる。前回の対戦で2ランを含む全打点を挙げた井口は「低めに球を集めるから、そのボール球に手を出さない。そうすれば自然と球は高くなる」と言った。

次の対策は(2)高めの変化球に狙いを絞る。「3ボールでも変化球でストライクを取ってくる」と福浦。直球は140キロ前後で、変化球に狙いを定めても対応できる球速だからだ。

最後に(3)自分の間合いで打席に立つ。新人ながら打者との駆け引きが巧みで、大松は「テンポを速くしたり球を長く持ったりしてくる。相手の間合いに入らないようにしたい」。新人相手に立て続けに屈辱を味わう訳にはいかない。

ページトップ