わたしはかもめ2011年鴎の便り(7月)

便

7月5日

千葉ロッテ8−7北海道日本ハム(QVCマリン)

ロッテが打ち勝った。7−7の8回2死一、二塁から福浦が勝ち越しの右前打を放った。初出場のカスティーヨは1号2ランなど4安打の活躍をし、ロサは来日初勝利を挙げた。日本ハムの連勝は4で止まり、再び2位に後退した。

123456789R
北海道日本ハム0023110007
千葉ロッテ00203201x8

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ロッテのカスティーヨ、いきなり4の4[ニッカン]

超人的なパフォーマンスだった。ロッテの新外国人ホセ・カスティーヨ内野手(30)がデビュー戦で4打数4安打3打点の大暴れ。4点差をはね返す大逆転劇の立役者となった。3回、来日の1号となる同点の2ランを放つと、1点を追う6回にも同点の右前適時打。初出場の助っ人に導かれての逆転勝ちで、ロッテの逆襲が始まる。

カスティーヨは一塁ベースの上で手刀を振り下ろした。6回、試合を再び振り出しに戻す右前適時打。追い込まれながらも、外の直球に柔らかくバットを合わせた。「食らいついていった。前の3打席は内。今度は外にくると思っていた」。狙い澄ました4本目の安打に興奮を隠せなかった。ニックネームは「アチャ」。スペイン語で「おの」の意味。愛称をまねたポーズで喜びを爆発させた。

ロッテデビュー戦で、横浜時代には1度もなかった4番に座った。「興奮した」。1回、第1打席の左前安打で勢いに乗った。第2打席は2点を追う3回2死一塁。初球。高めに浮いたウルフの直球を完璧なタイミングで振り抜いた。放物線を描いた打球が左翼席中段へ。同点2ラン。本塁上で天に祈りをささげ「甘いボールがきたらフルスイングしようと思っていた。狙い通りのいいバッティングだった」。

4打数4安打。同点弾に同点打。デビュー戦から超人的な活躍だ。両手にはメキシコでも片時も離さなかったバッティンググラブがはめられていた。ピンク色で「AHCAH(アチャ)」と刺繍された手袋は横浜時代、大親友の内川(ソフトバンク)を真似してつくった。「内川はすごい」と打撃センスに憧れ、目標にしてきた。今でも思いは不変。「週末は福岡で試合がある。会えるのが楽しみだ」。来日後は連絡を取っていない親友に、バットでメッセージを送った。

低迷するチームの起爆剤として来日。デビュー戦から衝撃的なパフォーマンスだ。「僕がきたのはチームの勝利に貢献するため。毎日こういう活躍ができれば」。お立ち台のヒーローに声援が鳴りやまなかった。

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ロッテ・カスティーヨ、デビュー弾!4の4![サンスポ]

こちらは「サヨナラ」ではなく「コンニチハ」。ロッテは5日、日本ハム7回戦(QVCマリン)で打撃戦を制し、8−7で逆転勝ち。新外国人のホセ・カスティーヨ内野手(30)=前メキシカンリーグ、レッドデビルズ=が「4番・一塁」で初出場し、1号2ランを含む4打数4安打3打点と大暴れした。

「4番・一塁」のスタメン発表にどよめいた本拠地のファンが、試合後は大歓迎のコールを送った。この日、出場選手登録されたばかりのカスティーヨが、3回2死一塁から左越えに1号2ランを放つなど4打数4安打3打点。衝撃のロッテデビューを飾った。「まさか初日から本塁打を打てるとは思わなかった。興奮しているし、ビックリしている。とにかくチームの勝利に貢献できたことが嬉しい」。

同点の8回2死二塁で迎えた第5打席では2ボール後に敬遠策が取られると、観客席からブーイングが飛んだ。直後に5番福浦に右前勝ち越し打が飛び出し、これが決勝点になった。

昨季は横浜で19本塁打を放った右打者が、今季本拠地のナイターで3分けを挟み9連敗中だったチームに初白星をもたらした。ケガ人続出で低迷するチームを救った新戦力に西村監督は「カスティーヨさまさま。よく打ってくれた」と喜んだ。

ひじから上をオノのように直角に振り下ろすパフォーマンスを、ほかの選手にマネされて「嬉しい。帯同時間は短いけど、まるで家族のようだ」。仲間とのやりとりでも“ツカミ”はOKだ。

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凄いヨ!カスティーヨ!4の4で4点差も逆転ヨ〜[スポニチ]

ロッテ・カスティーヨが打席に入るたびにスタンドが沸いた。3回に挨拶代わりの左越え同点1号2ラン。6回は右前へ同点打だ。出場選手登録されたばかりの新助っ人が、打つわ打つわ。4番に座ってチーム今季初の1試合4安打をマークして、最大4点差逆転劇の立役者となった。 「来日したのはチームの勝利に貢献するため。勝利に貢献する活躍ができて嬉しく思うよ」。

最後の実戦は6月19日のメキシカン・リーグ。同24日に来日すると、就労ビザ取得まで2軍戦にも出場できなかったため1軍に帯同しながら調整していた。実戦感覚が鈍る中でも読みは鋭い。最初の3安打が内寄りの球を捉えていたため、6回の4打席目は「外に来ると思った」と狙い澄まして右前打した。

力強く振り下ろすスイングから、愛称はスペイン語で斧を意味する「アチャ」。米国、台湾、そして昨季横浜でもそう呼ばれた男は、本塁打後に右手を何度も振り下ろすパフォーマンスを見せる。この日はベンチで大松が「アチャポーズ」でお出迎え。右翼席のファンも同ポーズで歓迎した。

8回2死二塁では敬遠され続く福浦の決勝打をお膳立て。ファウルでも一塁へ全力疾走、守備では美技連発と走攻守にチームをもり立てた。金泰均が腰痛で韓国に帰国中で大村は巨人移籍。大砲不在の中、4番を任せた西村監督も「他の選手を奮い立たせてくれた。カスティーヨさまさまですね」。低空飛行が続く昨季日本一チームに、逆襲に足りなかったピースが加わった。

ロサ
「大事なのはチームが勝つこと。機会をくれた監督、コーチに感謝したい。」(2回をパーフェクト救援で来日初勝利)

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福浦が返り討ち!予想通りの“勝負”で決勝打[スポニチ]

試合を決めたのはロッテ・福浦だった。8回2死一塁からカスティーヨが敬遠されて迎えた打席。左対左を苦にせず、石井のスライダーを右前に運び「カスティーヨが歩かされるのは分かっていた。いいところで回ってきて、打てて良かったです。今日の勝ちは本当に大きい」。

目の前でのカスティーヨの快打連発には「強烈ですよ。あれだけ前で打たれたらね」と驚いていた。

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唐川2年ぶり6失点でKO、反省の22歳誕生日[スポニチ]

22歳の誕生日を迎えたロッテ・唐川が2年ぶりの6失点。今季最短の4回1/3でKOされて自らバースデー祝いとはいかなかった。制球が定まらず「BIG3対決」の中田には2四球。逆転勝ちで黒星は免れたものの「スライダーが良くなくて苦しくなり、狙い球を絞られやすくなってしまった。野手に申し訳ない」と反省しきりだった。

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工藤が入団会見、背番号はサブローの「3」[スポニチ]

サブロー(大村)との交換トレードで巨人からロッテに移籍した工藤がQVCマリンで記者会見を行った。「持ち味の足を生かして勝利に貢献したい」。外野陣は岡田や伊志嶺が成長し、2軍でリハビリ中の清田ら自身と同タイプの若手が多く「少しでも若い選手の刺激になれれば。僕も負けないように頑張りたい」。

背番号はサブローがつけていた3に決まった。

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カスティーヨ、チーム合流即4の4&1号!…ロッテ[報知]

カスティーヨがバットを振り下ろすたびに、球場全体が沸き立った。いきなり4番デビューを飾った新助っ人は、一発を含む4安打3打点で歓喜のお立ち台に上がった。「まさか初日からホームランを打てるとは思ってなかったので、ビックリして興奮してます」と大声でまくし立てた。

名刺代わりの大暴れだ。初回の左前安打を口火に、3回は2死一塁からウルフの浮いた初球を左翼席に同点1号2ラン。6回2死三塁から放った値千金の同点適時打は、「今度は外に来ると思っていた。必死に食らいつけた」と冷静さも光った。8回に敬遠された直後に福浦の勝ち越し打が飛び出し、勝利の流れを作り上げた。

昨季は横浜でプレー。貧打解消の救世主として6月下旬に緊急補強された。24日に来日し、ビザが取得できるまでは、1軍に帯同して練習のみの日々。「打撃の感触はよかったので、試合に出られない間はつまらなかった。やっと出られて嬉しいね」とたまった鬱憤をバットに込めた。

4安打をマークしたのは、横浜時代の昨年4月3日のヤクルト戦(神宮)で5安打を放って以来の大当たり。西村監督も「あのバッティングと守備がほかの選手を奮い立たせてくれた。カスティーヨ様々ですよ」と手放しで賛辞を送った。

斧を振り下ろすような豪快なスイングから、スペイン語で斧を意味する「アチャ」が米国時代からのあだ名だ。手を斧に見立ててチョップするパフォーマンスがおなじみで、「すでにファンがやってくれて嬉しかった」。力が未知数だったはずの助っ人砲は、1日にして“恐怖の4番打者”に大変身した。

ホセ・カスティーヨ(Jose Castillo)
1981年3月19日、ベネズエラ生まれ。30歳。00年ドラフト外でパイレーツ入団。04年にメジャー初昇格。メジャー通算592試合で打率.254、39本塁打、218打点。昨季は横浜で131試合、打率.273、19本塁打、55打点。今年はメキシカン・リーグに在籍し、6月下旬にロッテ入団。年俸約1200万円。186センチ、90キロ。右投右打。

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カスティーヨ、移籍初戦で4安打3打点…ロッテ[報知]

ロッテが点の取り合いを制した。7−7の8回2死一、二塁から福浦が勝ち越しの右前打を放った。初出場のカスティーヨは1号2ランなど4安打の活躍をし、ロサは来日初勝利を挙げた。日本ハムの連勝は4で止まり、再び2位に後退した。

ロッテは2−6の5回は3安打に2犠飛を絡めて、3点。6回に1点を奪われたが、その裏に井口の犠飛と、新外国人のカスティーヨの適時打で追い付いた。カスティーヨはこの日出場選手登録され、4番で先発出場した。1号2ランを含む4安打3打点の大活躍に「思い通りの打撃。好機で回してくれるチームメートに感謝している」と口も滑らかだった。

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ロッテ・カスティーヨ、いきなり2ラン[サンスポ]

この日出場選手登録され、4番で出場したロッテのカスティーヨが0−2の3回に1号2ランを放った。甘い球を強振し「狙い通りのいい打撃ができた」と胸を張った。

1回に左前打を放ち、3回は高めの141キロを左翼席中段にまで運んだ。昨季は横浜で19本塁打。得点力不足に悩むロッテが、6月に緊急補強した。期待に応えるようにいきなり好結果を出し「最初の試合でいい打撃ができて嬉しい」とコメントした。

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ロッテ・唐川、今季ワーストの6失点で降板[サンスポ]

ロッテの唐川はスライダーが決まらず、苦しい投球だった。ここまで安定感抜群だった右腕が、今季最短の5回途中、ワーストの6失点で降板した。

「下位打線に好機をつくられ、上位でかえされてしまった」と肩を落とした。3回に2点を失い、味方が同点とした直後の4回にも3失点。高めに浮いた球を痛打された。「(味方が)流れを引き寄せてくれたのに、乗っていくことができなかった」と反省の言葉を並べた。

ロサ
「1番大事なことは(チームが)勝つこと。しっかり体調管理をして、優勝できるように頑張りたい。」(2回無失点で来日初勝利)

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監督「カスティーヨさまさま」[ニッカン]

ロッテが新加入のホセ・カスティーヨ内野手(30)の4打数4安打3打点の大活躍で、劇的な逆転勝ちを決めた。デビュー戦から4番に抜てきした西村徳文監督(51)は「(4番は)最初からそう思っていた。期待はしていたが、カスティーヨさまさま。他の選手を引っ張ってくれた」と満足そうにうなずいた。

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唐川が今季ワースト6失点[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(22)が5回途中、今季ワーストの6失点で降板した。立ち上がりから制球に苦しみ、高めに浮いたボールを日本ハムの強力打線に狙われた。思わぬ乱調に「今日はスライダーが良くなかったので、ピッチングも苦しくなり、狙われやすくなった」と反省した。

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カスティーヨがデビュー弾[ニッカン]

ロッテの新外国人ホセ・カスティーヨ内野手(30)が、ど派手なデビューを飾った。2点のビハインドで迎えた3回2死一塁、左翼席中段に起死回生の同点2ランを放った。この日がロッテでのデビュー戦。あいさつ代わりの1発に「甘いボールがきたらフルスイングしようと思っていた。狙い通りのいいバッティングができた」と胸を張った。

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好調4番に刺激、福浦適時打[ニッカン]

ロッテが5回、得意の集中打で3点を挙げ、反撃を開始した。4番カスティーヨのこの日3本目の安打で無死満塁のチャンスを作ると、続く福浦和也内野手(35)が中前適時打を放った。「前のバッターのカスティーヨがよく打つから、自分も刺激されたよ」と福浦。今江敏晃内野手(27)と大松尚逸外野手(29)の連続犠飛でさらに2点を追加。一気に1点差まで追い上げた。

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ロッテ・工藤が入団「足で勝利に貢献したい」[サンスポ]

巨人から交換トレードでロッテに移籍した工藤が5日、QVCマリンフィールドで記者会見を行い「持ち味の足を生かして、チームの勝利に貢献したい」と抱負を語った。背番号は巨人に移籍した大村がつけていた3。

ロッテの外野陣は岡田や伊志嶺が成長し、2軍には故障中の清田もいる。若手が多い顔触れに、30歳は「少しでも若い選手の刺激になれれば。僕も負けないように頑張りたい」と話した。

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移籍の工藤が会見「足、生かす」[ニッカン]

巨人から移籍したロッテ工藤隆人外野手(30)が5日、QVCマリンで入団会見を行った。「ロッテは機動力を生かしたプレーをするチーム。自分の持ち味も足なので、すんなり入っていければいい」。背番号は「3」。すでに2軍では2試合に出場しており、1日も早い1軍昇格を目指す。

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