ロッテ唐川侑己投手(22)が連勝中の西武打線を警戒した。12日の予告先発。今季は西武相手に2勝0敗と相性はいいが「本塁打も多いし、注意する打者が多い。挙げればきりがない」と油断はない。この日は稲毛室内練習場でキャッチボールなどで汗を流した。猛暑の中での調整だったが「夏は調子が悪いと思ったことがない」と仕上がりに自信を見せた。
ロッテは千葉市内の全小学校(118校)の児童、約52000人に「マリーンズ算数ドリル」を無償配布する。
井口、渡辺俊らロッテナインが登場し、野球にちなんだ問題を通して楽しく勉強できるもの。夏休みの宿題として使用される予定で、12日に西村監督が千葉市内の小学校を訪問して贈呈セレモニーを行う。指揮官は「プロ野球という身近にあるスポーツをきっかけに、運動、勉強にますます興味を持ってもらえればと願っています」とコメントした。
プロ野球実行委員会が11日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、来季の公式戦をセ・パ両リーグとも3月30日とすることを決めた。
今季は両リーグとも3月25日開幕の予定だったが、東日本大震災の影響で延期。最終的には両リーグとも4月12日開幕で落ち着いた。同時開幕は2年連続となる。
また日本野球機構(NPB)は来年、収益増のため「特別試合」の開催を検討。今年も計画としてあった新人を含めたU−26(26歳以下)のセ・パ対抗戦など4〜5案が候補に挙がった。開幕日決定を受け、3月や球宴期間中などの開催時期も含め、詰めていく。東日本大震災の復興支援の一環として「3・11特別試合」案も報告された。
2013年に開かれる第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)については国際委員会から報告があった。
プロ野球の実行委員会は11日、東京都内で開かれ、日本野球機構(NPB)の増収策として来年予定されている特別試合の開催方法を協議したが、継続審議となった。
オールスター戦を今年と同様に1試合増の3試合にする案のほか、公式戦開幕前のオープン戦期間中に今季の表彰選手による試合、22歳以下の若手選手による試合、選手を東西出身地別に分けた試合などの案を検討した。今後は案を絞り込む作業を行う。
来季は3月30日にセ、パ両リーグが同時に開幕することが決まった。開幕カードの主催権はセが昨季の上位3チームだった中日、阪神、巨人。パは未定。