わたしはかもめ2011年鴎の便り(7月)

便

7月19日

オリックス1−5千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテが3位に浮上した。先発の渡辺俊は打たせて取る投球で6回を5安打1失点で4勝目。打線は1−1の3回に小技を絡めて1点を勝ち越し、5回は伊志嶺の三ゴロの間に1点を追加した。オリックスは打線が的を絞れなかった。

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千葉ロッテ1010100025
オリックス0100000001

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ロッテ重盗勝ち越し、一夜で3位復帰[ニッカン]

ロッテが足を駆使し、一夜で3位に復帰した。目指す野球でつかんだ1勝に、西村徳文監督(51)は「3回、5回と適時打なしで1点ずつ。きっちりしたプレーで次の塁に進めれば何とかなる」と満足そうに振り返った。

勝負を決めた1点は、重盗で奪った。同点の3回1死一、三塁。一塁走者・井口がスタート。三塁走者の岡田は捕手の鈴木が二塁に送球すると、迷わず本塁へ走った。「二塁に投げたらスタートのサイン。後は思い切りが大事だった」。岡田はこの回、三盗も決め、チャンスを広げた。「常に次の塁を狙っている。いい投手相手だと打って勝つのは難しい」。足で相手エースを攻略し、胸を張った。

5回の追加点も足が生んだ。1死三塁。伊志嶺の三ゴロで工藤が本塁生還。伊志嶺は「工藤さんは足が速い。浅いフライでも、内野ゴロでも」と楽な気持ちで打席に入った。俊足が効果的な攻撃を演出した。

工藤は守備でも再三の好プレーを見せ、ピンチの芽を摘んだ。先発した渡辺俊は「野手の好守に本当に感謝」と最敬礼。岡田、伊志嶺、工藤の外野陣はリーグ屈指の守備力。「快足」の威力は攻撃だけに終わらない。

負ければ5位転落の正念場を機動力野球で制した。工藤はサブローとのトレードで6月末に加入。岡田も伊志嶺も今季からレギュラーに定着したばかり。前半戦の最後にきて新戦力がかみ合った。

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ロッテ、適時打なし足攻&小技で快勝![サンスポ]

外野陣の足攻と小技で快勝。3位に浮上した。3回1死一、三塁で一走がスタートを切り、捕手が二塁へ送球した間に三走・岡田が生還。重盗で勝ち越した。足で金子千を崩し、岡田は「いい投手に対して、打って勝つのは難しい」と会心の笑み。5回は二塁打の工藤を岡田が送り、伊志嶺の三ゴロの間に3点目が入った。西村監督は「適時打なしで点を取れたのは大きい」とうなずいた。

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ロッテ、機動力で3位返り咲き!重盗で決勝点[スポニチ]

スピード感あふれる攻撃で、ロッテが1日で3位に返り咲いた。決勝点は鮮やかな重盗で奪った。1−1の3回1死一、三塁から一塁走者の井口がスタート。捕手・鈴木の二塁送球と同時に、三塁走者の岡田が本塁へ突入した。

岡田は「二塁へ送球したら本塁へゴーのサインでした。いい投手(金子千)は打って勝つのは難しい。常に先の塁を狙っている」としてやったりの表情を浮かべた。

5回には工藤が右中間二塁打で出塁。岡田の犠打で三塁へ進むと、続く伊志嶺の三ゴロの間に俊足を飛ばして生還した。6月末に巨人から移籍した工藤が9番に入ることで、1、2番を務める岡田、伊志嶺の俊足コンビと連動。西村監督は「3回、5回と適時打なしで点が取れた。足をうまく使えた」と満足げ。機動力で上昇気流に乗っていく。

渡辺俊
「何とか粘り強く投げられました。野手の好守に助けられました。」(6回1失点で4勝目)

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岡田、伊志嶺、工藤の俊足トリオが活躍、チームも3位浮上…ロッテ[報知]

ロッテが3位に浮上した。先発の渡辺俊は打たせて取る投球で6回を5安打1失点で4勝目。打線は1−1の3回に小技を絡めて1点を勝ち越し、5回は伊志嶺の三ゴロの間に1点を追加した。

スピード感あふれる攻撃だった。岡田、伊志嶺の1、2番、そして9番の工藤。小技と俊足自慢の3人が連動し、得点を重ねた。西村監督は「適時打なしで点を取れたのは大きい」とうなずく。

1−1の3回1死一、三塁。一塁走者がスタートを切り、捕手が二塁へ送球した間に三塁走者の岡田が本塁生還。勝ち越し点を奪った。5回は工藤が二塁打を放ち、岡田の送りバントで三進。続く伊志嶺の高いバウンドの三ゴロの間に、悠々と3点目のホームを陥れた。伊志嶺はいずれも得点につながる二つの送りバントも決めた。

下位から上位へ俊足トリオを並べる打線は5月上旬にも見られた。6月下旬に工藤が巨人から移籍。新快足トリオに、岡田は「やりやすい。塁に出れば、点につながる」と自信を深めた。

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ロッテ・渡辺俊、要所を締めて6回1失点[サンスポ]

4勝目を挙げたロッテの渡辺俊はピンチを招きながらも、粘った。6回1失点に「走者は出したけど、いいボールを投げ続けることができた」と手応えを口にした。

要所での制球力が光った。2−1の3回は1死二塁から後藤を外角の球で左邪飛、2死一、二塁からはバルディリスを外角のスライダーで中飛に仕留めた。前半戦は好不調を繰り返したが、西村監督は「(今日は)いいものを出してくれた」とねぎらった。

里崎
「いいところで打てた。」(9回に6月4日以来となる4号2ラン)
工藤
「自分は守備と走塁で、試合に使ってもらっている。」(1安打1得点に好守もあり)

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渡辺俊が野手に感謝の4勝目[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(34)が粘りの投球で4勝目を挙げた。6回1失点。毎回のように走者を背負う苦しい内容だったが、味方の好守にも助けられ、ベテランらしく要所を締めた。「走者を出してもいい球を投げることができた。野手の人の好守に助けてもらったし、本当に感謝です」と振り返った。

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サイン通り重盗!本盗![ニッカン]

ロッテが同点の3回、重盗で勝ち越し点を奪った。1死一、三塁。打者カスティーヨのフルカウントの場面で、一塁走者の井口がスタート。三塁走者の岡田幸文外野手(26)は、捕手の鈴木が二塁に送球するのを見て、本塁へ突入した。「二塁に投げたらスタートというサインだった。後は思い切って行く気持ちが大事」と岡田。青山道雄総合コーチ(52)は「サイン通り」と、してやったりの表情だった。

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カスティーヨ食らいつき先制打[ニッカン]

ロッテが1回、ホセ・カスティーヨ内野手(30)の左前適時打で1点を先制した。真ん中に入ってきた108キロのカーブをタイミングよく振り抜き「いいボールがきたら食らいついていこうと思った。昨日が嫌な負け方だったので、初回に先制できたのは大きい」と振り返った。これで8試合連続安打。好調の4番の活躍でチームが勢いに乗った。

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