わたしはかもめ2011年鴎の便り(7月)

便

7月23日

オールスター第2戦

パ・リーグは1回に中村が左越えに2ラン。4回には連発となるソロを中越えに放って3点を先行。1点差の7回は代打内川の適時二塁打で1点を加えた。先発の唐川、続く杉内がともに2回を無失点でまとめた。セ・リーグは後半に追い上げたが、及ばなかった。坂本のソロを含む3安打2打点の活躍が光った。注目の新人、澤村は四球が絡んで1点を許した。

123456789R
全セ0000110013
全パ20010010x4

◇地元で大役果たす…ロッテ・唐川

地元のQVCで先発マウンドに立ち、勝利投手となったロッテの唐川は「緊張せず、楽しんで投げられた」。2回には2死から2本の本の安打と四球で満塁としたものの、坂本を中飛に仕留めてピンチを脱出。2回を無失点で切り抜けた。試合前の練習中には、楽天・田中に話しかけ、スライダーの握りや腕の使い方などを伝授してもらったという。プロ4年目の右腕は球宴初出場で大役を果たし、「後半への弾みになればいい」と笑顔を浮かべた。

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唐川、被安打4も…地元で粘って2回零封[スポニチ]

大歓声に迎えられた。初出場のロッテ・唐川が、生まれ育った千葉で球宴の先発マウンドに上がった。初回2死一塁、阿部の打球は左翼への大飛球。フェンスのすぐ手前で、かつて一緒に「高校ビッグ3」と呼ばれた同い年の中田が捕球すると表情を緩めた。

チームメートの里崎とのバッテリー。「変化球投げる?」の問いに「もちろん」と答え、スライダーを交えたシーズン通りの投球を披露した。2回は2死から連打、四球で満塁のピンチ。坂本を中飛に仕留めると、予定通りの2イニングを無失点でマウンドを降りた。

「内容は全然ダメですね」と振り返るが、両親や友人も観戦する中で4安打されながら粘った。「みんな楽しそうにやっていた。一流選手が身近にいて刺激になる。今後も出たい気持ちが強くなった」。晴れ舞台を満喫し、心地よさそうに汗をぬぐった。

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ロッテ・唐川、晴れ舞台を満喫/球宴[サンスポ]

飄々と投げる姿はいつも通りだった。生まれ育った地元千葉で、オールスター初出場。両親や友人が見守る前での2回無失点に、ロッテの唐川は「楽しめた」と表情を緩めた。

登板前に捕手の里崎から「変化球も投げるか?」と聞かれた。唐川は、悩むことなく「もちろん」。直球で押す投手ではないことは、誰よりも分かっている。「内容は全然(駄目)です」と苦笑しつつ、シーズン中と同じくスライダーやカーブなどで打ち気をそらした。1回無死一塁で青木(ヤクルト)を遊ゴロ併殺打に仕留めるなど、4安打を浴びながらも粘った。

球宴に思い入れはなかった。それが「みんな楽しそうに野球をしている。一流選手が身近にいて、刺激になる。これから先も出たい気持ちが強くなった」。考えが変わるほど、晴れ舞台を満喫している。

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初出場唐川が大役2回無失点/球宴[ニッカン]

全パの先発を任された地元ロッテ唐川侑己投手(22)が、4安打を浴びながらも2回を無失点に切り抜け、大役を果たした。プロ4年目で初出場。普段通りのポーカーフェースで淡々と投げ込んだが、「緊張はなかったが、平野さんに四球を出したのは申し訳なかった」と反省していた。

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