わたしはかもめ2011年鴎の便り(7月)

便

7月30日

千葉ロッテ6−2東北楽天(QVCマリン)

ロッテの渡辺俊が内外角に投げ分け、7回無失点で5勝目を挙げた。打線は1回に失策で1点を先取し、3回にカスティーヨと今江の連続適時打で2点を追加。4回に4長短打で3点を加えた。楽天は投手陣が崩れ、反撃も遅かった。

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東北楽天0000000202
千葉ロッテ10230000x6

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伊志嶺、3安打で井口を抜いてチーム首位打者[スポニチ]

ロッテのルーキー・伊志嶺が3安打1打点1盗塁。打率を.294と一気に上げ、看板打者の井口を抜いてチーム首位打者に躍り出た。

「得点に絡めたのが良かった。打率は落ちるときは落ちるので出塁率、盗塁を意識してやります」。初回に右前打すると、3回には死球で出塁。4回1死二塁では、スライダーを振り抜いて左翼線適時二塁打を放った。チーム打撃が求められる2番打者。レギュラー定着当初は戸惑ったが、今や「つなぎの打線」の中核を担う。

守っても9回無死一塁で中村の右翼後方への大飛球を好捕。一塁への正確な送球で、飛び出していた草野を刺して併殺に仕留めた。西村監督は「1、2番が塁に出ていい攻撃ができた」とうなずいた。走攻守全てをアピールした新人王候補の23歳。チームの上位浮上の原動力として走り続ける。

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OB・伊良部氏にささげる…ロッテ黙祷、阪神は喪章も[スポニチ]

伊良部氏がプロ入りした88年から9年間在籍したロッテでは30日の楽天戦(QVCマリン)前に黙祷をささげた。

同氏の姿がマリンビジョンに映される中、西村監督ら両軍選手がベンチ前に整列して冥福を祈った。また03、04年に在籍した阪神でも横浜戦(甲子園)前に黙祷がささげられ、阪神ナインは喪章をつけてプレーした。沼沢正二球団本部長は「若くして惜しい。一緒にやった仲間も多いし、ファンの方も覚えておられますから」と説明した。

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ロッテ・伊志嶺&岡田、3安打1盗塁大暴れ![サンスポ]

ロッテ1、2番コンビの岡田、D1位・伊志嶺(東海大)がともに3安打&1盗塁。さらに岡田が2得点、伊志嶺は3得点と大暴れだ。「(伊志嶺の存在が)刺激になっています。(盗塁などが)非常にやりやすい」と岡田。伊志嶺も「岡田さんがヒットを打って塁に出てくれる。走者がいないときとは自分の気持ちも変わってきます」と相乗効果を強調した。試合前、伊良部さんの死を悼んで両軍と観客が黙祷をささげたが、元エースに手向けの勝利となった。

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ロッテ・カスティーヨ、15試合連続安打[サンスポ]

ロッテのカスティーヨが1−0の3回1死一、二塁で適時打を放った。これで15試合連続安打と好調を維持している4番は「いいところで打てて、打点でチームに貢献できて良かった」と喜んだ。

1回1死一、二塁ではスライダーを引っ掛けて投ゴロ。楽天のヒメネスの二塁への悪送球で先制点をもたらしたが、悔いを残した。「前の打席はスライダーで攻められていたので(3回は)スライダーを待っていた」と、外角に逃げていく球を狙い通りに中前に運んだ。

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ロッテ・今江、左手甲の打撲で途中交代[サンスポ]

ロッテの今江は1回の打席で投球が左手をかすめ(記録はファウル)、4回の守備から退いた。病院で検査を受けて、左手甲の打撲と診断された。31日以降の出場は、状態を見て決める。

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ロッテ・渡辺俊、7回無失点で今季初連勝[サンスポ]

打たせることが身上の右腕が、この日は飛球で抑えていく。ロッテの渡辺俊は「甘めでも、捉えられる感じがなかった」。7回無失点で5勝目。21個のアウトの内、14個を飛球で奪った。

ブルペンから直球の走りが良かった。1、2回と2安打ずつを許しても「いい球がいったけど、たまたま打たれた」と割り切れた。ここを切り抜けると、大量援護にも助けられストライク先行で攻めていく。四球は1つも出さなかった。久しぶりに伸び上がるような直球を見せ「余裕を持ちながら投げられた」と笑顔だった。

今季は好不調の波が大きかった。シーズン半ばでようやく今季初の2連勝に「あんまり意識させないでください。(好投したことは)今日のうちに忘れます」と口も滑らか。右腕がようやく乗ってきた。

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ロッテ、試合前に伊良部氏へ黙祷[サンスポ]

米ロサンゼルスで死去していたことが28日に分かった伊良部秀輝氏をしのび、試合前に黙祷がささげられた。伊良部氏はロッテに1988年から96年まで在籍した。大型ビジョンに当時の写真が映し出され、両チームの選手、ファンが故人の冥福を祈った。

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渡辺俊、7回無失点で5勝目…ロッテ[報知]

ロッテの渡辺俊が7回無失点で5勝目を挙げた。打線は1回に失策で1点を先取し、3回にカスティーヨと今江の連続適時打で2点を追加。4回に4長短打で3点を加えた。楽天は先発・ヒメネスが乱調、中継ぎ陣も崩れ、反撃も遅かった。

渡辺俊は1、2回と2安打ずつを許しても「いい球がいったけど、たまたま打たれた」と話すように切り抜けると、大量援護にも助けられストライク先行で攻めていく。四球は1つも出さなかった。久しぶりに伸び上がるような直球を見せ「余裕を持ちながら投げられた」と笑顔だった。

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1、2番で6安打5得点[ニッカン]

6点を奪ったロッテ打線を引っ張ったのは1、2番だった。岡田幸文(27)、伊志嶺翔大(23)がともに3安打を放ち、計5得点。伊志嶺は「得点に絡めたのが1番良かった」と充実した表情だった。

1勝3敗に終わった前カードの西武戦では、2人とも盗塁を失敗していた。伊志嶺は「岡田さんと『今度は絶対に決めてやろう』と話をしていた」。宣言通り、ともに盗塁も決めた。岡田は「僕が塁に出なかったら伊志嶺が出てくれる。やりやすい」と相乗効果を口にしていた。

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つなぎ機能!3者連続で適時打[ニッカン]

つなぎのロッテ打線が機能した。1回に敵失で先制。3回、カスティーヨ、今江の連続適時打で2点を追加した。4回には9番早坂から4連打。岡田、伊志嶺、井口資仁内野手(36)の3者連続適時打でリードを6点に広げた。

井口は「昨日、完封負けしていたから、今日は選手みんな何とかしたい気持ちがあった。マリーンズらしい、つなぎの攻撃ができている」とコメントした。

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好調カスティーヨ15戦連続H[ニッカン]

ロッテのカスティーヨが1−0の3回1死一、二塁で適時打を放った。これで15試合連続安打と好調を維持している4番は「いいところで打てて、打点でチームに貢献できて良かった」と喜んだ。

1回1死一、二塁ではスライダーを引っ掛けて投ゴロ。楽天のヒメネスの二塁への悪送球で先制点をもたらしたが、悔いを残した。「前の打席はスライダーで攻められていたので(3回は)スライダーを待っていた」と、外角に逃げていく球を狙い通りに中前に運んだ。

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伊良部氏へ黙祷[ニッカン]

伊良部秀輝氏の死去を受けて、88年から96年まで同氏が在籍したロッテは、試合前に黙祷をささげた。場内アナウンスで「オリオンズ、マリーンズで活躍した伊良部氏のご冥福を祈り、黙祷をささげたいと思います」の呼びかけで、両軍選手がベンチ前に整列して、しばし目を閉じた。黙祷後、スタンドから大きな拍手が起こった。

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[唐川侑己投手コラム 泰然自若]オールスターに出場、思い切り試合楽しめた[朝日新聞]

オールスター明けに出場選手登録を抹消されました。右肩に張りがありました。ただキャッチボールもしたし、張りがある程度です。

張りは7月から。ゲームになれば大丈夫だけれど、投げ終わった後に少し。大事を取ってということです。去年のことがあるし、大事な時期に1ヶ月も2ヶ月も空ける訳にはいかないので。ここで空けるのもよくはありませんけれど。

6月下旬にリーグ戦が再開して、ここ数試合は、シーズンを通して山と谷があるとすれば谷の状態でした。7月5日、22歳の誕生日に投げた日本ハム戦では6失点で5回途中で降板。序盤は何とか切り抜けることができましたが、下位打線にチャンスを作られ、上位でかえされてしまった。

12日の西武戦は何とか1失点に抑えて勝ちましたが、6回で回でマウンドを降りてしまった。9連戦の初戦、ほかの投手の人達の疲れも考えれば自分で投げきらないといけなかったのにできなかった。それが不甲斐ないです。

疲れがない、といえばウソになります。ただフォームのどこかが狂っているというものでもない。いつもそうですが、キャッチボールの中で修正をしてきました。

オールスターは、地元QVCマリンフィールドの第2戦に先発させていただきました。結果は2イニングを投げ4安打を打たれましたが、無失点に抑え勝ち投手に。ソフトバンクの秋山監督の推薦をいただき、オールスターに出ることができました。選んでいただいてありがたいし、嬉しく思いました。投球内容は全然でしたけど、試合は思い切り楽しめました。両親も幼なじみも応援に来てくれた。プロ入りして過去3年のオールスターは見ていませんでしたが、一流の選手の人達が身近にいる中での体験。今回の出場で、これからも出たい、という気持ちが強くなりましたね。

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[疾走!千葉ロッテ荻野貴司日記]高校野球の季節[毎日新聞]

◇悔いなく、仲間を大切に

夏、高校野球の季節だ。高校球児(奈良県立郡山高出身)だった僕にとって、高校野球は今の生活の原点と言えば原点だ。

当時の森本達幸監督は、礼儀にすごく厳しく、試合や日常生活で、当たり前のことを当たり前にやるよう、指導された。振り返ると、技術面というより、人間形成の面で重要な時期だった。

高校は、中学に比べ練習量が増え、体づくりに力を入れた。練習するには体力がいるし、練習できなければ技術も身につかない。基礎体力を付けるため、走り込みやウエートトレーニングにはげみ続けた記憶がある。

高校3年の最後の夏は、甲子園常連の天理高に3−8で敗れた。春の大会は1回戦敗退し、自信があった訳ではないが、「優勝できたらいいな」と仲間と言い合っていた。だから、負けた瞬間はすごく悔しかったし、その時の映像を見ないようにしていた。実は、決勝戦の試合はあまりよく覚えていない。

しかし、振り返ると、決勝戦までこれた喜びも強かった。あのチームが決勝戦まで勝ち抜けたのは、やはり、みんなの力が1つになれたから、と思う。

正月に実家に帰ると、あの時の仲間と会う。思い出話は尽きない。

勝つも負けるも、高校球児は1度だけ。「悔いのないよう」に、そして、一生、語りあえる仲間を大切にして欲しい。(まとめ・荻野公一)

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