わたしはかもめ2011年鴎の便り(8月)

便

8月5日

千葉ロッテ0−3オリックス(QVCマリン)

オリックスが無失点リレーで3連敗を免れた。マクレーンが7回途中まで4安打に抑えて来日初勝利。打線は7回1死二塁から山崎浩の右前打で先制し、8回は赤田が2点二塁打。ロッテは後半戦初登板の先発唐川を援護できなかった。

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オリックス0000001203
千葉ロッテ0000000000

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ロッテ伊志嶺3割、新人王争い1歩リード[ニッカン]

新人王争い、忘れてませんか?ロッテのドラフト1位ルーキー伊志嶺翔大外野手(23)が打率を3割とし、激戦の「新人王ダービー」を1歩リードした。オリックス戦で4打数2安打。規定打席到達後、初めて「大台」に乗せた。パ・リーグには3割打者は5人しかいない。日本ハム斎藤らと繰り広げる新人王争いも、がぜん注目だ。

151キロにも、力負けしなかった。伊志嶺は外角低めの直球に思い切りバットをたたきつけた。鋭い打球が左中間を破ると、二塁を陥れた背後で、スコアボードに「300」の数字が点灯した。4打数2安打。最終打席で3割に打率を乗せた。「まだまだシーズンは長い。全然気にしていない」と控えめに振る舞うが、3割打者はパ・リーグでは5人しかいないからこそ価値がある。

「大学NO.1野手」のふれ込みで入団したが、評価は「守備と走塁は即戦力」。キャンプでは金森打撃コーチと連日の早出でフォームを改造。打力強化へ「スイングをコンパクトにし、ボールを最短距離でとらえる」という課題に取り組んできたが、シーズン序盤はまだまだ好不調の波が激しかった。

開眼させたのは交流戦最終打席での一振りだ。6月19日のヤクルト戦、押本の内角球を右前にはじき返した。「バットが最短距離で出ないと、あの打球は打てない」。理想のスイングを初めて実践できた手応えがあった。2割5分7厘だった打率が、以降の1ヶ月半で3割まで急上昇。「コンパクトに振れているから、ミスショットが減った」と自己分析した。

日本ハム斎藤の「諦めない」発言で新人王争いに火が付いた。勝ち抜くために「3割」は重要なラインだが、一貫して「チームの勝利に貢献して、その結果でタイトルを取れればいい。今の数字に満足していたらだめ」という姿勢を崩さない。この日も3割到達を喜ぶより、6回無死一塁での牽制死を反省した。「ヒットを打ったからといってミスが帳消しになる訳ではない。今日の試合は自分が壊した」。この強い意志がある限り、新人王の最短距離にいるのは間違いない。

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伊志嶺2安打で打率3割到達…ロッテ[報知]

悪い流れの中でも、伊志嶺の集中力は途切れなかった。8回、2死走者なし。オリックスの2番手・平野の151キロ直球をはじき返した。この試合2安打目となる左中間二塁打。「ヒットを打ったからといって、ミスは帳消しにならないんで」。試合終了時では初めて打率を3割に乗せたが、反省ばかりが口をついた。

痛いミスがあった。両軍無得点の6回、先頭で中前安打を放った。先制のチャンス。しかし続く井口の打席、牽制で刺された。「今日負けたのは自分のミス。流れを悪くした。申し訳ない気持ちです」。黒星に言葉は弾まなかった。

約5センチの変化でプロの世界に適応した。大学時代と比べると、指3本分だけバットを短く持って打席に立つ。「短く持って最短で振る意識。スイングがコンパクトになって、ミスショットが減ったと思う」と自己分析する。金森打撃コーチはコンパクトで軸がぶれないフォームを「ドラム缶の中でもバットが振れる感じ」と独特の表現で評価した。

この日の4打数2安打を加え、今季の通算は233打数70安打。打率はちょうど3割。新人での打率3割は、過去にわずか11人しかいない。リーグでは86年清原以来の快挙も現実味を帯びてきたが、「まだまだ試合が残っているし、気にしていません」。追求するのは、個人記録ではなくチームの勝利。新人王レースの主役に飛び出したルーキーが、最高のプレーを続けていく。

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唐川、無援3敗目も「心配なく投げられのが収穫」[スポニチ]

復帰登板となったロッテ・唐川が7回7安打1失点。最少失点に抑えたが援護なく3敗目を喫した。

開幕からの蓄積疲労で右肩に張りが出たため先発を1度回避。7月23日の球宴第2戦(QVCマリン)以来の登板で、3、4回の満塁のピンチをしのぐなど粘った。「味方の好守に助けられた。久しぶりだったけど、肩の心配なく投げられのが収穫」と前を向いた。

チームトップの8勝を挙げている右腕の復帰に、西村監督は「何回かピンチがあったけど、踏ん張っていた」と一定の評価を与えた。

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伊志嶺3割到達…清原以来25年ぶり快挙へまっしぐら[スポニチ]

ロッテの新人・伊志嶺が2安打で打率.300とした。6回に中前打、8回には中越え二塁打を放って自身初の大台到達。ただ、6回には牽制死でチャンスを潰しこともあって「(3割を)打ったことに関しては、まだまだ試合も残っているので気にしません」と謙虚だった。

新人の3割打者は98年の坪井(阪神)、高橋由(巨人)が最後。パ・リーグでは86年の清原(西武)以来25年ぶりの快挙に向かって打ち続ける。

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ロッテ・唐川、7回1失点も援護なく3敗目[サンスポ]

球宴後に右肩の張りで出場選手登録を抹消されていたロッテ・唐川が、再登録して即先発。7回1失点ながら、味方打線が零封され3敗目(8勝)を喫した。「先に点を与えてしまったことが悔しい」。実戦登板は7月23日の球宴第2戦以来だったが「肩の不安がなく投げることができたのは収穫かな」と前を向いた。

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ロッテ・唐川、援護なく黒星も“収穫”の好投[サンスポ]

右肩の張りのため後半戦初登板となったロッテの唐川は、好投が報われなかった。7回1失点ながら「守り(の時間)が多くなって、リズムをつけられなかった」と敗戦の責任を背負った。

7回1死二塁で山崎浩に外角の直球を適時打されたが「打たれたのはボール球。納得して投げた球」と潔かった。スライダーの制球に甘さを残しつつも、直球は最後まで走っていた。115球を投げ「肩の不安がなく投げられたのは収穫」と口にした。

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西村監督8回の2失点悔やむ[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(51)が1点を追う8回の2失点を悔やんだ。後藤、T−岡田と左打者が続く場面で左腕服部を投入したが、連打を喫して降板。続く中郷が1死満塁から赤田に2点適時二塁打を浴び、試合を決定づける点を奪われた。「何とか抑えていただけに、あの2点が痛かった。服部は日本ハム戦で稲葉に好投していたので投入したが…。次に期待です」。リリーフ陣の思わぬ乱調に表情も厳しかった。

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ルーキー伊志嶺2安打で3割[ニッカン]

ロッテ伊志嶺翔大外野手(23)が4打数2安打で、打率を3割に乗せた。「まだまだシーズンは長い。全然気にしていません」と控えめにコメントしたが、3割打者はリーグで5人しかいない。ただ、この日は手痛いミスもあった。両軍無得点で迎えた6回無死一塁で牽制死。3割到達を喜ぶことなく「あれで相手に流れをやってしまった」とミスを反省していた。

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唐川3敗目も「肩は不安なし」[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(22)が7回1失点で今季3敗目を喫した。右肩の張りを訴え、これが後半戦の初登板。チームの敗戦に表情はさえない。それでも「ケガ明けということで7回までだったが、体力的にはもう少し投げられたと思う。肩の不安なく投げられたのが収穫」と、今後への手応えを口にしていた。

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