わたしはかもめ2011年鴎の便り(8月)

便

8月16日

千葉ロッテ4−1北海道日本ハム(QVCマリン)

ロッテの成瀬は8回5安打1失点でチームトップの9勝目。低めへの制球が光り自身3連勝。打線は1回2死満塁から福浦の走者一掃の二塁打で3点を先制し、4回に根元の遊ゴロで加点。日本ハムは打線がつながらずウルフが4失点。

123456789R
北海道日本ハム0000010001
千葉ロッテ30010000x4
西村監督
「2死満塁の打つしかない場面でベテラン(福浦)がきっちり仕事をしてくれた。6回はどうしても点が欲しかったがサインミスが出てしまった。しっかりやっていかないとこの先勝てない。本当に今日は沢山の人が観に来てくれた。これだけの声援の中では負けられない。」

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ロッテ福浦、母校習志野に激励打![ニッカン]

ロッテのベテラン福浦和也内野手(35)が、甲子園で奮闘する後輩達に激励の一打を放った。1回2死満塁。外角低めのカーブを左翼線へ。福浦らしい技ありのバットコントロールで走者一掃の先制適時二塁打を放った。「あそこは積極的にいった。抜けてくれて良かった」。二塁ベース上で表情がほころんだ。

母校の習志野が甲子園ベスト8入りを決めた。高校時代は投手だったが、甲子園出場経験はない。それだけに、大舞台で全力プレーをする後輩達が輝いて見える。「後輩に負けていられないですからね。僕も頑張らないと」。母校にはTシャツなどを贈っているが、自身の活躍がそれ以上のプレゼントになったに違いない。

もう1つ、後押しされた力がある。入団当時に着ていたピンク色のユニホームだ。着用した試合では15打数7安打5打点の大暴れ。「不思議に力があるのかな」と笑った。94年の入団時は投手。「ピンクユニ」は苦しい思い出ばかりだが、当時の苦労があってこそ今がある。「僕自身も、一緒にやっていた人も、あの当時はこんな姿になっているとは想像がつかなかった」と感慨深げだった。思い出に残る1日。不振にあえいでいたベテランが、確かな復調の手応えをつかんだ。

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母校8強パワー!福浦V撃、岡田は好機演出で3位肉薄[スポニチ]

甲子園で戦う後輩達の熱気が、遠く幕張まで届いた。8強入りした習志野OBのロッテ・福浦が、初回2死満塁から走者一掃の左翼線適時二塁打。いきなりスコアボードに「3」を点灯させた。

「2死満塁だったので、打って還すしかない場面。打った瞬間は捕られるかなと思ったけど、よく抜けてくれた」。1ストライクからの2球目、130キロカーブを振り抜いた。外角低めの緩い変化球を引きつけて逆方向へ。技ありの一打で3人の走者を迎え入れた。チャンスメークは、同じく8強進出の作新学院OB岡田だった。この回無死一塁から中前打。エンドランを成功させ、チームに流れを呼び込むと福浦の一打で生還した。

後輩達に負けじと燃えた。「母校の後輩達が頑張っているので、自分も負けられないよ」。福浦は習志野のエースとして甲子園出場こそなかったが、練習試合でノーヒットノーランを達成したこともあった。投手としてロッテに入団も1年目に野手に転向。この日は入団当時の復刻ユニホームでの試合でもあり「投手をやりたかったけどね。転向して当然だけど、つらかった」と当時の記憶が脳裏をよぎった。看板打者となったベテランは「当時の先輩達にも想像がつかなかったんではないですか」と笑った。

チームは2連勝で、3位・オリックスとゲーム差なしに迫った。目の前の相手に全力を尽くす。高校野球と同じ一戦必勝で浮上していく。

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成瀬1失点!「良くなかった」も3連勝で9勝目[スポニチ]

ロッテの成瀬が3連勝で9勝目。8回5安打1失点の力投でチームを連勝に導いた。

奪三振はわずか1個だったが、直球、スライダーを低めに集めて打たせて取る投球。8回2死二、三塁では陽岱鋼を直球勝負で二ゴロに仕留めた。エースは「きょうは良くなかった。決めきれなかった。それでも悪いなりに勝てた」。前日に母校・横浜は9回2死までリードしながら夏の甲子園8強入りを逃したが、先輩の貫禄を見せた。

伊志嶺
「初回に安打が出て先制点につながって良かった。いい打撃を継続して波を小さくしていきたい。」(2安打で9試合ぶりに打率3割復帰)

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福浦、V打!母校・習志野8強入りに燃えた…ロッテ[報知]

母校の後輩には負けない。習志野高が甲子園で24年ぶりの夏8強を決めた日、福浦が燃えた。初回2死満塁から先制の左翼線3点二塁打を放つなど2安打3打点。「後輩達は本当にすごいなと思います。一生懸命な姿を見ると、僕ももっと頑張らなきゃ」と刺激を力に変えた。

自身は、甲子園出場の経験はない。それだけに後輩の奮闘は励みになっており、すでにTシャツなどを差し入れで贈ったという。今大会屈指の好投手・釜田を擁する金沢高(石川)を破っての8強進出に「僕が逆に勇気づけられる。大松の(母校の)高校に勝って、気分がよかった」と大喜びだった。

この日は、今季5度目のオールドユニホームデー。当時のピンク色のユニホームは94年のルーキーイヤーに実際に着ていた。これまでの“ピンクユニ”の5試合は、4試合出場で15打数7安打5打点。「ヒーローになれてよかった。何か力を与えてくれるのかも」と笑った。

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ロッテ・福浦「つらかった」復刻ユニで懐かしむ[サンスポ]

ロッテの福浦が1回2死満塁で走者一掃の二塁打を放った。ピンク色のラインが入った復刻ユニホームでの今季最後の試合。自身が入団時に着用したユニホームでお立ち台に上がり「ヒーローになれて良かった」と感慨に浸った。

入団時は投手だったが、打者に転向して開花した。「投手がやりたかった。打者の方がいいと言われて。つらかった」と当時を懐かしんだ。

後輩の活躍も励みになっている。母校の千葉・習志野高が甲子園で24年ぶりにベスト8に進出し「すごい。僕も、もっと頑張らないと」と35歳は笑顔だった。

西村監督
「よく打ってくれた。いい形で(1回に)3点が取れて、成瀬も楽になったと思う。」(福浦に)

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習志野から刺激…ロッテ・福浦2安打3打点[サンスポ]

18年目のベテラン・福浦が1回、2死満塁で左翼線へ放った走者一掃の二塁打。「ホント打ててよかったです」と喜んだ。この日、甲子園で母校・習志野(千葉)が24年ぶりの8強進出を決め「すごい。後輩達が頑張っている姿を見て勇気づけられた。僕も、もっと頑張らないと」と大いに刺激を受けていた。

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快勝も「きっちり決めないと」[ニッカン]

本拠地6連戦の初戦を制したロッテ西村徳文監督(51)が、追加点を取れなかった打線に反省をうながした。4−1でリードしていた6回1死一、三塁。工藤隆人外野手(30)がスクイズを失敗して、追加点を挙げることができなかった。「勝ったからいいというわけではない。ああいうところをきっちり決めないといけない」。エースでの完勝にうかれることなく、次戦に向けて気を引き締めていた。

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成瀬9勝!8月負けなし3連勝[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(25)が8回1失点の力投で9勝目を挙げた。「調子はよくなかった」と振り返る中、丁寧に低めを突く投球を心掛け、日本ハム打線をソロによる1点に抑えた。「三振を取れずに苦しかったが、その分低め低めを意識して投げた」。これで8月は負けなしの3連勝。暑い夏、エースが調子を上げてきた。

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習志野8強に奮起!福浦先制打[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(35)が1回2死満塁、左翼線への走者一掃の3点適時二塁打を放った。外角低めのカーブを左方向に柔らかく流す、福浦らしいバットコントロール。「2死満塁なので、打って返すしかない場面。打った瞬間は捕られるかなと思ったが、よく抜けてくれた」と振り返った。この日、甲子園では母校・習志野がベスト8を決めた。「自分も負けていられないよ」。プロ18年目のベテランが存在感を見せた。

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