オリックスが2連勝で4位浮上。1−1の7回に代打荒金の適時打で勝ち越し、さらに後藤の犠飛で1点を加えた。マクレーンが7回1失点で2勝目を挙げ、岸田が22セーブ目。ロッテは4連敗。今季ワーストタイの借金8で5位後退。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
オリックス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | x | 3 |
ロッテは、今季ワーストの4失策で、7月1日以来の5位に転落した。試合後の西村徳文監督(51)は「自滅ですね」と言葉を切り出した。同点の7回無死一塁。マーフィーが「しっかり握ったつもりだったが、ちょっと引っ掛かった」と辻の平凡なバントを一塁へ悪送球。ピンチを広げて、決勝点を奪われた。打てず、守れずの4連敗で借金は6月10日以来今季ワーストタイの8。「打てない状況が続いているだけに、守る方をしっかりやらないといけない」。西村監督の表情はいつになく厳しかった。
ロッテは26日、荻野貴司内野手(25)が25日に千葉県内の病院で右膝関節の鏡視下手術を受けて成功したと発表した。現段階で全治は未定。リハビリ期間を含めて3、4週間の入院をする予定で、今季中の復帰は絶望的となった。
石川球団運営本部長はオリックス戦(ほっともっと)の試合前に、「将来のある選手なので、完全に治すのが前提。本人には、今季出られなくても、来年はしっかり出られる形を作ってくれ、と言っている」と説明。完治を最優先させる方針だ。
昨年5月に続き、今年5月25日にも右膝の手術を受けた。出場選手登録を抹消されたが、一時はスライディング練習が可能なまで回復。しかし、8月上旬に患部に腫れが出るなど状態が一進一退だった。今季は23試合出場で打率2割6分4厘、14盗塁をマークしていた。
ロッテは今季ワーストの4失策で自滅。4連敗で7月1日以来の5位に転落した。
1−1の7回無死一塁で、送りバントをさばいた先発・マーフィーが一塁悪送球。無死二、三塁とピンチを広げて2点を失った。約1ヶ月ぶりの登板だった左腕は「バント処理が全て。しっかり握ったが引っかけてしまった」と肩を落とした。打線も3回に25イニングぶりとなる得点を挙げたが、結局1点止まり。今季ワーストタイの借金8となり、西村監督は「つまらないミスが多い。守る方をしっかりやらないと」と厳しい表情だった。
ロッテは26日日、荻野貴司内野手(25)が千葉県内の病院で右膝関節鏡視下手術を受けたと発表した。
荻野は5月に右膝を手術して今月中の復帰を目指していたが、前回とは異なる部位を痛めて再手術。リハビリのため3〜4週間週間入院する予定で、今季中の復帰は極めて難しい状況となった。石川晃球団運営本部長は「今年は戻れなくても来年全試合に出られるように。先のある選手だし完全に治したほうがいい」と説明した。荻野は今季23試合で打率.264、10打点、14盗塁。5月17日に右膝痛のため出場選手登録を外れていた。
ロッテは打線がつながらず、守っても4失策。4連敗で借金は8に膨らみ、7月1日以来の5位に落ちた。
西村監督は「自滅ですよね。ここ数試合、つまらないミスが続いている」と落胆した。1−1の7回無死一塁では、投手前のバントをマーフィーが一塁に悪送球。二、三塁とピンチを広げ、その後の2失点につながった。7月29日以来の先発となった左腕は「あのバント処理が全て。悔いが残る」と肩を落とした。
ロッテが25イニングぶりの得点を挙げた。0−1の3回1死一、三塁で岡田が適時打を放ち「何とか得点に結びつけたかった」と安堵した。
外角のスライダーをバットの先で拾い、左前に落とした。前カードのソフトバンク3連戦では計1得点。好機は多くつくったが、適時打が出なかった。岡田は「昨日は自分も打つことができなかった。とにかく次につなぐ気持ちだけ」と喜んだ。
ロッテのビル・マーフィー投手(30)が自らの失策を反省した。同点の7回無死一塁。辻のバントを一塁へ悪送球し、ピンチを広げて、そこから決勝点を奪われた。6回までは1失点と好投していただけに「今日は全ての球種が良かった。それだけにあのバント処理をしっかりやらないといけない。悔いが残る」と振り返った。
ロッテ岡田幸文外野手(27)が1点を追う3回、同点の左前適時打を放った。1死一、三塁の好機で、マクレーンのスライダーを左前に落とした。「チャンスだったので、何とか得点に結びつけたかった。次に次につなぐ気持ち。自分の仕事をしっかりやるだけ」とコメントした。
ロッテは26日、荻野貴司内野手(25)が千葉県内の病院で右膝関節鏡視下手術を行ったと発表した。5月にも同様のクリーニング手術を行っており、右膝に関節鏡を入れたのは今季2度目。全治期間は未定も、リハビリのため3〜4週間の入院を要する見込みで、今季中の復帰は難しい状況だ。
石川球団本部長は「チームにとって痛いのは間違いないが、彼のこれからのためにも完全に治しておいた方がいい」と話した。