わたしはかもめ2011年鴎の便り(9月)

便

9月6日

埼玉西武10−1千葉ロッテ(西武ドーム)

西武が5位に浮上した。2回1死満塁から銀仁朗の犠飛と片岡の2点三塁打で3点。7回に中島の12号2ランで突き放した。先発の石井一は8回途中まで1失点で6勝目。ロッテは今季2度目の6連敗で、6月25日以来の最下位転落。

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千葉ロッテ0000010001
埼玉西武03000020x5

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ロッテ6連敗で最下位、成瀬が誤算[ニッカン]

ロッテが球団通算4000勝に王手をかけてから6連敗を喫し、6月25日以来の最下位に転落した。2回の3失点が、重くのしかかった。制球自慢の成瀬が2四球から崩れ、西村徳文監督(51)は「1イニングで2つですか。成瀬らしくなかった…」と悔しさをのみ込んだ。7回5失点で10敗目を喫した成瀬善久投手(25)は「すみません」とだけ言って黙りこんだ。

相手主砲への意識が、精密機械を狂わせた。2回は先頭中村を歩かせたのが発端だった。今季の対戦成績では圧倒していたが、相手はキング独走の37本塁打。試合前まで4戦連発のデータ、異次元のパワーが頭をかすめたのか、勝負を嫌って1安打2四球。捕手の田中は「警戒しすぎたと思う。全体的にボールが浮いていた」と振り返った。

エースで連敗を止められなかったダメージは重い。前年日本一チームの最下位は61年大洋、79年ヤクルトの2度しかない。打線は5安打、犠飛による1点だけで、西村監督は「こういう状況なので、余計にガッツを前面に出していかないと」と奮起を促した。3位オリックスとは6.5ゲーム差にまで開いてしまった。残り34試合。故障者続出とはいえ、本当の正念場だ。

◇ペン2失点

5月に右ひじクリーニング手術を受けたペンが復帰登板した。イースタン・リーグ日本ハム戦(鎌ヶ谷)で先発。3回4安打2失点、最速146キロをマークし「久しぶりの実戦だったが感じはよかった」とコメント。

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6連敗ロッテ、パ初日本一→最下位!?[サンスポ]

ロッテは今季2度目の6連敗で、昨季の日本一球団が6月25日以来の最下位に転落だ。

「元気がない?負けてしまったから、そう見られても仕方ない。こういう状況だからこそ、余計にガッツを表面に出していかないと」。西村監督は努めて平静を装ったが、球団通算4000勝に王手をかけてから6連敗。借金は13にふくれあがった。

前年の日本一チームが最下位でシーズンを終えた例は、セ・リーグでは1961年の大洋(現横浜、三原脩監督)、79年のヤクルト(広岡達朗監督、シーズン途中で休養)と2度あるが、パ・リーグはなし。リーグ史上初の珍事となってしまうのか…。

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ロッテ・成瀬、5失点10敗「すいません」[サンスポ]

制球力に定評のあるエース成瀬は2回、中村らに2四球を許すなど1死満塁のピンチを招き3失点。7回にも中島にダメ押しの2ランを浴び、7回6安打5失点で10敗目(10勝)を喫した。試合後は、珍しく「すいません」と繰り返すばかりで、敗戦の衝撃の深さを物語っていた。

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成瀬踏ん張れず…ロッテ6連敗で最下位転落[スポニチ]

ロッテは成瀬が7回5失点でKOされ、今季2度目の6連敗で最下位に転落した。抜群の制球力を誇るエースは2回、先頭・中村に四球を与えると1死一、二塁から浅村にも四球。

今季初の1イニング2四球から3失点した。好調中村の一発を警戒しすぎた慎重な投球が裏目に出た。「1イニングに2つの四球は成瀬らしからぬところだった」と西村監督。球数が増え、7回には141球目を中島に2ランされた左腕は、試合後「すみません…」とだけ話して足早に帰りのバスに乗り込んだ。

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ロッテ・成瀬、連敗止められず最下位[サンスポ]

5連敗中のロッテは成瀬に全てを託したが、期待に応えられなかった。2回に3点を奪われ、西村監督が「何とか踏ん張ってもらいたい」と送り出した7回には中島に痛すぎる2ランを浴びた。成瀬は敗戦の責任を背負い込み、試合後は足早にバスに乗り込んだ。

5日は休日返上で全体練習を行った。だが、悪い流れは止まらず、今季2度目の6連敗。6月25日以来の最下位に転落した。

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最下位に西村監督「ガッツ出せ」[ニッカン]

ロッテが今季2度目の6連敗で、西武と入れ替わりで最下位に転落した。エース成瀬善久投手(25)が7回6安打5失点で、10敗目(10勝)を喫した。2回に銀仁朗捕手(24)の犠飛、片岡易之内野手(28)の適時三塁打で3点を先制され、7回には中島裕之内野手(29)にダメ押し2ランを浴びた。左腕は「すみません」とだけ言ってノーコメントを貫いた。

西村徳文監督(51)は「選手は普段通りやっているんだろうけど、こういう状況なのでガッツを前面に出していかないと」と闘争心を求めた。

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