わたしはかもめ2011年鴎の便り(9月)

便

9月7日

埼玉西武0−2千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテが連敗を6で止め、5位に浮上した。唐川は再三得点圏に走者を背負いながらも7回無失点で9勝目。1回に今江の遊ゴロで先制し、7回には清田が適時二塁打。西武は好機で一打が出ず、涌井は自己ワーストに並ぶ11敗目。

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千葉ロッテ1000001002
埼玉西武0000000000

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ロッテやっと4000勝、唐川7回0封9勝[ニッカン]

ロッテが苦しみながらも連敗を6で止め、球団通算4000勝を達成した。「節目の勝利を収めたことは光栄だが、チームがこういう状況。今日勝てたことの方がホッとした」。8月30日以来の白星に、西村徳文監督(51)は大きく息をついた。

先発唐川侑己投手(22)が前半戦の輝きを取り戻した。今季最多の132球を投げ、西武打線を7回無失点。西村監督も「唐川の投球に尽きる。丁寧に投げていた」と絶賛した。勝負どころで必殺のスライダーがさえ渡った。1点リードの6回1死一、二塁。中村から空振り三振を奪ったのもワンバウンドのスライダーだ。「低すぎたけど、意識は間違っていなかった」。後半戦初勝利の9勝目。徹底して高低にこだわり、西武打線に決定打を許さなかった。

一夜にして5位に返り咲き。腰痛から復帰した里崎は「まだ諦めない。スーパー下克上はある」と昨季の再現を予言した。残りは33試合。ロッテの逆襲がここから始まる。

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唐川7回0封でロッテ4000勝!最下位脱出[サンスポ]

泥沼からチーム救い出し、チーム4000勝のメモリアルに導いたのはロッテ右のエース・唐川だ。

西武打線を相手に7回4安打無失点。132球の熱投も「前回よりコースに決められましたし、さらに調子は良かったです。(球数は)丁寧にいこうと思ったからです」と充実感をにじませた。

自身が先発した8月31日の日本ハム戦(QVCマリン)から始まった連敗を、ようやく6でストップ。同時に一夜にして最下位から脱出させた。

7月12日の西武戦(QVCマリン)以来、約2カ月ぶりの白星で9勝目(5敗)。初の2けた勝利にも王手をかけた。

史上8チーム目の球団通算4000勝に到達。西村監督は「(球団通算本塁打)4000号を打ったのは僕。4000はラッキーナンバーというか何なんでしょうね」とゴキゲンだった。

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ロッテ・里崎、復帰「スーパー下克上」宣言![サンスポ]

腰痛悪化で8月28日から出場選手登録を外れていたロッテ・里崎が、再登録され即先発出場。零封リレーに貢献した。「失うものはなにもない。スーパー下克上もありますよ」と、昨季のリーグ3位からの日本一を上回る巻き返し劇を宣言。1−0の7回、2死一塁から右中間適時二塁打を放った清田は「連敗を止められたのはデカい」と喜んでいた。

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唐川、連敗止めた!ロッテ、通算4000勝に到達[スポニチ]

ロッテ・唐川が今季最多の132球の熱投で、通算4000勝をチームにもたらした。7回を4安打7奪三振で無失点。7月12日の西武戦(QVCマリン)以来の9勝目で、チームの連敗を6で止めた。

1−0の6回1死一、二塁では、中村をフルカウントから宝刀の縦のスライダーで空振り三振。「カウント次第で三振を、と思っていた。低すぎたけど、よく腕が振れていたので」と狙い通りに仕留めた。前半戦で8勝を挙げたが、球宴後に故障で2度の2軍落ち。「期待に応えられていない思いがあった。波に乗っていきたい」とようやく笑みが戻った。

抑えの薮田からウイニングボールを手渡された西村監督は「球団通算4000号を打ったのも僕。縁があるのかな」。チームは1日で最下位脱出。メモリアル勝利を浮上のきっかけにしていく。

重光昭夫オーナー代行
「監督、コーチ、選手として活躍されたOBの皆さまをはじめ、全てのスタッフ、関係者、ご声援いただいたファンの皆さまの支えによるものと深く感謝申し上げます。この輝かしい記録を誇りに引き続き栄光を目指してまいります。」

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復帰の里崎、完封リレー演出「スーパー下克上あるよ」[スポニチ]

ロッテは腰痛から1軍復帰した里崎が、即先発マスクをかぶってフル出場。巧みなリードで3投手による完封リレーを演出し、チームを連敗脱出へと導いた。

故障明けで軽快な動きを見せた正捕手は「最下位までいったから失うものはない。思い切ってやればいい」。さらに昨年、シーズン3位から日本一へと駆け上がった快進撃を引き合いに「“スーパー下克上”あるよ」と口も滑らかだった。

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唐川で球団通算4000勝、一夜で最下位脱出…ロッテ[報知]

唐川は歓声を浴びて勢いよくマウンドを駆け降りた。7回2死一塁で片岡を見逃し三振に仕留め、リリーフ陣へ完封リレーのバトンを渡した。「先輩方が積み重ねてきた、節目のところで投げて勝てて良かった」。チームの連敗を6で止める7回4安打無失点の力投で、球団通算4000勝のメモリアル白星だ。

立ち上がりからボールを低めへ丁寧に集めた。6回1死一、二塁のピンチでも、一発の怖い中村をワンバウンドのスライダーで空振り三振。「前回(登板)よりもコースに投げられて調子は良かった」。今季最多の132球は、手応えたっぷりの内容だった。

悔しさをボールにぶつけた。自身の今季9勝目は、7月12日の西武戦(QVC)以来、約2ヶ月ぶりの勝利。「(自分はローテの)計算に入れてもらっているピッチャーだと思うので、期待に応えられなかったと思っていた」。7月は疲労による右肩の張り、8月は試合で打球が当たって左ふくらはぎを打撲するなど、後半戦で2度の2軍落ち。失った時間を取り戻すように、復帰2戦目で期待に応えた。

5位に再浮上した西村監督にとっても格別の1勝だ。最終回を締めた薮田からウイニングボールを手渡されて「光栄ですね。4000という数字は、何か縁があるんですかね。僕も球団通算4000号を打っているんですよ」と大喜び。何より泥沼の6連敗から抜けだして、ホッとしていた。

開幕から成瀬と並ぶローテの柱に成長した唐川。プロ4年目で自身初の2ケタ勝利に王手をかけた。「次の1勝というよりも、1つ1つ積み重ねていきたい」。若き右腕の復活が再浮上のきっかけとなる。

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ロッテ・清田、貴重な適時打「ラッキーです」[サンスポ]

ロッテの清田が1−0の7回に貴重な追加点をもたらした。2死一塁で右中間に二塁打を放ち「ラッキーです。抜けてくれて良かった」と笑顔だった。

5回1死三塁では外角のスライダーを引っ掛け、三ゴロに倒れた。7回は「うまく反応して打てた」と、同じような球を右方向にしっかりと打ち返した。連敗ストップにも「明日、もう1勝して帰りたい」と気持ちを入れ直していた。

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唐川、泥沼のロッテ救い「波に乗りたい」[サンスポ]

連敗を6で止め、球団通算4000勝をもたらした。泥沼のロッテを救ったのは、7回無失点と好投した唐川だった。

今季最多の132球に、唐川は「丁寧に投げた」と話す。3〜6回は毎回得点圏に走者を背負いながらもボール球を使ってしのいだ。6回1死一、二塁では中村をフルカウントから「真ん中でもいい。低めを意識した」と沈むスライダーで空振り三振に打ち取った。

かわしてばかりではない。投球の6割以上は直球だった。一時、切れが落ちていたが、初出場したオールスターが転機となった。「球宴で投げている中で色々試した。足を上げてからの間をなくしてフォームを早くしたら、しっくりきた」。前半戦の好調時の感覚がよみがえった。

白星は7月12日以来。唐川は「期待に応えられていなかった。波に乗っていきたい」と巻き返しを期した。

里崎
「普段通り、集中してプレーしました。しっかりと唐川と意思疎通できた。」(背中痛から復帰しフル出場)
西村監督
「唐川の投球に尽きる。球も走っていた。いい投球をしてくれた。」(連敗が止まり)

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4000勝達成!史上8球団目[ニッカン]

ロッテが連敗を6で止め、史上8球団目の球団通算4000勝を達成した。「今までの人達が築いてきたもの。今日の勝利に立ち会えて光栄です」と西村徳文監督(51)。9試合ぶりに1回に得点を挙げ、勝負どころの7回に貴重な追加点を挙げた。投げては先発唐川が7回まで無失点と好投。3投手の無失点リレーで逃げ切った。投打がかみ合い節目の勝利。西村監督も「チームがこういう状況だから、今日勝てたことの方がホッとした」と胸をなで下ろした。

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唐川粘投で連敗ストップ[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(22)が西武打線を7回4安打無失点に抑え、7月12日以来の9勝目を挙げた。「慎重にいった分だけボール球も多くなったが、前回(8月31日)よりも調子は良かった」。3〜6回は得点圏に走者を背負う苦しい展開だったが、粘りの投球で要所を締め、決定打を許さなかった。連敗を止める力投に、西村徳文監督(51)も「今日は唐川の投球に尽きる」と称えた。

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清田リベンジ!貴重な追加点[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(25)が7回2死一塁、貴重な2点目をたたき出す右中間への適時二塁打を放った。「何とか追加点が欲しかった。前の打席のチャンスで打つことができなかったので、この打席でいい仕事ができて良かった」。5回には1死三塁の好機で三塁ゴロ凡退。リベンジの一打を放った。

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里崎復帰…唐川好リード[ニッカン]

背中の張りで8月28日に出場選手登録を外れたロッテ里崎智也(35)が再登録され「8番・捕手」で出場。先発の唐川の持ち味を引き出し、好リードした。背中痛は持病で、痛みはまだ残るという。ただ10日間の調整期間で「出られない状況から、出られる状況になった」と話す。低迷するチームにとって、攻守に勝負強いベテランに懸かる期待は大きい。

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