わたしはかもめ2011年鴎の便り(9月)

便

9月11日

千葉ロッテ1−0福岡ソフトバンク(QVCマリン)

ロッテが9カードぶりに勝ち越した。6回に岡田の適時内野安打で挙げた1点を守り切った。渡辺俊は8回を8安打無失点で7勝目。最後を締めた薮田は28セーブ目。ソフトバンクは拙攻が目立ち、摂津を援護できなかった。

123456789R
福岡ソフトバンク0000000000
千葉ロッテ00000100x1

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ロッテ勝った!伊志嶺俊足で一気に生還[ニッカン]

ルーキーが、チームの苦境を救った。ロッテが伊志嶺翔大外野手(23)の俊足で奪った虎の子の1点を守りきり、9カードぶりのカード勝ち越しを決めた。「少ないヒットの中で、岡田が打って、伊志嶺がよく走ってくれた。昨日がああいう(18失点の)試合をしてしまったが、今日はしっかり締めることができた」。西村監督からは久々の笑みがこぼれた。

両軍無得点の6回、2死から右前打で出塁した伊志嶺が、24個目の盗塁で二塁を奪った。「あの場面は走ってチャンスを広げる。アウトになっても次の回は岡田さんから」。摂津のモーションを完全に盗んだスタートに、捕手の山崎は送球すらできなかった。岡田の二遊間を襲った内野安打で一気に本塁へ。「あの方向の打球なら、抜けるか、取っても野手の体勢は悪い。コーチも回していましたからね」。三塁手前でスピードを緩めることなく、一気に駆け抜けた。ルーキーらしからぬ状況判断に、上川内野守備走塁コーチも「本多が取ったときにはもう三塁を回っていた。センスが素晴らしい」と絶賛した。

逆転でのCS進出へ、ギリギリの戦いが続く。「自分は足でチームに貢献することが目標ですから」。伊志嶺は最後まで諦めることなく走り続ける。

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ロッテ新人王候補・伊志嶺、決勝“足”[サンスポ]

ロッテD1位・伊志嶺(東海大)の好走が勝利をもたらした。0−0で迎えた6回2死、右前打で出塁するとすかさず二盗に成功。岡田の二塁内野安打で一気に三塁を駆け抜け、決勝のホームを踏んだ。「内野安打だったけど捕球した野手の体勢も悪いはずと思っていきました」と笑顔だった。

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ロッテ・俊介、鷹狩り8回ピシャリ![サンスポ]

キッチリとやり返した。心地いい千葉の海風に乗って、お立ち台からロッテ・渡辺俊の声が明るく響いた。

「先に点をやらないことを意識して投げました」。ソフトバンク打線に前日10日、今季両リーグ最多の22被安打で18失点。「やっぱり投げるのは怖い。でも、自分の球を信じて投げないと勝負できない」と120キロ台の直球に90キロ台のカーブで緩急をつけ、8回無失点に抑えこんだ。

6回に味方があげた1点を守り、今季7勝目をマーク。チームには9カードぶりの勝ち越しをもたらした。

順位は6位のまま、今季も残り29試合となった。だが、35歳のベテランは「もう1つも負けられない。勝てる投球をしたい」と、昨年の3位からの日本一を上回る、最下位からの“スーパー下克上”を見据えている。

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内野安打で二塁から生還、決勝点もたらした伊志嶺の決断[スポニチ]

インパクトの瞬間にどこまで打球の「未来」をイメージできるか。ロッテ・伊志嶺が新人離れした走塁で決勝点をもぎとった。

6回2死二塁。岡田の二塁内野安打で二塁から一気に生還。打った瞬間、高いバウンドと守備の動きを予測し、「捕られても捕球体勢が悪いと思った。絶対に還るつもりだった」と瞬時にトップギアに入れた。

この場面、ソフトバンクの内野守備隊形はほぼ定位置。岡田の打球は

(1)
中前に抜ける
(2)
二遊間どちらかに捕球される

のいずれかだった。今回は(2)の可能性が高かったが、二遊間が捕球した場合は中堅方向へ体が流れて踏ん張りがきかずにバックホームは難しいと判断。50メートル5秒7の俊足ルーキーは、迷いなく三塁を回って生還した。

好走塁をアシストした岡田は「内野安打でも一、三塁になる」と、叩きつけてゴロを打った。さらに「走者が(走塁のうまい)伊志嶺だったから気負わずにいけた」とこちらもイメージ通り。ただ、内野安打での本塁生還までは予想外。虎の子の1点は、伊志嶺の決断と足。2つの「スピード」から生まれた。

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「今日は俊介に尽きる」渡辺俊7勝目、8回無失点[スポニチ]

ロッテは渡辺俊が8回無失点で7勝目を挙げた。10日の試合では18点を奪った強力打線相手に、8安打を浴びながらも粘りの投球。切れのあるスライダー、カーブを低めに集めたサブマリンは「先に点を与えないように。勝てる投球を意識した」と胸を張った。西村監督は「しっかりゼロで抑えてくれた。今日は俊介に尽きるんじゃないですか」と称えた。

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ロッテ、俊足コンビで唯一の得点[サンスポ]

ロッテは伊志嶺、岡田の俊足コンビで唯一の得点を挙げた。6回2死二塁から岡田の二塁内野安打で、二走の伊志嶺が一気に本塁を突いた。

岡田が中前に抜けそうな高いバウンドの打球を放つ。伊志嶺は打球を目で追わず、躊躇することなく三塁を回った。岡田が「走者が伊志嶺で気負わずにいけた」と言えば、伊志嶺は「(打球を)捕られても、捕球体勢が悪い。絶対にかえるつもりだった」と胸を張った。

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ロッテ・渡辺俊、勝ち越しもたらす[サンスポ]

前日の10日にロッテ投手陣は今季ワーストの18失点を喫していた。「怖いですよ、あれだけ打っていたら」と苦笑した渡辺俊だが、8回無失点。チームに9カードぶりの勝ち越しをもたらした。

9日に8回無失点と好投した後輩の上野を参考にした。「(上野のように)自分のいいボールを信じて投げること」と強気を貫いた。8安打を浴びながらも要所を締め「勝てる投球を意識した」と充実した表情だった。

西村監督
「前日にああいう試合(今季ワーストの18失点)をしてしまった後で、締まった試合をしたかった。」(9カードぶりの勝ち越しに)

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ロッテ・渡辺俊、ソフトB打線を抑えて7勝目[サンスポ]

ロッテ先発の渡辺俊が8回8安打無失点の好投で7勝目(7敗)を挙げた。打線も相手先発の摂津から虎の子の1点を奪い、緊迫した投手戦を見事に制した。

試合は両チームの先発投手が立ち上がりから好投をみせ、スコアボードに「0」を並べる投手戦となった。だが6回裏、2死無走者から伊志嶺が右方向へヒットを放ち出塁すると、続く岡田の二塁内野安打で先制のホームを踏んだ。

援護をもらった渡辺俊は8回を8安打1四球にまとめると、最後は薮田がピンチを招くも後続を抑え、完封リレーを飾った。ソフトバンクの摂津は8回5安打1失点の快投をみせたが、報われずに8敗目(11勝)を喫した。

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無失点で9カードぶり勝ち越し[ニッカン]

ロッテが前日の18失点から一転、ソフトバンクを無失点リレーで破った。6回に内野安打で奪った貴重な1点を渡辺俊、薮田のリレーで守りきった。「今日は俊介に尽きるね。しっかりと抑えてくれた。昨日はああいう試合をしてしまったが、今日はしっかりと締めることができた」。9カードぶりのカード勝ち越しに西村徳文監督(51)もほっとした表情だった。

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岡田が決勝内野安打[ニッカン]

ロッテ岡田幸文外野手(27)が6回、決勝の適時内野安打を放った。中堅へ抜けようかという二遊間への打球をソフトバンク本多が抑えたが、二塁走者の伊志嶺が俊足を飛ばして本塁生還。殊勲の岡田は「2死から伊志嶺が出塁。何とか少ないチャンスを生かしたかった。内野安打でも一、三塁で今江さんにつなげられると思っていたから」と笑った。

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WBC運営会社から日本側に参加条件の「再提案あった」[スポニチ]

13年に行われる第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加条件の改善を求め、米ニューヨーク市内で大会運営会社のWBCIと交渉した国際関係委員会の島田利正委員長(日本ハム球団代表)が11日、成田着の航空機で帰国した。

日本側は代表チームに対するスポンサーとグッズ収入の権利譲渡を要求。島田委員長は「主張は変わらないし、満足いく答えは出ていない」とした上で「前向きな話はあった。全部がNOではない。再提案があった」と発言。要求の一部が認められたり、分配率が上がるなど収益増が見込める進展があった模様だ。13日に国際関係委員会を開き、選手会とともに協議する。WBCIが指定した大会参加の回答期限(9月30日)について島田委員長は「厳しいと答えた」とし、10月7日に開かれる臨時オーナー会議でも今後の対応を協議していく。

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