9月22日9月22日ロッテ・伊志嶺が「3割、30盗塁、30犠打」の変則トリプル3で新人王をたぐり寄せる。
この数字は広島・梵が昨季史上初めて達成。史上2人目となれば新人王レースでインパクトは十分だ。打率.282、26盗塁、26犠打の伊志嶺は練習休養日で遠征先の仙台から帰京。チームは最下位低迷も「新人王を獲るということはチームに貢献できているということ。盗塁、犠打を確実に決めて上位打線の役割をこなしたい」と意気込んだ。
ロッテの球団事務所が、首都圏を直撃した台風15号で被害を受けた。猛烈な暴風雨から一夜明けた22日、事務所の正面入り口横のガラスが砕け散っていた。チームも前日（21日）に帰京するはずが、台風の影響で仙台に足止めを食らうなど踏んだり蹴ったりだ。
まさに泣きっ面に蜂だ。強風が“名物”のQVCマリンフィールドに隣接しているとはいえ、厚さ約6ミリのガラスが破壊されたのは初めて。球団関係者は「強風が原因で、昨日の夕方から夜の間に壊れたみたいです」と説明。多くの職員は退社時間を早めていたため、ケガ人は出ずに済んだという。チームの最下位低迷どころか、天災にまで見舞われてはかなわない。
球場は外周のシャッターの一部が破損した程度で、大きな被害はなかった。瀬戸山球団社長が18日に退任表明するなど、シーズン中にもかかわらず激震が続くロッテ。立て直していくしかない。
台風15号の影響で、千葉市内にあるロッテ球団事務所玄関横のガラスが破損した。「強風が原因で、昨日の夕方から夜に壊れたみたいです」（球団関係者）。厚さ約6ミリのガラスが粉々に砕け、破片が周囲に散乱していたが、応急処置をして22日の午前中には通行を可能にした。台風が首都圏を直撃した21日、職員は退社時間を早めて帰宅しており、ケガ人はなかった。
日本プロ野球選手会は22日、東京都内で日本野球機構（NPB）や12球団側と事務折衝を行い、2013年開催予定のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）について、日本代表のスポンサー料とグッズ収入の権利がNPBに帰属されなければ大会に出場しない、との主張をあらためて伝えた。
選手会は、日本ハムの島田利正球団代表らがWBC主催者と8日に行った交渉についての報告を受けた。日本側の要求を一部くんだ主催者の新提案について、松原徹事務局長は「そんな小さな提案ならば参加したくても出られない」との姿勢を示した。提案の詳細については明かされていない。
参加の回答期限が9月末日と通告されており、NPBや12球団側からは交渉打ち切りや不参加となることを懸念する意見が出始めている。ある球団幹部は「向こうからの提案の検討を含めて交渉を発展させていく必要がある」と話した。