わたしはかもめ2011年鴎の便り(9月)

便

9月29日

オリックス3−4千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテが連敗を11で止めた。1回に1点を先制し、3回は井口の二塁打などで2点を加えて流れをつかんだ。上野が8回1失点で4勝目。オリックスの連勝は5でストップ。9回は1点差に迫り、なお1死二、三塁で後が続かなかった。

123456789R
千葉ロッテ1020000014
福岡ソフトバンク0000010023

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ロッテがやっと勝った!連敗11で止まる[ニッカン]

ロッテが苦しみながらも連敗を11で止めた。3点リードの9回、守護神薮田安彦投手(38)が2点を奪われ、なお1死二、三塁。一打サヨナラの大ピンチを守り抜いた。楽勝ムードから一転、1勝の難しさを思い知らされた西村監督は「そう簡単には勝てない」と息をついた。

負ければBクラス確定という土俵際で、先発上野が踏ん張った。「昨日から胸が苦しかった」。7月17日のソフトバンク戦でプロ初先発初完封。強心臓の3年目右腕ですら重圧に押しつぶされそうになったが、ピンチのたびにマウンド上で深呼吸。「井口さんとか今江さんが『打たせろ』と声をかけてくれ、気持ちが楽になった」とチームメートの声にも助けられ、8回を1失点で切り抜けた。

連敗中、瀬戸山球団社長と石川球団本部長の今季限りでの辞任表明もあった。西村監督は18日ぶりの白星を「負け続ける訳にはいかない。ファンの人があれだけ応援をしてくれているのだから」と厳しい表情でかみしめた。

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ロッテ逃げ切り、連敗「11」で止めた[サンスポ]

9回に1点差に詰め寄られたが逃げ切り、連敗をようやく11で止めた。ロッテ・西村監督は「なかなか簡単には勝てないね」と苦笑い交じりだった。調子の上がらなかった井口が3回に適時二塁打、9回にも貴重な追加点の足掛かりとなる二塁打。井口は「中押し、ダメ押しといい形で得点できた。これで雰囲気も変わってくる」と少し表情をゆるませた。

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守護神・薮田ヒヤヒヤも…ロッテ連敗11で止めた[スポニチ]

ロッテはヒヤヒヤの勝利で連敗を11で止めた。3点リードの9回に抑えの薮田が1点差に迫られ、なお1死二、三塁。後続を何とか抑え、9月11日以来の白星に西村監督は「なかなか簡単には勝てないね」と安どの表情を浮かべた。

初回にカスティーヨが先制の中前打。3回には今江が中犠飛、井口も左翼フェンス直撃の適時二塁打で2点を加えた。序盤にクリーンアップがそろって打点を挙げ、井口は「初回の先制点でベンチの雰囲気も変わった。みんな必死で戦っている」とうなずいた。18日に瀬戸山隆三球団社長、石川晃球団運営本部長が今季限りでの退任を表明。チームが揺れたが、今江は「僕らはグラウンドで結果を出すだけ」と前を向いた。残り16試合、昨季の日本一チームとして意地を見せる。

上野
「思い切って投げる気持ちだった。(チームは11連敗中で)登板前日から今までにないぐらい胸が苦しかった。その重圧がいい方向に出てくれました。」(8回2安打1失点で4勝目)

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負の連鎖断ち切った!11連敗でストップ…ロッテ[報知]

やっと悪夢が終わった。9回は1点差まで追い上げられたが、ヒヤヒヤの逃げ切り。11連敗に終止符を打った。西村監督は「なかなか簡単には勝てないですよね。負け続ける訳にはいかなかった」と約2週間ぶりに笑顔を取り戻した。

異様な緊張感に打ち勝った。8回を2安打1失点と好投した上野は「(連敗を)意識してしまって、昨日から胸がすごく苦しかった」と胸をなで下ろした。12連敗となれば、プロ野球ワーストとなった98年6〜7月の18連敗以来の屈辱となるだけに、重圧は想像以上だった。

気持ちを和らげるために、試合前のバッテリーミーティングでは「とにかく結果を気にせず、思い切って試合に臨もう」と声をかけ合っていた。チーム一丸となって負の連鎖を断ち切った。

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ロッテ・上野、4勝目「胸が苦しい登板」[サンスポ]

4勝目をマークしたロッテの上野は「今日は今までにないプレッシャーがあって、胸が苦しい登板だった」と連敗ストップに安堵感をにじませた。

3回に2四球で招いたピンチをしのいでペースをつかみ、8回を2安打1失点の力投。「試合中も野手の皆さんが打たせろと声を掛けてくれて楽になった」とバックに感謝した。

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ロッテ、1点差を逃げ切り11連敗でストップ[サンスポ]

ロッテは9回に1点差に詰め寄られたが逃げ切り、連敗をようやく11で止めた。西村監督は「なかなか簡単には勝てないね」と苦笑い交じりだった。

調子の上がらなかった井口が3回に適時二塁打、9回にも貴重な追加点の足掛かりとなる二塁打を放った。井口は「中押し、ダメ押しといい形で得点できた。これで雰囲気も変わってくる」と少し表情をゆるませた。

カスティーヨ
「打てる球を待って、しっかり打つことができた。チーム状態は良くないが、みんな一生懸命やっている。」(1回に先制打)
角中
「あと1点取るか取らないかで変わると思って打席に入った。コンパクトに振っていった。」(9回に適時打)

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ロッテ、3点先行に井口「早い回に追加点を」[サンスポ]

不振のロッテが序盤に3点を先行した。1回2死二塁からカスティーヨの中前打で5試合ぶりに先制点を奪い、さらに3回、今江の犠飛と井口の二塁打で2点を加えた。

井口は「初回にカスティーヨの先制打でベンチの雰囲気も変わった。流れを変えないためにも、早い回に追加点を取りたかった」と話した。

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サヨナラ危機脱出!連敗脱出![ニッカン]

ロッテが9回一打サヨナラのピンチを切り抜け、連敗を11で止めた。3点のリードで守護神薮田を投入したが、2点を返され、なお1死二、三塁のピンチ。最後は薮田が何とか抑えきったが、冷や汗ものの勝利に西村徳文監督(51)は「そう簡単には勝てない」と胸をなで下ろした。負ければBクラスが確定する窮地で、ようやく投打がかみ合った。残り16試合。「負け続ける訳にはいかないですからね。ファンがあれだけ応援してくれている」と全力プレーを約束した。

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上野8回1失点で12連敗阻止[ニッカン]

ロッテ上野大樹投手(24)が8回1失点の好投で4勝目を挙げ、チームの連敗を11止めた。「今日はいつもの登板とちょっと違った。昨日の夜から胸が苦しかった」。連敗ストップの重圧を感じながらも、立ち上がりから思い切って腕を振った。7月から先発ローテに定着した若手右腕は好調オリックス打線をわずか2安打に抑え「チームに貢献する投球ができて嬉しい」と笑った。

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連敗止めろカスティーヨ先制[ニッカン]

11連敗中のロッテが、1回に先制点を挙げた。1死二塁、ホセ・カスティーヨ内野手(30)が先制の中前適時打を放った。「いつもと同じだけど、打てる球を待って、しっかり打つことができた。初回のチャンスで打つことができて良かった」。4番の仕事に満足そうな表情だった。

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加藤コミッショナー「必要があれば」統一球話し合う[報知]

プロ野球の加藤良三コミッショナー(70)は29日、巨人・渡辺会長が低反発の統一球導入に異議を唱えたことに対して「それについてのコメントはないです。必要があればいろんな人とコミュニケーションはします」と機会があれば話し合う意向を示した。同会長は26日に「(統一球は)必要ないのではないか。今度、コミッショナーに会ったら話してみる」と発言していた。

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渡辺会長、WBC不参加やむなし「妥協したら駄目」[スポニチ]

巨人の渡辺恒雄球団会長(85)が29日、都内で取材に応じ、13年に開催予定の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場問題について不参加やむなしの持論を語った。

参加条件の改善を求める日本プロ野球選手会に同調。「アメリカは少しずうずうしいな。最初から妥協したら駄目。MLBと喧嘩しても、やめるならやめて、アジア独自の野球をやればいい。中韓日台にオーストラリアも入れて」とアジアだけによる大会まで提案した。

現在、日本側は日本代表のスポンサー料とグッズ収入の権利譲渡を要求している。09年の第2回大会では日本への分配金は約2億円。大リーグ機構(MLB)と大リーグ選手会が総収益の66%の約10億5000万円を独占した背景から、選手会は条件次第では参加しないと主張している。

大会運営会社WBCIは交渉で歩み寄りを見せず、9月30日(日本時間10月1日)を回答期限に一方的に指定。過去2大会では東京ラウンドを読売新聞社が主催してきたが「野球の世界でアメリカ帝国主義はいいかげんにしろと言いたい。アメリカが横暴だから五輪から野球が排除された」とMLBの姿勢を批判した。

今季から国際大会対策も兼ねて低反発の統一球が導入されたが「(WBCが)駄目になったら統一球やめろ。古いボールを復活して空中戦だ。お客さんが下向きのプロ野球が上向きになるよ」とも言及。12球団のオーナーから不参加になることを危惧する声が上がっている中で「MLBはふざけてる」と最後まで怒りは収まらなかった。

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代表者会議、WBC回答期限の延期求める[スポニチ]

プロ野球の代表者会議が29日、東京都内で開かれ、WBC参加問題で主催者へ回答する文書の内容を協議。内容についてオーナー会議の島田亨議長(楽天オーナー)と加藤良三コミッショナーに現状報告した上で了承を得た。

文書は参加表明に至らない現状を伝えて回答期限(30日)延期と交渉継続を求める内容で、30日中にメールで送る。日本は、選手会が参加条件の改善がなければ参加しないと主張。12球団、日本野球機構(NPB)と選手会の間で調整がつかず、参加表明に至っていない。回答文書ではオーナー会議が10月と12月、選手会総会が12月に行われるなど日本側の事情にも理解を求めており、関係者は「誠意をもって(主催者と)交渉を続ける。選手会とも話しながら気持ち良く参加したい」と選手会にも協調を呼び掛けていた。

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