わたしはかもめ2011年鴎の便り(10月)

便

10月3日

ドラフト、秋季キャンプどうなる?ロッテ新体制に困惑[スポニチ]

ロッテの新フロント体制発表から一夜明けた3日、球団内外で困惑の声が続出した。21日付で就任する中村家国球団社長と林信平球団運営本部長兼チーム統括部長は昼すぎに球団事務所へ。

今月27日のドラフト会議や秋季キャンプが迫っているが、林氏は「よく把握していない部分もある。引き継いでいる最中」と言葉を濁した。選手の間にも不安は広まっており、QVCマリンで調整した唐川も「何と言っていいか…」と口を閉ざした。

秋季キャンプは千葉・鴨川を行う方向で調整中だったが、鴨川市役所関係者は「受け入れ態勢は整えていますけど、正式な日程は聞いていません」とこちらも困惑。前日に現フロント体制下で内定していたコーチ人事を白紙に戻すことを示唆した重光昭夫オーナー代行はこの日は自宅を出る際に「それはちょっと…」と多くを語らなかった。

ページトップ

実行委「日本Vs台湾」来年3月親善試合内定[サンスポ]

プロ野球の実行委員会が3日、都内で開かれ、来年3月に実施を検討している東日本大震災復興支援を兼ねた国際試合について、台湾代表を招いて日本代表と試合を行う方針を内定した。

関係者は「震災で日本に100億円を超える大きな支援をいただいた台湾への感謝を込めて対戦をお願いすることになった」と話した。この試合は、2013年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加問題の行方に関係なく実施し、日本代表も編成することになる。会場は東京ドームで、7日のオーナー会議で正式に実施を決める。

また、来年3月28、29日に開催が決まった大リーグ・アスレチックスとマリナーズとの開幕戦を前に、同25、26日に両球団が日本球団とオープン戦を2試合ずつ実施することを承認した。アスレチックスは、楽天と仙台で対戦するプランを持っている。

ページトップ

3・10復興支援試合、日本代表が台湾代表と対戦へ[スポニチ]

実行委員会では来年3月に行う日本代表による復興支援試合についても協議した。

試合は3月10日に東京ドームで開催し、対戦相手は台湾代表に内定。台湾からは東日本大震災で義援金100億円の支援も受けており、関係者は「あれだけの支援をいただいてますから。(復興支援で)お呼びするならぜひ」と説明した。7日のオーナー会議で開催の承認を得る方向で、日本代表メンバーの選考方法などは早急に詰める。同時に日本代表常設化を含むプロジェクトを検討していく。

ページトップ

セ・リーグ統一球検証へ、見直しの可能性も[スポニチ]

セ・リーグは3日、都内で理事会を開き、今季から新たに導入された統一球の検証を行うことを決めた。中日・佐藤良平球団代表から「検証する必要がある」との提案があり、理事会内でも意見が一致。

シーズン終了後すぐにデータを整理して着手するという。新(あたらし)純生理事長(ヤクルト球団常務)は「いろんなデータが上がっている。やめるとか、やめないということではない。1度ちゃんと検証しましょうということ」と説明した。

統一球については今季の本塁打数が両リーグで極端に減少。巨人・渡辺恒雄球団会長が「古いボール復活で空中戦になれば、お客さんも上向きになる」と持論を展開していた。バットの折損との因果関係も含めて検証する方向で、今後はパ・リーグの意見も聞く。検証の結果次第では、両リーグから統一球の見直し案も出てくる可能性があるだけに注目される。

ページトップ

WBC参加に前向き姿勢、島田議長が渡米[ニッカン]

プロ野球の実行委員会は3日、東京都内で開かれ、2013年開催の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加について検討する7日の臨時オーナー会議の後に、議長を務める楽天の島田亨オーナー(46)が渡米し、決定事項を基に大会主催者と協議することを確認した。

日本野球機構と12球団は参加の回答期限だった9月30日に交渉継続を要求し、主催者も受け入れる姿勢を見せた。オーナー会議としても、参加に向けての前向きな姿勢を示す模様。

来年3月28、29日にアスレチックスとマリナーズによる米大リーグの開幕カードが東京ドームで行われるのを受け、25日と26日に日米球団によるオープン戦を4試合行うことを承認した。カードは未定。

ページトップ

サブローのロッテ復帰で井口電撃退団[日刊ゲンダイ]

ロッテ球団は2日、先月に電撃退任が決まった瀬戸山球団社長、石川球団運営本部長の後任人事を発表。社長にはロッテ本社で取締役経験のある中村家国氏、本部長職には現事業本部総務部長の林信平氏が内定した。

来季のフロントトップが決まったこともあり、両者の囲み取材に同席したロッテ・重光昭夫オーナー代行は「ちょっといない間に、チームの成績が異常に悪くなった。今後はフロントである程度(チームを)見ていかないといけない」と宣言。

さらにオーナー代行はこう続けた。「(6月末に)サブローが(巨人に)出て行った頃からチームが悪くなった。(現チームには)昨年勝ったメンバーがほとんどいないし、これは異常な状況。オーナーとしては赤字削減を言わなければいけないが、それ故に(生え抜き選手を他チームに)出したという意識はない。常勝軍団をつくっていくためにも、今年出て行った選手でも呼び戻せる選手は(ロッテに)呼び戻したい」と、サブロー復帰を含めたチーム再建案もブチ上げた。

これで立場が悪くなりそうなのが井口だろう。ダイエー時代から懇意にし、09年に入団の際には「監督手形」まで与えてくれていた瀬戸山、石川両氏の退団が決定。「後ろ盾」を失うばかりか、選手会長であり、チームリーダーだったサブローが巨人から戻ってくるとなれば、選手の井口に対する態度も変わってくる。

しかもオーナー代行は、来季の続投が決まっている西村監督の去就についても「“一応”そのつもりで考えている」と微妙なニュアンス。西村監督はサブローを5月7日に登録抹消。その後巨人にトレードしている。今では井口をチームリーダーとして頼りにしている。それが続投撤回となれば、井口のチーム内の状況はさらに厳しくなる。

井口は2日の日ハム戦で3ヶ月半ぶりとなる6号本塁打を放ち健在をアピールしたが、今オフ、サブローがロッテに復帰すれば電撃退団に発展する可能性もある。

ページトップ

ロッテ“お家騒動”でフラフラ〜サブロー呼び出すカネ出せるの?[夕刊フジ]

フロント2トップの事実上の解任と、重光昭夫オーナー代行(56)の“生え抜き呼び戻し発言”に揺れるロッテ。日を追うごとに混迷の度が深まっている。

今季限りで退任する石川晃球団運営本部長(50)は3日、都内で開かれたプロ野球実行委員会に出席。終了後、報道陣に囲まれたが「ロッテはオーナー代行のチームですから、その方針に従うだけです。あれこれ言える立場ではありません」と多くを語らなかった。果たして、その胸中はいかばかりか。

前日には、重光代行が「今年出ていった人で、呼び戻せる人は呼び戻したい」と、交換トレードで巨人に放出した大村三郎(ロッテでの登録名はサブロー)らの再獲得に動くことを示唆。放出を主導した瀬戸山球団社長(58)と石川本部長を公然と批判した。

ただし、一部球団関係者にはこんな声も。

「瀬戸山社長と石川本部長は手法に批判があったにせよ、球団の赤字を大幅に軽減したのは事実。それでもオーナー代行サイドから『もっと年俸を抑えろ、収益は倍にしろ』と号令をかけられていた。そうなれば、年俸1億3000万円のサブローを放出するくらいしか手がない。代行も最終的に『仕方がないね、年俸が高いのだから』と了承したと聞いている」。

サラリーマン社会でもありそうな話だが、大村再獲得なら資金面の問題が立ち塞がる。巨人での大村の年俸は小笠原、阿部、高橋由、谷に次ぐ日本人5位。フリーエージェント(FA)規約では「Bランク」にあたる。

仮にFA移籍で出戻れば、ロッテは本人の年俸にくわえ巨人に7800万円(年俸の60%)か、補償選手1人+5200万円(同40%)を支払わなければならない。出費を抑えたつもりが、余計に金がかかることになりかねないのだ。

無償か金銭トレードを申し入れる手もあるが、重光代行の発言をうけ、巨人・清武英利GM兼球団代表が「大村君はウチの大事な選手」と断言したことが、後々交渉のネックになりかねない。

巨人側が、大村の交換相手だった工藤を補償選手に指名するかも、というジョークはさておいて、呼び戻し発言の行方は波乱含みである。

ページトップ

横浜幹部困惑、球団売却問題「親会社から指示はない」[スポニチ]

球団売却問題で揺れる横浜の笹川博史取締役は実行委員会後に取材に応じ「親会社(TBS)から指示はないので、実行委員会では何も言ってない。他球団から質問もなかった」と困惑した表情を見せた。

野球協約ではオーナー企業の変更承認は11月30日までと定められているが「申請すれば先延ばしできる」と長期戦も視野に入れていた。

ページトップ