わたしはかもめ2011年鴎の便り(10月)

便

10月6日

千葉ロッテ0−4福岡ソフトバンク(QVCマリン)

ソフトバンクが5連勝。和田が7回無失点で15勝目。1安打に抑え、二塁を踏ませなかった。打線は2回に明石の左前打で先制し、4回は福田が2点右前打。8回は多村の適時打で加点した。ロッテは今季最少タイの2安打で零敗。

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福岡ソフトバンク0102000104
千葉ロッテ0000000000

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ロッテ、今季最少タイ2安打…16度目零敗[サンスポ]

ロッテは打線が今季最少タイの2安打しか打てず、16度目の零敗。西村監督は「相手の投手の状態を考えれば、何とか先に点をとって欲しかった」と肩を落とした。また昨季まで在籍し、米大リーグのツインズに移籍した西岡が観戦していた。球団関係者によると退団後、古巣の試合を観戦したのは初めて。試合前は元同僚らと言葉を交わしたが、報道陣の前には姿を見せず、球場を後にした。

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2安打で16度目零敗…ファンから容赦ないヤジも[スポニチ]

ロッテはわずか2安打で今季16度目の零敗を喫した。相手先発の和田に7回までカスティーヨの内野安打1本と封じられた。

先発の上野も序盤から失点を重ね、攻撃のリズムを鈍らせる悪循環。5位の楽天と7ゲーム差の最下位に沈む現状に、試合後はファンから容赦ないヤジも飛んだ。西村監督は「完璧に抑えられてしまった。相手投手の状態を考えたら、何とか先に点を取ってもらわないと」と力なく話した。

上野
「相手がエースの和田さんだから先制点を取られてはいけない。何とか踏ん張りたかったが…。」(6回1/3を9安打3失点で5敗目)

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新社長が激励…初のグラウンド「芝生がフカフカ」[スポニチ]

21日付で就任するロッテの中村家国新球団社長が、試合前にQVCマリンを訪れ、西村監督、選手らを激励した。初めてグラウンドに足を踏み入れたといい「思ったより芝生がフカフカしている」と感想を口にし、「私も球団に来たばかり。マスコミの皆さんにも応援をお願いしたい」と話した。

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西岡、古巣へ挨拶…来季も「挑戦者の気持ち」[スポニチ]

ツインズの西岡がロッテ―ソフトバンク戦の試合前に訪れ、西村監督や球団スタッフに挨拶を行った。球団関係者によると「今季初めての観戦」といい、試合後は報道陣の前に姿を見せずに球場を後にした。

西岡はロッテからツ軍へポスティング移籍した今季、開幕直後に左すねを骨折。8月下旬には腰と右脇腹を痛めるなど68試合の出場に終わった。4日に帰国し、故障の回復を図っている。レギュラー争いからのスタートとなる来季へ「挑戦者の気持ちは変わらない。自信がなければ野球をやめている」と話し、今月中に練習を再開する。

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西岡が古巣観戦…ロッテ[報知]

昨季までロッテに在籍し、今季は米大リーグのツインズでプレーした西岡が観戦に訪れた。試合前には元チームメートらと言葉を交わした。

米大リーグ1年目は故障もあり、不本意な成績に終わった。球団関係者によると退団後、ロッテの試合を観戦したのは初めて。この日は報道陣の前には姿を見せず、球場を後にした。

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16度目の零敗に西村監督「ヒット2本では…」…ロッテ[報知]

ロッテ打線は今季最少タイの2安打で、16度目の零敗を喫した。西村監督は「(相手が)ヒット11本でこっちが2本では、(勝てない)というところですね」と力なくつぶやいた。

和田が投げた7回までは内野安打1本に封じられ指揮官は「完璧に抑えられてしまった。相手投手の状態を考えたら、何とか先に点を取ってもらいたかった」と嘆くばかり。

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2安打…16度目完封負け…[ニッカン]

ロッテが今季16度目の完封負けを喫した。ソフトバンクの和田、ファルケンボーグ、馬原のリレーの前に打線がわずか2安打に抑えられ、二塁を踏むことなく試合が終わった。西村徳文監督(51)も「2安打ではというところですよね…」とガックリと肩を落とした。

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上野7回途中3失点KO[ニッカン]

ロッテ上野大樹投手(24)が7回途中3失点で降板した。2回、2死から福田に死球を与え、そこから先制点を奪われた。4回にも2失点。序盤の乱調をつけ込まれ「先制点を取られてはいけない。点の取られ方も、2死から死球で出した走者で悪い流れをつくってしまった」と反省した。

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マーフィーが米国に帰国[ニッカン]

ロッテのビル・マーフィー投手(30)が6日、今季残り試合での登板機会がないため、米国に帰国した。今季限りでの退団が濃厚となっている。

昨季は12勝を挙げた左腕だが、今季は右太もも裏の肉離れもあって2勝(5敗)止まり。10試合に先発して防御率3.98で、9月10日を最後に登板していない。

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サブロー出戻り≠ノ女帝の陰[東スポ]

巨人・大村三郎外野手(35)の“再獲得”を示唆したロッテ・重光昭夫オーナー代行(56)の言葉が波紋を広げている。球団トップの現場介入の背景には、やはりあの“女帝”の陰が見え隠れしており、新たな権力者の出現に関係者は戦々恐々としている。

「今になって思うと非常に良くなかった。自分の間違い。今年出て行った人で呼び戻せる人は呼び戻したい」。重光代行は2日の会見で辞任が決まっている瀬戸山球団社長、石川運営本部長を痛烈に批判し、暗に巨人にトレード放出したサブロー(大村)の再獲得宣言を放った。すぐさま巨人サイドが不快感を示すなど、周囲に波紋が広がっているが、ロッテ内部では「サブロー出戻り」の動きは既定路線と捉えられている。

「オーナーの判断が“あの人”の意向を受けてのものである以上、水面下ではサブロー本人の意思も含め、その方向で動いている。巨人がどう思おうと(大村が)FA権を行使してしまえば手出しできませんからね。“あの人”は自分の思う方向に物事が動き出して高笑いでしょう」(球団関係者)

あの人とはもちろん、現フロントと激しく対立し、閑職に飛ばされながらも重光代行やその夫人との強い結びつきを背景に“政敵”をダブル辞任に追い込んだ元球団副代表補佐・米田容子氏のことだ。

結局、今回の人事では表舞台への登場はなかったものの、同じPL閥でサブローを溺愛する米田氏の影響力が今回の代行発言の裏側にあるのは関係者なら周知の事実。内情を知る球団OBは「今後は良くも悪くも現場は“あの人”の方を見ながら野球をやらねばならない。新たな権力者の出現です」とパワーバランスの変化を解説した。

一方で針のむしろなのは来季の続投が決まっている西村監督だという。

「オーナー代行の言葉は監督にとってはつらいもの。代行が『間違いだった』としたサブローの放出について『編成の強い要望があった』と判断ミスの材料を挙げていたが、その背景には当然、西村監督の意向が入っている。現フロントに対して『サブローはいらない選手』と判断を下した監督の意向を、ああいう形で代行にひっくり返されては西村さんも立つ瀬がない。続投したところで、自らの意向を反映するコーチ人事も白紙に戻され、球団トップの息のかかった出戻り選手会長の起用法も難しい。もしかしたら辞任するのではないか」(前出のOB)

大村は2日に「今は何も言えない」と話すのみだったが、親しい関係者に瀬戸山社長、石川本部長の辞任について「やりましたね」と話していたことも明らかになった。オフの主役・ロッテのお家騒動はまだまだ終わりそうにない。

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ロッテに“身売り”情報!フロント新体制は“撤退シフト”か[夕刊フジ]

球団トップ2が事実上の解任となり、7日の12球団オーナー会議からフロント新体制がスタートするロッテ。だが球界の一部からは、「球団経営から撤退するシフトではないのか?」と身売りを心配する声が出ている。今秋も球団売却が取り沙汰される横浜とともに、東京湾を挟んで第2次球界再編の震源地となるのか。

ロッテ・瀬戸山隆三球団社長(58)は6日、東京・内幸町の日本野球機構を訪れて退任の挨拶。「オーナー会議は新体制でいきます。20日の球団臨時役員会で正式に退任します」とさばさばした表情で語った。

同球団社長と石川晃球団運営本部長(50)に代わり、7日のオーナー会議には後任の中村家国球団社長(66)、林信平球団運営本部長(50)が出席する。

中村氏は現在、ロッテ本社の顧問。早大理工学部出身で、ガムの研究所を振り出しに人事、経理など総務畑を歩んだ。

中村氏は「野球とのかかわりはございません」と率直に話すが、フロント首脳刷新を断行した重光昭夫オーナー代行(56)は「ウチの生え抜きの方。私が信頼できる人です」と全幅の信頼を寄せる。その穏やかな物腰は、新卒採用を担当していた際に学生から「校長先生みたい」と評されたこともあるという。

球団の事業本部総務部長から昇格する林氏も、もとはロッテ本社からの出向。バレンタイン前監督の退任を巡る2009年のお家騒動のさなか、球団幹部が「千葉のくだらないファンなら(本拠地を)変えようか」と発言したとする議事録が流出した騒ぎを受け、お目付け役として送り込まれてきた経緯がある。

GM的な仕事をしてきた石川本部長の肩書を引き継ぎ、ドラフトや編成なども「基本的には私がやります」と本人は話すが、球界での人脈は疑問符がつく。

球界に「野球の現場を全く知らない総務畑コンビで大丈夫なのか。何を考えているのか。ゴタゴタを繰り返していた昔のロッテに戻ってしまうぞ」と心配する声が噴出するのも当然といえる。

そんな疑問に対する答えが、球団撤退に向けた人事シフトとみる説だ。

「もしも身売りを考えているのならば、総務畑出身コンビのフロント新体制は十分にうなずける。球団を整理するなら総務はプロだから。これからのロッテの動きは要注意だね」。

球界OBがこう語るように“撤退シフト説”を、単なる怪情報と一笑に付す訳にもいかない。

現在、横浜の身売り問題は球界最大の関心事。実は、マルハからTBSに球団経営が移った際にも、同じような動きがあった。

マルハ本社から球団フロントに送り込まれた首脳は「球団整理人だ。身売りのための布石人事だ」と言われ、実際に02年にTBSへの球団売却が実現している。そのTBSが今、必死になって身売り先を探し、複数企業と交渉中というのが9年後の現実だ。

もしもロッテまで球団経営から撤退しようものなら、04年に表面化した球界再編、1リーグ制移行の機運が再燃する。

重光オーナー代行は「企業というのは経費削減より、売り上げを伸ばすことを考える。そのためには勝つ、常勝軍団をつくることだ」と今季最下位に沈むチームの再建をアピールしている。

だが、これまで瀬戸山球団社長に課せられていた命題は、年間30億円以上といわれる赤字の圧縮だった。大金のかかる“バレンタインファミリー”の一掃もその一環。しかし2年後、今度は自らが追われる身となった。

今回の解任劇は、元球団ナンバー3の女性幹部が、ホットラインを持つオーナー代行の耳に、球団内にわだかまる不満を“ご注進”申し上げたことがきっかけとされる。

早くも女性幹部は復権の気配だ。同じ高校出身のコーチの退任人事が白紙に戻った。コストカットで今季放出されたが、オーナー代行が「呼び戻したい」と熱望する選手にも、同校OBがいる。

こうした現場無視のゴタゴタが続けば、常勝軍団など絵に描いた餅。ファンに愛想を尽かされて赤字がかさみ、身売りに拍車がかかってしまう。

横浜の身売り交渉と同時に、新体制ロッテの動向からも目が離せない。

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