わたしはかもめ2011年鴎の便り(10月)

便

10月7日

東北楽天4−9千葉ロッテ(Kスタ宮城)

ロッテの唐川が6回4失点で10勝目を挙げ、初の2桁勝利をマーク。3回の井口の2ランなどで序盤から優位に試合を進め、8回には根元が3ランを放った。根元は5打点。楽天は岩隈が5回6失点と乱れ、今季の負け越しが決まった。

123456789R
千葉ロッテ1220100309
東北楽天0000400004

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唐川10勝目、4度目の正直で自身初の2桁勝利[スポニチ]

ロッテの唐川が「4度目の正直」で自身初の2桁となる10勝目を挙げた。

9勝目を挙げて以降、過去3試合で白星がなく、前回9月30日の日本ハム戦(QVCマリン)は4回に危険球で退場。汚名返上を狙った右腕は5回に5安打を集中されて4失点も、打線の援護もあって6回4失点で白星を挙げ「勝つのは難しいと思った」と安堵の笑みをこぼした。

「試合の中で修正して、6回は高めを狙って空振りも取れた」と手応えを語る一方で「前半戦で8勝だったから、この時期(の10勝到達)は遅い」と反省。西村監督も「もうちょっと早く2桁にいかないとね」と主力投手としての自覚を求めた。

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根元恩返しの5打点「仙台は4年間お世話になった」[スポニチ]

ロッテの岩隈を攻略した打線の中で、伏兵の根元が5打点の大暴れ。

2回1死一、二塁で左翼線に貴重な追加点となる2点二塁打を放つと、8回はダメ押しの2号3ラン。この試合前までシーズンで1本塁打、5打点だった28歳は東北福祉大出身でもあり「仙台は4年間お世話になったので、活躍が恩返しになると思う。チャンスで積極的に打つことができました」と笑顔を振りまいた。

井口
「とにかく最後まで全力でやるだけ。」(3回に左翼席に8号2ランを放ち、10月は5戦で3発)

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ロッテ新社長「まだ白紙です」コーチ人事など来季組閣[スポニチ]

ロッテは21日付で就任する中村家国新球団社長が、都内で行われたオーナー会議に出席した。

重光昭夫オーナー代行の臨時代理人として他球団のトップと交流し「(球団として)特に意見は述べていない。皆さんの意見を承認しました」。コーチ人事など来季組閣に関しては「まだ白紙です」と話すにとどめたが、会議後は仙台に移動して楽天戦(Kスタ宮城)を観戦するなど精力的だった。

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唐川、初の10勝より4失点が不満…ロッテ[報知]

唐川がやっと節目の白星をつかんだ。王手をかけてから4度目の登板で、プロ4年目で初の10勝。「前半で8勝してましたし、この時期に10勝は遅い。もっと早く(達成)しなくちゃいけない数字」。打線の援護にも恵まれ6回を9安打4失点。喜びより不満が先に立ち、向上心をのぞかせた。

今季の飛躍は投球術の進歩が大きかった。「1番は去年の西本さんですね。今までは何となく投げていた球を、より明確に意味を考えて投げるようになった」。西本2軍投手(昨季は1軍投手兼バッテリーチーフ)コーチからは、ボール球を有効に使う重要性などを教えられてきた。5、6回のピンチを高めのつり球の空振り三振でしのいだ。ストライクゾーンだけで勝負を焦らず、バッターに振らせて打ち取る投球を学んだ。

「10勝つまでに、早い回で降りたこともあった。あらためて勝つのは難しいと思った」と最後まで謙虚だった。若き右腕の成長は来季への希望の星だ。

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ロッテ・唐川、4年目で初の10勝到達![サンスポ]

ロッテの唐川が6回4失点で、最低目標としてきた2桁勝利に4年目で初めて到達した。ただ「前半戦で8勝できたのに、この時期に10勝は遅い」と自らに厳しかった。

5回に甘く入ったところを狙われ、4失点。ただ「ゲームの中で修正して、いい投球ができた」と6回を無得点に抑え、マウンドを降りた。今季、成長したのはボール球の使い方。この日も高めの直球を相手に振らせる場面が目につき「しっかりと、狙ったところに投げられた」と手応えを口にした。

西村監督
「もうちょっと早くいっとかないと。まだまだ、これからのピッチャー。」(初の2桁勝利に到達した唐川に)
井口
「体がやっと、反応してくれるようになった。」(8号2ランを含む2安打3打点)

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ロッテ・井口8号2ラン「しっかり捉えた」[サンスポ]

ロッテの井口が3−0の3回に8号2ランを放った。初球の甘く入ったスライダーを「しっかり捉えることができた」と左翼席に放り込んだ。

一時の不調を完全に脱し、今月に入って3本目の本塁打となった。「とにかく最後まで全力で勝利を目指して戦うだけ」と話す背番号6は、5回にも右前に適時打を放った。

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ロッテ・根元が大暴れ!初の1試合5打点[サンスポ]

ロッテの根元が初の1試合5打点を挙げた。「最後の最後まで、何としても勝つという強い気持ちで臨んだ結果」と胸を張った。

2回に2点二塁打。6−4の8回には内角の難しい球を「うまく体が反応した」と完璧に捉え、右翼席に2号3ランを放った。6年目の28歳。「今のこの時期が大事。打てないと試合に出られない」と、来季に向けアピールを続ける。

井口
「体がやっと、反応してくれるようになった。」(8号2ランを含む2安打3打点)

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唐川プロ4年目で初2ケタ勝利[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(22)が6回4失点で10勝目を挙げた。2ケタ到達はプロ4年目で初となるが「前半8勝ですからね。この時期に10勝では遅い」と笑顔はなかった。この日も4回まで無失点の好投を続けていたが、5回に崩れて4失点。6回で降板した。「5回以外は良かったのですが…。反省しないといけない」。さらなる成長を目指す右腕エースは区切りの勝利にも満足はしなかった。

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根元が初5打点、仙台へ恩返し[ニッカン]

ロッテ根元俊一内野手(28)が、本塁打を含む2安打5打点と大暴れした。1点リードの2回に貴重な追加点となる2点適時二塁打を放つと、2点差に追い上げられた8回には試合を決める2号3ラン。西村徳文監督(51)も「根元の5打点。欲しいところで点を取ってくれた」と絶賛した。東北福祉大出身。学生時代をすごした仙台でプロ初の1試合5打点をマークし「活躍することが仙台への1番の恩返し」と胸を張った。

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10月3本目、井口会心8号![ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(36)が3回、8号2ランを放った。1死一塁、ど真ん中に入った岩隈の失投を完璧に振り抜いた。打球は風にも乗って左翼席中段へ。「打ったのはスライダーだった。甘いボールをしっかりととらえることができた」。10月3本目の本塁打に、ベテランも上機嫌で振り返った。

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WBC参加前向きも選手会の了解不可欠を確認…オーナー会議[報知]

プロ野球12球団のオーナー会議が7日、都内で開かれ、日本代表チームを常設することが決まった。また、島田議長らが10月中旬に渡米し、WBCの主催者との交渉に臨むことも決まった。12球団としては「(参加へ)だいぶ積極的になってきている」(球団首脳)と、参加へ前向きな姿勢に傾きつつある。しかし実際の参加には労組・日本プロ野球選手会の了解が不可欠だ。選手会はスポンサー権や関連グッズの収入の権利の日本への帰属が認められなければ不参加の方針を打ち出しており、同議長も「(選手会を)尊重して(交渉を)進めていきたい」と慎重だった。

◇オーナー会議の主な審議、確認事項

一般社団法人移行
手続きや定款の内容などを協議。
冠スポンサー
今季の日本シリーズから冠スポンサーをつけることを確認。スポンサーはゲーム機器などを手がけるコナミが予定されている。
球宴
来年のオールスター戦は7月20日に京セラD、21日に愛媛・松山、23日に岩手・盛岡で計3試合の開催を確認。
主なオーナー会議出席者
楽天・島田亨(議長)
日本ハム・大社啓二
阪神・坂井信也
広島・松田元
オリックス・宮内義彦
巨人・桃井恒和
横浜・若林貴世志
ソフトバンク・笠井和彦代行
ヤクルト・衣笠剛代行
西武・居郷肇球団社長
中日・坂井克彦球団社長
ロッテ・中村家国球団社長
加藤良三コミッショナー
大柿和則セ・リーグ統括
花井史朗光パ・リーグ統括(敬称略)

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侍ジャパン、常設決定!3・10初戦は台湾戦…オーナー会議[報知]

WBC出場問題などを話し合うオーナー会議が行われた。

プロ野球12球団のオーナー会議が7日、都内で開かれ、日本代表チームを常設することが決まった。チーム呼称は2大会連続世界一になった09年の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)時と同じ「侍ジャパン」を使用する。

野球の代表チームは、サッカー日本代表と異なり、国際大会時しか編成されてこなかった。それを常設化しようというプランが初めて持ち上がったのは09年11月のオーナー会議。当時は、故障した選手への補償など課題が相次ぎ、先送りされた。今回は「選手に名誉を与え、子供達にとっても目標となる。野球人口の拡大も目指す」(加藤コミッショナー)ために実現。選手会の同意も得た。日本野球機構(NPB)の増収につなげる狙いもある。また、全日本アマチュア野球連盟と協力して、世代ごとの代表チームを設置する構想もある。

手始めとして来年3月10日、東京ドームで対台湾代表戦を開催。東日本大震災の復興支援にも役立てる。その後、4月から本格的なチーム運営をスタートさせ、スポンサー募集や12年秋の国際大会などを検討していく。巨人、阪神、日本ハムなど計6球団の代表者によるプロジェクトチームが中心となり、メンバー選考にも着手する。

その一方で、13年の第3回WBCへの参加条件交渉は難航している。島田亨オーナー会議議長(46=楽天オーナー)は「(WBCとは)別のものとして考えていただきたい」と強調。代表チームは編成するが、WBC参加を決めた訳ではないことを強調している。

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「侍JAPAN」常設、世代ごとの代表チーム設置も[スポニチ]

プロ野球の臨時オーナー会議(島田亨議長=楽天オーナー)が7日、都内で開かれ、日本代表を常設化することを決定して発表した。

呼称は連覇した09年の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の「侍ジャパン」を使用。来年3月10日に復興支援試合として行われる台湾代表戦(東京ドーム)が常設化の第一歩となる。

島田議長は「国際大会に積極的に参加し、大会も創設していく。複数年で計画的に運営し、スポンサーやサプライヤーも募る」と説明。来秋に国際試合を行う計画も承認された。「侍」の呼称は前回大会で商標登録した電通が無償で日本野球機構(NPB)に提供。スポンサー契約で運営することでNPBの安定収益につなげたい考えだ。13年のWBCの参加問題はスポンサー権を求めて主催者側と交渉中だが、主催者側は大会期間外はこの権利を拘束しないと説明しているという。

チーム編成や監督選考はこれから早急に詰める方針で、全日本アマ野球連盟と協力して世代ごとの代表チームを設置する構想もある。加藤良三コミッショナーは常設化の理念について「日本球界は競技人口の拡大が必要で、アマを含めた普及を目指す」と語った。

◇臨時オーナー会議その他の決議・承認事項

(1)
来年のオールスターゲーム第3戦を復興支援を目的として7月23日に盛岡市で開催することを決定。
(2)
ゲーム機器などを手がけるコナミが今秋の日本シリーズの冠スポンサーに付くことを承認。
(3)
日本野球機構(NPB)の一般社団法人移行について認定委員会など今後の手続きの進行を確認。

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ソフトBオーナー代行「前向き」、WBC参加問題[スポニチ]

オーナー会議では13年のWBC参加問題について協議。

ソフトバンク・笠井和彦オーナー代行は「当然やる(参加する)べき。全体的にポジティブになっている」と参加へ前向きな姿勢を示した。日本は参加条件としてスポンサー料などの権利を求めてきたが、拒否されている。権利が確保されなければ参加しないとする選手会と意見調整は済んでいないが、中旬に渡米して主催者と交渉する島田議長は「交渉団の団長として今後の可能性について話したい」と説明。交渉では、参加へ前向きな姿勢を主催者へ伝えると思われる。

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野球日本代表「侍ジャパン」常設へ![サンスポ]

プロ野球の臨時オーナー会議が7日、都内で開かれ、日本代表チームを常設することを決めた。チームの呼称は2009年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で使用した「侍ジャパン」。来年3月10日に東京ドームで東日本大震災復興支援も兼ねて行う台湾との国際親善試合で侍ジャパンが復活。チームスポンサーを募って代表チームを運営する。

日本代表の常設化案は09年のWBC連覇後に議題に上がり、日本野球機構(NPB)の新たな収益源の1つとして検討されてきた。3月の東日本大震災で一時棚上げされたが、この日のオーナー会議で方針決定した。

加藤良三コミッショナーは「選手には代表の名誉、子供達にプロ野球を目指す夢を与えたい。今後は競技人口の拡大が大事」と常設の意図を説明した。これまで大手広告代理店が持っていた「侍ジャパン」の権利をNPBに帰属させ、来年3月10日の台湾戦(東京ドーム)で「侍」が集結する。

NPBでは「日本代表プロジェクト」を発足させ、来春までに代表スポンサーを確保し、本格的な運営に着手。来年11月にも国際試合を計画するなど、国際大会を積極的に創設する。また全日本アマチュア野球連盟と協力して、代表に有望なアマ選手を迎え入れるプラン、世代ごとの代表チームを設置して国際大会を開催する構想もある。

今後は代表監督選考方法も議論される。常設となるため、現役の12球団監督の兼任は難しく、代表監督専従となる模様。サッカーなど他競技の監督は専任で、各クラブの公式戦を視察して代表選考を重ね、大会、試合ごとに代表選手を招集する。侍ジャパンも、そのシステムに近いものとなり、今季限りでユニホームを脱ぐ日本ハム・梨田昌孝、中日・落合博満両監督らが指揮官の有力候補に挙がりそうだ。

一方、代表スポンサー権の確保をめざして、態度を留保している2013年WBCの参加問題は、オーナー会議議長の楽天・島田オーナーらが今月中旬に渡米し、主催者と協議を行う。この日の会議では各オーナーに参加の賛否は問わなかったが、出席者の1人は「前向きに取り組んでいく」と話し、参加を前提に打開策を探る構えだ。

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横浜売却問題、オーナー会議議題には出ず[サンスポ]

プロ野球の臨時オーナー会議が7日、都内で開かれ、日本代表チームを常設することを決めた。

横浜の球団売却問題は、この日のオーナー会議では議題に上がらなかった。球団からの現状報告も行われなかった。野球協約上、球団保有者の変更は11月30日までに行われなければならないが、特別の事情があれば期限はこだわらない。オーナー会議は次回12月1日に予定されており、交渉が進展すれば次回会議で議題になる可能性はある。

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日本シリーズに冠、「コナミ」が協賛へ[サンスポ]

プロ野球の臨時オーナー会議が7日、都内で開かれ、日本代表チームを常設することを決めた。

11月12日に開幕する日本シリーズに協賛する冠スポンサーを承認した。「コナミ」が協賛する予定で、来週にも発表される。また、来年のオールスターは東日本大震災復興支援の目的で3試合開催とすることを確認。7月20日に京セラドーム、21日に愛媛・松山市、1日おいて23日に岩手・盛岡市で開催する。

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