わたしはかもめ2011年鴎の便り(10月)

便

10月22日

千葉ロッテ5−2福岡ソフトバンク(QVCマリン)

ロッテの唐川が8回2失点で12勝目。8安打を浴びながら要所で粘った。打線は1−1の5回に重盗を絡めて無死二、三塁とし、井口の2点中前打で勝ち越し、さらに2点を加えた。ソフトバンクは5回に登板した藤田、大隣が崩れた。

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佐々木信行氏が1軍バッテリーコーチで復帰へ…ロッテ[報知]

最下位からの巻き返しを図るロッテが、元2軍監督で野球解説者の佐々木信行氏(58)の招へいを検討していることが22日、分かった。1軍バッテリーコーチへの就任が有力とみられる。この日、全日程が終了し、フロントは来季の首脳陣人事に本格的に着手した。

佐々木氏は、03年に2軍監督を務めたほか、ロッテで長い間、指導者の道を歩んできた。11年間の現役生活、引退後はチームスタッフを経て、87年から2軍バッテリーやブルペン、1軍バッテリーコーチなどを歴任。チーム防御率3.40とリーグワーストに終わったバッテリー部門の強化に加え、若手の育成なども期待されている。

ほかのコーチ陣については、来季も残留が基本線となっている。青山総合コーチ、金森1軍打撃コーチ、高橋2軍監督は続投が決定的。投手部門は西本2軍投手コーチの昇格を含め、入れ替えが検討されている模様だ。この日は赤坂フィジカルコーチの退団が発表されたが、正式決定の時期について林球団本部長は「(11月の)鴨川キャンプまでに決められたらと思っている」と見通しを語った。

ロッテはシーズン終盤に球団トップが交代したことで、首脳陣人事の大きな方針変更を余儀なくされた。瀬戸山前球団社長は外部招へいや1、2軍の大幅な配置転換を検討していたが、中村社長に代わった新フロントは、内部での入れ替えを軸に組閣作業を進めている。

佐々木信行(ささき・のぶゆき)
1953年5月2日、宮城県生まれ。58歳。宮城・佐沼高から71年ドラフト10位でロッテ入団。捕手として2軍暮らしが長かったが、82年に現役引退後は、チームスタッフを経て、主に1、2軍のバッテリーコーチを歴任。03年の2軍監督を最後に退団し、地元・宮城に戻って野球解説者として活躍。プロ11年間で通算46試合出場、打率2割3分8厘、1本塁打、5打点。右投右打。

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最下位も挽回可能…新体制での大幅刷新は見送り[スポニチ]

ロッテが、来季組閣を1、2軍の配置転換にとどめる方針を固めたことが22日、分かった。重光昭夫オーナー代行(56)の意向に従い、外部招聘を含めた大幅な刷新は見送る。

球団関係者は「今年はケガ人が多かった。昨年日本一のコーチ陣だし、本来の力が出せれば挽回可能」としており、一時は退団が決定的だった金森栄治打撃コーチ(54)、高橋慶彦2軍監督(54)、西本聖2軍投手コーチ(55)も残留。ポストは流動的だが、林信平球団運営本部長(50)は「秋季キャンプは新体制が望ましい」とし、早急に組閣作業を進める。また、赤坂守フィジカルコーチ(53)の今季限りでの退団が発表された。

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ロッテ2桁アーチ0人、おかわり以下のチーム合計46発[スポニチ]

QVCマリンのグラウンドに並ぶナインを背に、ロッテ・西村監督が静かに進み出た。本拠地で迎えた今季最終戦。試合後のセレモニーで、2万人を超えるファンの前で敗軍の将が謝罪の言葉を並べた。

「優勝、2年連続日本一を目指してやってきたが、残念ながら最下位になってしまいました。ファンの皆さんにつらく、悔しい思いをさせてしまい、大変申し訳なく思っています」。

「史上最大の下克上」で日本一となりながら、一転して最下位転落。日本一翌年の最下位は、リーグ史上初の屈辱だ。前半戦を借金1の3位でターン。しかし金泰均(キムテギュン)の途中帰国、大村の巨人移籍、大松の打撃不振などで徐々に後退した。飛ばないと言われる統一球の影響をもろに受け、球団史上初の2桁本塁打到達者ゼロ。最多は井口の9本で、チームの総本塁打数46本は1人で48本塁打を放った西武・中村の数字にも及ばなかった。

昨季708だったチーム総得点も、今季は432にまで激減。過去最低だった58年の435を下回った。この日は5回無死一、二塁から伊志嶺、岡田が重盗成功。直後に井口が2点適時打を放った。指揮官の目指すスピード感あふれる攻撃が決まったが、深刻な得点力不足は最後まで解消されなかった。来季の巻き返しへ「これというものではなく、全てにおいて反省しないと。秋季キャンプでもう1度、一からやりたい」と西村監督。チーム再建への歩みは既に始まっている。

唐川
「最後の最後に調子がよくなった。(来季は開幕投手については)当然そういう気持ちはある。オフの間もそれを踏まえてトレーニングしたい。」(8回2失点で12勝目)
岡田
「嬉しいですね。ケガなくやってこられたのが良かった。(41盗塁も)自信につながる。」(育成選手として初の全試合出場)
61年近鉄以来
ロッテは今季チーム本塁打数が46本に終わった。球団では53年の56本を下回るシーズン最少で、他球団を含めシーズン50本未満は59年近鉄の48本以来52年ぶり。また今季は同じパの中村(西)が48本でロッテより上。チーム総本塁打が個人の本数より少ないのは54年近鉄が27本で中西太(西鉄)31本、山内和弘(毎日)28本を下回って以来。また個人の最多は井口の9本。シーズン2桁本塁打なしは球団初、プロ野球でも61年近鉄以来となる。

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「マリンは好き」俊介&井口、FA権行使未定[スポニチ]

海外移籍も可能なFA権を取得しているロッテ・渡辺俊は、今オフのFA権行使に関して態度を保留した。「マリンは好きです。球団とはまだ話していないし、何も決まっていない」。

林信平球団運営本部長は「大事な選手だと思っている。時期は決めていないが(会談は)早い方がいい」とし、近日中にも残留要請を行う意向だ。また、同じく海外FA権を持つ井口も「球団と話し合ってから(決める)」と明言を避けた。

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ロッテ・西村監督「つらく、悔しいシーズン」[サンスポ]

昨季の日本一のロッテは最下位で今季を終えた。西村監督は試合後のセレモニーで「パ・リーグで初めて日本一から最下位。つらく、悔しいシーズン。大変申し訳ない」とファンに謝罪した。

西岡らの抜けた穴を埋められず、故障者も多かった。ただ、若手が成長したのは明るい材料。岡田は外野手のシーズン最多刺殺のプロ野球記録に惜しくも2つ届かなかったが、高い守備力を最後まで見せた。岡田は「試合に出させてもらったから成長できた。来季も続けていく」と意欲を見せた。

井口
「重盗で二、三塁になったので、楽な気持ちで打つことができた。」(5回に2点中前打)
里崎
「流れに乗って打つことができた。1年間、応援してくれたファンへの感謝の気持ち。」(5回に適時打)

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ロッテ・唐川12勝、昨季の倍の勝ち星[サンスポ]

ロッテの唐川が最終戦で12勝目を挙げた。自身初の2桁勝利を挙げ、昨季の6勝の倍となる勝ち星にも「来年は今年以上の成績を残したい」と満足した様子は一切なかった。

8安打を浴びたが、8回を2得点に抑えた。いつものように淡々とピンチを切り抜けていった。向上心の強い22歳は飛躍のシーズンにも「調子が悪い時に、悪いなりの投球ができなかった。心と体のバランスが取れなかった」と反省を忘れなかった。

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ロッテ・井口と渡辺俊、FA権行使を明言せず[サンスポ]

フリーエージェント(FA)権を保持しているロッテの井口と渡辺俊は今季最終戦が行われた22日、ともに権利の行使について明言を避けた。今季が3年契約の3年目だった井口は「球団と話し合ってから(決める)」と話し、渡辺俊は「今は何も決めていない。これから考える」と語った。

井口は昨季途中に、渡辺俊は今季途中にそれぞれ海外FAの資格取得条件を満たした。林運営本部長は「球団にとって大事な戦力です」と話し、今後交渉の場を設ける。

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ロッテの本塁打46本、西武・中村を下回る[サンスポ]

ロッテは先発の唐川が8回2失点の好投で、自己最多の12勝目。9回は薮田が締めくくり31セーブ目を挙げ、今季を締めくくった。

ロッテは54勝79敗11分。敗れれば前年度日本一チームとしては史上初の勝率3割台となったが、勝利で勝率.406。前年度日本一チームとして史上ワーストの1961年・大洋(現横浜、勝率.404)を下回ることは免れたものの、ワースト2位となった。

またロッテのチーム本塁打数は46本。パ・リーグ本塁打王の西武・中村の48本より少なかった。これは1954年、本塁打王は西鉄(現西武)・中西の31本で近鉄のチーム本塁打数27本だった以来57年ぶり3度目の珍事となった。チーム本塁打数が50本を下回るのは1958年、東映(現日本ハム)の40本以来となる。(いずれも2リーグ制の1950年以降)。

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パ・リーグ全日程終了、CSは29日開幕[サンスポ]

プロ野球パ・リーグは22日、QVCマリンフィールドでのロッテ−ソフトバンクを終えて今季のレギュラーシーズン全日程が終了した。セ・リーグは順調にいけば25日に最終戦を迎える。

日本シリーズ進出を懸けたクライマックスシリーズ(CS)はセ、パともに29日に開幕する。ファーストステージ(3試合制)はパが日本ハム−西武、セはヤクルト−巨人の顔合わせ。ファイナルステージ(6試合制)はセが11月2日、パが3日に始まり、リーグ優勝の中日とソフトバンクがファーストステージ勝者と対戦する。

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パ観客動員は微減、試合時間は12分短縮[サンスポ]

パ・リーグはレギュラーシーズンが終了した22日、交流戦を含む今季の観客動員数を発表し、総観客数は977万7852人で、1試合平均は前年比0.6%減の2万2634人だった。

連覇したソフトバンクは1試合平均で前年比6%増となり、229万3899人でトップ。星野監督を迎えた楽天はチームは5位と低迷したが、観客数は2.3%増だった。昨季日本一から最下位に転落したロッテは、東日本大震災による節電策で4月中のナイターを自粛したことも響いて13.8%減だった。

平均試合時間は3時間6分だった。3時間半を超えて新しい延長回に入らない今季の特例措置により、昨季に比べて12分短縮された。

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唐川12勝も…もっと勝たないと[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(22)が自己最多の12勝目を挙げた。8回2失点、無四球の好投で今季最終戦を締めくくり「順位が決まった中、これだけのファンが見にきてくれた。お客さんのために投げた」と笑った。ただ、チームトップの勝ち星にも満足はしていない。今季を振り返り「前半で8勝。15勝、16勝はしていないといけない」と反省の弁を口にした。

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打者一巡で勝ち越し成功![ニッカン]

ロッテが同点の5回、打者9人の猛攻で4点を奪った。無死一、二塁から伊志嶺、岡田が重盗に成功。井口資仁内野手(36)が勝ち越しの2点適時打を中前に運んだ。殊勲の井口は「二、三塁になって楽な気持ちで打つことができた。みんな勝って終わりたい気持ちだし、いいところで打ててよかった」とコメントした。里崎智也捕手(35)の中安などで、この回さらに2点を追加した。

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日本一→最下位「全て反省」[ニッカン]

最終戦を白星で飾ったロッテだが、54勝79敗11分けの最下位でシーズンを終えた。西村徳文監督(51)は今季を振り返り「(最下位の原因に)この部門というのはない。全てにもう1回、反省してやらないといけない」とコメントした。3日間の休養を挟み、26日からは秋季練習、11月2日からは安房鴨川で秋季キャンプがスタートする。「秋のキャンプからしっかりやっていく」と視線は来季を見つめていた。

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横浜、DeNAへの売却は28日に発表[スポニチ]

プロ野球の横浜ベイスターズを保有するTBSホールディングス(HD)と携帯電話向けソーシャルゲームサイト「MobaGe(モバゲー)」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)が28日に球団譲渡について正式発表することが22日、関係者の話で明らかになった。

両社は28日にそれぞれ取締役会を開いて譲渡を承認、日本プロ野球組織への申請を済ませてから発表する予定。売却額は100億円前後になる見込みで、当面は本拠地を横浜スタジアムに残す方針となっている。TBSHDは保有する69.2%の球団株の大部分を売却する。

野球協約では12球団による実行委員会とオーナー会議での承認が必要となる。パ・リーグの一部球団はDeNAの経営の安定性などを不安視し反対している。オーナー会議では4分の3以上の同意を得なければならない。次回のオーナー会議は12月1日に予定されている。

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