わたしはかもめ2011年鴎の便り(10月)

便

10月24日

ロッテ・カスティーヨが帰国、来季は未定[サンスポ]

ロッテのカスティーヨが24日、米国経由でベネズエラに帰国した。来季の契約は未定。昨季、横浜で19本塁打を放ったカスティーヨは6月下旬にロッテに入団。主に4番で86試合に出場し、打率2割6分9厘、5本塁打、34打点だった。

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DeNA横浜で28日新球団発表会見、市と良好関係を[スポニチ]

携帯電話向けゲームサイト「MobaGe(モバゲー)」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)は、横浜ベイスターズを保有するTBSホールディングス(HD)からの球団譲渡を28日に横浜市内で正式発表することが24日、分かった。両社の間では来季も本拠地を横浜に置くことで合意しており、新球団の船出から地域密着をアピールする。

モバゲーが横浜に根付くために動きだした。球団売却に関わる関係者によると「28日に決まった球団譲渡の正式発表でDeNAが横浜で会見を開くことになった」と明かした。同社の春田真会長の強い意向が働いたもので、本社のある東京ではなく、横浜でお披露目式を行うことになった。会見場は調整中という。

同じ轍は踏みたくない。昨年は住宅設備最大手の住生活グループがTBSHDと売却交渉を進めたものの、同社が横浜からの移転を希望して最終的に決裂。交渉過程で移転話が明るみになり、林文子横浜市長や地元企業から強い反発を受けた。さらに横浜スタジアムとの契約問題もネックとなって交渉に影響した。

TBSHDと正式合意に至っても予断は許されない。野球協約では球団譲渡には12球団による実行委員会とオーナー会議での承認がなければ成立せず、オーナー会議での議決には出席者の4分の3以上の賛成が必要となる。DeNAの経営の安定性を理由に長期的な球団保有を不安視する球団も数多く、TBSHDが各球団に説明を続けている。DeNAが地域密着をアピールすることで少しでも球界からの賛同も得られるかもしれない。

◇加地球団社長にTBS経緯説明、監督含む人事言及なし

横浜・加地隆雄球団社長がTBS本社に呼ばれ、親会社のTBSHDからDeNAへ球団売却される経緯の説明を受けた。

TBSHD幹部2人から約1時間説明を受けた同社長は「28日に両社が発表するようです」と説明。本拠地を引き続き横浜に置くこと以外は監督、フロント人事などへ言及はなかったという。横浜市内の球団事務所に戻った社長は、球団職員を集め報告。「お詫びですね。社長としてこんなに厳しい状態で仕事をさせてしまった」と頭を垂れた。

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楽天オーナー代行「新規参入は全会一致が原則」[スポニチ]

DeNA社について、楽天・井上智治オーナー代行は都内で日本野球機構(NPB)の伊藤修選手会担当顧問と意見交換。

新規参入には野球協約で実行委員会、オーナー会議の全出席者の4分の3の承認が必要と定めるが、井上代行は議決には特別利害関係にある横浜の議決権を除くのが原則とした上で「今まで全会一致で多数決を取ることがなかった。新規参入は全会一致が原則だと思う。正式な申請を聞いてから12球団で議論すべき」と持論を展開。12球団なら3球団が反対しても承認されるが、11球団だと承認されないことになる。

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新球団名に「モバゲー」浮上、通常は企業名も秘策あり[スポニチ]

新しい親会社となるDeNAが球団名に「モバゲー」の名称を使う可能性が出てきた。モバゲーは運営するゲームサイトで同社の看板商品で世間の認知度が高い。

ただし球界では球団名には企業名を使うことが常識的で巨人の渡辺恒雄球団会長も以前から商品名を球団名にすることには否定的だった。そのためDeNAはモバゲーの名称を使った球団を運営する子会社を新たに設立することを検討しており、TBSHD関係者も「その方向で動いていると聞いている」と語った。

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