ロッテ・西村監督が26日、QVCマリンで“当たりくじ”ゲットのための験担ぎを公募した。競合必至の東洋大・藤岡の抽選に指揮官が臨むが「験担ぎ?全くないんだよ。どうやったら(当たりくじが)引けるのか、何かあったら教えてください」と熱望したが結果はいかに…。
ロッテがQVCマリンで秋季練習を開始した。
31日まで行い、11月2〜27日は千葉県鴨川市で秋季キャンプに入る。今季は最下位に終わり、西村監督は「反省を踏まえてやらないといけない」と口調を強めた。今オフに大松は外野手から一塁手へのコンバートに挑戦する。野球人生で初めて守るポジションについて大松は「下半身強化にもなる。新たに見えてくることもある」と意欲的に語った。
ロッテ・西村監督が「1番くじ」で東洋大・藤岡の交渉権を引き寄せる。
競合が予想されるが抽選順はロッテが1番。指揮官は「絶対欲しい投手。当たれば最高。去年は(早大・斎藤の)当たりが引かれていたけど、今年は1番最初に引ける」と先手必勝で当たりくじをつかむ。また、永野吉成チーフスカウトは「外れ1位(近大・中後)も競合の可能性が高い」と話し、球団事務所で指名シミュレーションを繰り返した。
ロッテは26日、QVCマリンフィールドで秋季練習を開始した。31日まで行い、11月2〜27日は千葉県鴨川市で秋季キャンプに入る。今季は最下位に終わり、西村監督は「反省を踏まえてやらないといけない」と口調を強めた。
今オフに大松は外野手から一塁手へのコンバートに挑戦する。野球人生で初めて守るポジションについて大松は「下半身強化にもなる。新たに見えてくることもある」と意欲的に語った。
ロッテは12球団で最も早く、6月に藤岡(東洋大)の1位指名を公表した。最後まで高い評価は変わらず、競合を覚悟で指名する。西村監督は「絶対に欲しい選手」と言葉に力を込めた。
この日はスカウト陣が集まり、くじを外した場合の外れ1位のシミュレーションなどを行った。くじを引く西村監督は験かつぎなどは行わないと言い「くじなので分からないが、当たれば最高」と話した。
ロッテ西村徳文監督(51)は自然体で東洋大・藤岡貴裕投手(4年=桐生一)を引き当てる。最大7球団の競合も予想されるが「験担ぎはまったくない。あれば教えてもらいたいぐらいだよ」とリラックスムード。球団として6月に1位指名を発表した即戦力左腕の獲得へ「当たれば最高だよね」と笑顔で話した。
横浜球団を保有するTBSホールディングス(HD)とDeNAが28日に球団譲渡を日本野球機構(NPB)に申請した場合、12球団は臨時実行委員会を11月2日に都内で開くことが26日、分かった。
臨時実行委では審査小委員会を組織し、野球協約第32条に従ってヒアリングなど審査を進めて11月9日の定例の実行委、12月1日のオーナー会議で承認か否かを決定する。各球団は2日までにそれぞれのスタンスを確認して審議。楽天・井上智治オーナー代行は承認には全会一致が必要としたが、中日・佐藤良平球団代表は必要なのは協約の条文通り4分の3の賛同とした。さらに決議に当該球団の横浜を除くかどうかの問題についても「協約に除外規定はない」とした。
TBSホールディングス(HD)から、交流サイト大手のディー・エヌ・エー(DeNA)への横浜の球団譲渡が28日に正式発表されることを受け、日本野球機構は26日までに、臨時実行委員会を11月2日に都内で開くことを決めた。
日本プロ野球選手会の松原徹事務局長はこの日、横浜の球団譲渡問題について「選手が野球に打ち込める環境を整えて欲しい」と要望した。「監督を含め来季の体制が決まらない不安はあるが、選手にとってどんな会社かよりもプレー環境を整備してくれることが第一」と話した。
今季最終戦は22日、本拠QVCマリンフィールドでのソフトバンク戦。僕自身の24試合目でチーム最終戦を任されました。
8回を投げて2失点で12勝目。これまで最高だった昨季の6勝のちょうど2倍になる勝ち星を挙げることができました。でも前半戦で8勝したのだから、15勝、16勝としていないといけない数字。まだまだ物足りないですね。
ソフトバンクとは10月15日が今季初対戦でした。このときはバッターが慣れていないのでタイミングが取れずに凡打してくれた。ただ腕が振れて、最近では1番良い内容だったと思います。腕が振れることで直球にキレが出て、カーブも有効でした。
最終戦も腕が振れていました。最後の最後に調子が良くなってきた。もっと早い段階でいい投球が出来ていれば、チームの位置も変わったと思います。反省点です。
後半失速した原因ですが、シーズン通じて常に状態が良ければいいのですが、そういう訳にもいかない。その状態の悪い時期に、それなりの投球が出来なかった、ということだと思います。いいピッチングをしよう、勝ちたい、という気持ちが強くなりすぎて体のバランスを崩してしまった。腕が縮こまり振れなくなっていました。技術というよりもメンタル面の問題。心と体のバランスをとるのが大事だと思います。
2桁勝利と共に、故障をしないでシーズン通じて投げ続けるというのが目標でした。8月に打球を足に受けしばらく登板出来ませんでしたが、打球を当てたのは自分が下手だから。1年間投げられた、というのは今後にもつながると思います。
シーズンが終わったばかりですが、とりあえず来季の目標は今年以上の成績を残す、というのが1番。来季の開幕試合もQVCマリン。先発でやっているからには、開幕で投げさせてもらいたい。そのつもりでオフにトレーニングをしていきます。今年の悔しい思いを忘れずに、来年のリベンジと、日本一に向けて頑張ります。
プロ野球の横浜球団を保有するTBSホールディングス(HD)と交流サイト大手のディー・エヌ・エー(DeNA)が28日に日本野球機構(NPB)に球団譲渡の申請をした場合、球団代表者による臨時の実行委員会が11月2日に開かれる予定であることが26日、関係者の話で分かった。
実行委ではDeNA社の事業内容などを審査する小委員会の構成メンバーを決めるほか、球団譲渡手続きの進め方を確認する。球団譲渡にはオーナー会議で4分の3以上の同意が必要だが、採決の対象が全12球団なのか当事者の横浜を除いた11球団なのかについても協議する。