わたしはかもめ2011年鴎の便り(10月)

便

10月28日

ロッテ、藤岡1位で入団セレモニー再開[ニッカン]

ロッテが地元・千葉でファンを集めての新人選手入団セレモニーを計画している。ドラフトの目玉だった東洋大・藤岡貴裕投手(22=桐生一)の交渉権を獲得。即戦力左腕に球団は人気面でも期待を寄せており、ファンと直接触れ合う機会をつくることで親近感を持ってもらうのが狙いだ。

12月の入団会見後、千葉市内で400〜500人を集めて実施予定。林球団運営本部長は「地元に紹介する機会を設けたい。選手のモチベーションも違ってくるし、検討しています」と明かした。

昨季はスケジュールの都合で開催されなかったが、以前は恒例行事としてファンの間にも定着していた。今年はドラフト前から復活を検討してきたが、藤岡の指名で一気に具体化。中村球団社長も「地元の応援が大事」と地域密着路線を打ち出しており、まずは地元にルーキーの顔と名前を売り込んでいく。

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藤岡をスターに、新人お披露目イベント復活へ[スポニチ]

ロッテはドラフト1位指名した東洋大・藤岡を売り出すべく、2年ぶりに新人お披露目イベントを復活させる。09年まで新人入団会見後、千葉市内のコンサートホールなどで行っていたイベントで、09年には約400人のファンが詰めかけた。

最速153キロ左腕の交渉権を獲得したドラフト会議から一夜明け、林信平球団運営本部長は「地元のファンに紹介する機会をつくれたらいい。前向きに考えたい」と復活を検討していることを明かした。既に西村監督が藤岡の来春1軍キャンプスタートを明言。同本部長は「ファンに歓迎されることで選手のモチベーションも上がる」とし、球団を挙げてスター候補生を育てる。

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藤岡と左腕王国を、2位指名の近大・中後指名挨拶[スポニチ]

ロッテ2位指名の中後(なかうしろ=近大)が東大阪市内の大学で松本尚樹編成統括、永野吉成チーフスカウトらの指名挨拶を受けた。スリークオーターとサイドを使い分ける最速150キロの変則左腕。

精神的にもタフで「とにかく左には打たれたくない」と話す中後には即戦力の期待がかかる。下敷領悠太スカウトは「全ての球種で空振りが取れて、マウンド度胸も非常に良い」と評価。エース成瀬、ドラフト1位の東洋大・藤岡らとともに左腕王国をつくる。

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球団名「モバゲー」のため社名変更も[ニッカン]

横浜買収を目指しているゲームサイト「Mobage(モバゲー)」の運営会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が、将来的な社名変更を担保に「横浜モバゲー・ベイスターズ」という球団名で球界参入の道を探っている可能性が出てきた。同社の守安功社長(38)は28日、東京・渋谷区の同社前で、「会社名と球団名の問題が残っていると思うんですが、TBSさんとか関係各位と協議していまして、おそらくクリアできるというふうに考えております」と話した。

横浜の親会社TBSホールディングス(HD)と同社は、28日に予定していた球団買収成立発表を延期した。26日に巨人の渡辺恒雄球団会長が、商品名であることを理由に「モバゲー」を球団名にすることに難色を示したことが影響したとみられ、両社は善後策の協議に追われている。守安社長は具体的な内容については言及しなかったが、同日夜、都内で取材に応じた渡辺会長は「親会社の名称を変更するなら問題ない」と発言。手続き上すぐには無理でも「(名称変更の)確約を取って(球界に)入れるとか。一札とって。(両社の)救済策がないか、まじめに考えている」と、将来的な社名変更を担保に「モバゲー」球団名を認める考えを示した。

ただし、社名変更には株主総会の承認が必要。DeNAの定時株主総会は来年6月に予定されている。また、今回の案について、渡辺会長自らが「そういう特例がないか、逃げ道がないか」と話しているように、DeNAの参入自体に反対している楽天などが道義的な問題を指摘する可能性もある。

DeNAの社名
遺伝子を意味する「DNA」と、インターネットを介して受発注や決済、契約などの商取引を行うことを意味する「eコマース」の「e」を組み合わせたもの。同社ホームページでは「私たちは、eコマースの新しい遺伝子を世の中に広めていくDNAでありたいと考えています」と説明している。

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確約できるなら…渡辺会長「球団名モバゲー」特例言及[スポニチ]

巨人・渡辺恒雄球団会長(85)は28日、携帯電話向けゲームサイト「MobaGe(モバゲー)」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)が目指している横浜買収問題について「(球団名が)DeNAっていう名前なら文句ない。子会社の名前を使うのは無理」との見解を示した。

さらに「モバゲーに親会社の名前を変えるなら別。名称変更は手続き上も相当時間がかかる。(名称変更を)確約する、一札入れるとか、何か救済策がないかな」と特例措置にも言及した。

巨人の桃井恒和オーナー(64)も都内の球団事務所で、「モバゲー」という球団名には「一種の商品名だと思うが、チーム名で使うのは引っ掛かる」と指摘。横浜を保有するTBSホールディングス(HD)とDeNAで調整が行われているとの認識を示し「クリアされてくる」との見通しを示した。

また、野球協約ではオーナー会議で4分の3以上の同意があれば球団譲渡を承認できるが、オーナー会議の議長を務める楽天が全会一致を求めていることに「1番おかしいと思ったのは全会一致。議長球団が前段階でああいうことを言うのはルール違反。非常に腹が立っている」と楽天の動きに不快感を示した。

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球団名「モバゲー」でなく会社名「DeNA」で再調整[スポニチ]

DeNAの守安功代表取締役社長(38)が都内で取材に応じ、TBSHDとの買収契約合意へあらためて意欲を示した。当初この日に発表が予定されていた合意は、申請予定だった「横浜モバゲー・ベイスターズ」という球団名が商品の売名行為に抵触するため延期に。

「会社名と球団名の関係という問題が残っていると思いますが、TBSさんとか関係各位と協議し、おそらくクリアできると考えています」と「モバゲー」ではなく、会社名の「DeNA」を入れる方向で再調整する方針。「きっちり前に向けて進んでいます」と買収交渉自体には影響しないことを強調した。

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