10月29日10月29日ロッテの伊志嶺翔大外野手（23）が、ドラフト1位指名の東洋大・藤岡貴裕投手（22）の1年目からのブレークに太鼓判を押した。QVCマリンで秋季練習をした29日、「相手に回したら本当にやっかいなピッチャーですよ。真っ直ぐが良くて、柔らかいフォームからキレのあるボールが来る」と東海大時代の対戦経験から素質を絶賛した。
“ドラ1の先輩”は新人ながら今季126試合、打率2割6分1厘、32盗塁。レギュラーを奪った力をもってしても、藤岡は手ごわかった。昨年の大学ジャパンでチームメート。「一緒にプレーできるのが今から楽しみですね」と喜んだ。
東海大の後輩・菅野智之投手（22）が、日本ハムから強行指名を受けたことには多くを語らなかった。ドラフト会議前は「プロの舞台で、どんどん戦う機会があると思う」と直接対決に胸を膨らませていたが、硬い表情で「特に連絡は取っていません。僕がどうこう言える話ではありませんから」と話した。
ロッテ昨年のドラフト1位・伊志嶺が、黄金ルーキーにプロの心得を伝授する。
ドラフト1位の東洋大・藤岡は大学日本代表のチームメート。「柔らかさがあって球の切れもある。同じチームになったのは心強い」と、1歳年下の後輩の加入を歓迎した。自身は1年目から外野の定位置をつかんだだけに「何位で指名されてもプロに入ったらチャンスは同じ。努力しないと生き残れない」とアドバイス。自身は秋季キャンプに向け「パワーをつけたい」と意気込んだ。
横浜売却問題でDeNA社との交渉を担当しているTBSHD幹部は29日、交渉状況について「週末だから何も動きはない。週明けになったら色々動きがあるのではないか。みんな前向きにやっていますから」と話した。「モバゲー」という球団名が問題とされている中で、前日には巨人渡辺会長が「親会社の名称を変更とするなら問題ない」と発言した。同幹部は「渡辺さんがああおっしゃるということは、検討の余地があるということ」とし、名称問題についてはあらゆる可能性を協議していく方向性を示した。
22日に今季最終戦があり、最下位に終わった。チームの一員として残念だし、責任を感じている。 今季はけがから復帰し、遊撃手という新しいポジションを守ることもあって「チャレンジの年」と位置づけていたのに情けない。
5月に右ひざをけがして開幕から23試合で離脱。8月下旬に3度目の手術をした。約1ヶ月入院し、今は病院と浦和球場に通ってリハビリをしている。まだ歩くことしかできないが、ランニングは12月ごろから始める予定だ。でも、ひざの違和感はもう消えないと思っている。
昨季と今季、二塁へ盗塁した際にけがをした。緊迫した場面や「成功するかな、どうかな」という際どい場面では、どうしても力み、ベース近くでスライディングしたり、「早く着きたい」という気持ちから飛ぶようにベースに滑り込んでしまった。どんな状況でも同じプレーができるようにしなければいけない。
ファンが「T OGINO」のTシャツやユニホームを着て応援してくれるのを、テレビで見て知っていた。「待ってくれてるんやな」と嬉しかった。チームや病院のトレーナーもけがを治そうと頑張ってくれている。それらが心の支えだ。
「遊撃の守備でひざへの負担が大きかったからけがをしたのではないか」と言うファンや友人もいるけど、外野をやっていてもけがをしていたと思う。完全に治っていない状態でプレーしてもだめ。来季は、開幕戦に間に合わせるのではなく、まず完璧に治すこと。そして、何らかの形でチームに貢献し優勝を目指したい。（まとめ・荻野公一）
横浜を保有するTBSホールディングス（HD）からゲームサイト「MobaGe（モバゲー）」を運営するディー・エヌ・エー（DeNA）への球団譲渡が11月4日をめどに正式発表されることが29日、分かった。
当初、28日に予定されていた発表は急遽延期となっていた。DeNAは球団名に商品名「モバゲー」を入れる意向だったが、審査規定の内規に抵触するため再考を余儀なくされていた。巨人の渡辺恒雄球団会長は「（社名を）DeNAからモバゲーにするなら別だが、名称変更は時間がかかる。何か救済策はないか」と特例措置にも言及したが、球団名に「DeNA」を入れる方向で調整している。
週明けにも両社は合意する予定で、発表日に臨時取締役会を開いて最終承認する予定。クライマックスシリーズ期間中だが、TBSHD幹部は「それを考えていると話が進まない。その日（11月4日）を目指す」と話した。